<ご挨拶>
<ご挨拶>
2025年1月の絵「エゾユキウサギとキタキツネ」(2)
寒中 御見舞い 申しあげます。
今年、2025年も、新年のご挨拶には間に合いませんでしたが。本年も、どうかよろしくお願い申しあげます。
私は今も、三毛猫の女の子“ぴのこ”(16歳9ケ月)と一緒に寝ています。
ぴのこは元気ですが。他の猫たちと違う点が2つあります。
1つは、1回の食事の許容量がおおよそ小サジ2杯と、極端に少ないことです。
2つめは。食道の内部に大きな突起があることです。
小さい時から、食べてはもどし、を繰り返してきましたが。レントゲンで調べても、原因はわかりませんでした。
ようやく原因がわかったのは、ほんの2年ほど前。カチンコに固まった小指ほどの毛のかたまりを必死に吐き出したのですが。その一部が大きくえぐられていました。
その形から考えると、ノドから1. 5 cmあたりに大きな突起があり、その部分がとても細くなっているのです。
ずっと試行錯誤を繰り返して、今の<ぴのこのごはん>にたどりつきました。
(1)小さなスポイトで少量のくず湯を飲ませる。(このことで、ノドの通りがよくなるようです。)
(2)小粒のカリカリを20個あげる。(いろいろ試して、この数ならもどさないとわかりました。)
(3)食べ終わるとすぐ抱きあげて、100歩歩く。(3~4分かかりますが、その間に食べた物が何とか下へ通るようです。)
ただ、ぴのこは食欲があり、それだけでは足りず、もっとほしがります。
けれど、すぐ追加をあげると即もどしますので、15分待ちます。
(4)そして、2種類の小皿をあげます。小皿にはそれぞれ、小サジ1杯のくず湯と、自家製だしスープを入れ、うえにパウチ、カンづめを少しずつのせています。
これが<ぴのこのごはん>の1セットです。
夜なか、これを4~5回繰り返すと、朝の9時頃となり、さすがのぴのこも深く眠り始めます。
昨年の個展以降、相方が昼の部(2時間おきのごはん)を担当してくれますので、私はこの時を待って部屋を移り、夕方近くまで眠ります。
一日中ぴのこと一緒だった昨年とちがい、まとめて眠れますので、ありがたい!のですが。目覚めて、夕暮れ時“あーあ、今日もたくさん寝てしまい、何もできなかった‥‥”と、後悔する日々です。
先日も“何もできずに1月が終わってしまった”と嘆く私に、娘が“心配することはないよ。世の中のたいていの人がそう思っているから”と慰めて(?)くれました。“でも、私には(絵の)〆切りがあるから‥‥”とつぶやくと、“〆切りなら、世の中の人、みーんな<人生の〆切り>があるから。大丈夫だよ!”と言われ“そうかあ‥‥”と、よくわからないまま納得しました。
2025年9月の絵「青い街(2)ぴのことジョバンニ」
私があまり意味のない後悔をくりかえしている間にも、季節は静かに移っています。
庭には今年も、春の早い前ぶれのように、水仙が咲き始めました。
2010年カレンダー1月 水仙(1)
水仙(2)
水仙(3)
2024年カレンダー2月 「ベティと水仙」
2011年カレンダー2月 「ぴのこと水仙」
ひっそりと香る水仙の後には、まもなく、梅の花も咲きはじめます。
花カレンダー2009年2月 梅(1)
梅(2)
かわいい梅の花と一緒に、動物たちも描きました。
2014年2月の絵 「ぺぺとリリと梅」
2012年2月の絵 「シンディと梅」
2010年 表紙の絵「ぴのこと梅」(1)
2021年「ぴのこと梅」(2)表紙と2月
まだしばらくは厳しい寒さが続きそうですが。
春は、きっともうすぐですね。
皆様、どうかご自愛下さいませ。 かしこ
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.