一九四九年、兵庫県生まれ。
はじめまして。宮崎に来て、二十一年が経ちました。碌なこともせずに、生き永らえています。書きたい空間を求めて彷徨っていたら、大学に辿り着きました。
惹かれたアフリカ系米国人作家リチャード・ライトのものを読んでいるうちにアフリカのことを考えるようになり、英語が侵略者の言葉で、今もその侵略が続いていることに気がつきました。アフリカのことをする限りは一度はアフリカに住んでみないと気が引けるなあと、九十二年に家族で二ヶ月半、ジンバブエのハラレで暮らしました。そんなことをしながら、今の豊かな暮らしが侵略者側に立っている日本の方向性のせいだと実感するにつれて、ますます生き難くなっています。
それにつけても思い知るのは、自分の無能力さです。脆くて儚い現実の上に、何か出来ると錯覚しながら生きながらえている自分が恥ずかしいと思いながら、その反省のそぶりも見せない傲慢さです。
どうなるんでしょうねえ。
研究室は福利棟3階英語研究室304です。いつでもどうぞ、珈琲を淹れましょう。
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二〇〇九年四月
タマ