2020年のカレンダー

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今までのカレンダー(2004年~2021年)作業中

今まで作ったカレンダーです

 

「私の散歩道2021~犬・猫・ときどき馬」

 

 

「私の散歩道2020~犬・猫・ときどき馬」

 

 

「私の散歩道2019~犬・猫・ときどき馬」

 

 

「私の散歩道2018~犬・猫・ときどき馬」

 

 

「私の散歩道2017~犬・猫・ときどき馬」

 

 

「私の散歩道2016~犬・猫・ときどき馬」

 

 

「私の散歩道2015~犬・猫・ときどき馬」

 

→「私の散歩道2014花」(作業中)

 

「私の散歩道2014~犬・猫・ときどき馬」

 

 

「私の散歩道2013~犬・猫・ときどき馬そして鸚鵡~」

 

 

→「私の散歩道2013花」(作業中)

 

「私の散歩道2012~犬・猫・ときどき馬~」

 

 

「私の散歩道2011~犬・猫・ときどき馬~」

 

 

→「私の散歩道2010」(作業中)

 

 

→「私の散歩道2011花」(作業中)

→「私の散歩道2010」(作業中)

→「私の散歩道2010花」(作業中)

→「私の散歩道2009花」(作業中)

 

「私の散歩道2009」

 

 

 

→「2008年」(作業中)
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→「2004年」(作業中)

(2004年~2008年は世の中に一つだけのカレンダーです。)



小島けいのエセイ~犬・猫・ときどき馬~⑧:「桜舞う」(2021年4月)

続モンド通信 29(2021年4月20日)

小島けいのエセイ~犬・猫・ときどき馬~⑧:「桜舞う」(小島けい)

のあと桜:カレンダー「私の散歩道2010~犬・猫ときどき馬~」4月原画

春は桜、ですが。

今年の3月は慌ただしく、一瞬住宅地横にある小高い公園を訪れただけでした。

私が絵を仕事として描き始めたきっかけは、横浜の小さな出版社<門土社>の社長さんから“装画を書きませんか”と声をかけていただいたことでした。

その社長さんは、東大の医学部を卒業した時、お父様から病院を建てるようにと送られたお金で、かわりに出版社を立ち上げたという変わった方です。

いわば、独断と偏見の固まりのような人でしたが。そのおかげで、何故か相方を弟のように気に入って下さり、私まで気にかけていただきました。

装画を描き始めた頃は、花のシリーズを二つ担当していましたので、ずいぶんと長い間花ばかりを描いていた時期があります。

その頃のことを→「のあと桜」(私の絵画館4 モンド通信 No. 20:2010年3月21日)という題で、次のように書きました。

 

「花を描く時は、できる限り本物の花を目の前にして描きたい、と思います。色も形も香りも、自然に勝るものはないと思うからです。

そのためモデルとなる花を手に入れるのは、ひと苦労です。花屋さんで買うことのできる場合はまだ楽ですが、桜となるとそうはいきません。★ 続きは題をクリック ↑

桜はたいてい街路樹として植えられていたり、公園のなかにあります。大きな声ではいえませんが、絵を描くためとはいえ、公共のものを幾枝かいただくわけですので、非常に気を遣います。

避けられればよいのですが、たとえばずっと以前に描いた装画の場合、本の題名が「桜殺人事件」となっていましたので、桜以外の花は考えられませんでした。

『桜殺人事件』(門土社総合出版、1994/8/4)表紙絵

「本紹介16 『桜殺人事件』」

 その時は、雨の夜を選び、いよいよ決行という時。あさはかな私は、目立たないためには黒しかない、と思いました。黒の上着、黒のズボン、黒の長靴、黒の帽子。手には大きな黒の旅行バッグと黒の傘。

いざ出発、とでかけましたが、目的地の公園までには、車の通る道路を歩かねばなりません。夜遅めの時間を選んだつもりでしたが、車は思いのほか通っていました。でも、花泥棒をするわけですから、ライトに照らされて顔を見られてはいけません。対向車のライトが近付くと、黒装束で、散歩には不似合いな大きな旅行バッグをさげた相方と私は、パッと傘を下にさげ、顔を隠して通りすぎます。

その夜、そんな苦労をして、ほんの幾枝かをいただきました。

後日、お友だちのご夫婦に、その雨の夜の出来事を話したら、そんな不自然な格好をしていたらそれだけで目立ちすぎでしょう、と大笑いされてしまいました。なるほどなあ、と納得してからは、さりげない格好をして、さりげない大きめの袋をもって、桜の木に近付くようになりました。

今回、桜を見上げているのは、猫の“のあ”。7年前、渋谷中央郵便局の前で、生まれて間もない状態で泣き叫んでいたのを、娘が保護しました。

今では、この家で、新しい猫ファミリーと少し距離を保ちながら、犬のように人懐っこくすごしています。」

 

何年か前、私の絵の数少ない理解者であり、お友だちでもあった編集者の方が旅立たれました。明日手術で入院、という時電話があり、「退院したら、またお電話しますね」と約束して下さいましたが。電話の無いまま、長すぎる闘病生活となりました。

彼女を見送った数年後、30年以上家族のように接して下さった社長さんも、あちらの世界に逝ってしまわれました。

やはり桜は、美しすぎて、儚すぎます。

のあと桜:カレンダー「私の散歩道2010~犬・猫ときどき馬~」4月



私の絵画館:「桜舞う(馬と桜)」(2021年4月)

私の絵画館:桜舞う(馬と桜)(小島けい)

この絵は、今まで描いてきた馬の絵のなかでも大好きな一枚です。

桜舞う:カレンダー「私の散歩道2011~犬・猫ときどき馬~」4月

 モデルの馬は<スカイ>と<マックス>。どちらも私が牧場に通い始めた頃、そこで産まれました。

当時は夕方頃になると、他の馬たちと一緒に広馬場に放たれて、楽しそうに走っていました。ずいぶん以前の風景です。

数年後二馬とも、それぞれの経緯で、次の場所に移って行きました。

「桜舞う」と題した絵そのものも、九州芸術の杜で個展をしていた時、四国から来られたお二人(お母さんと娘さん)の、お母さんが気に入って下さり、ご購入されました。

桜の季節が巡ってくると、もう手元にはありませんがいつもこの絵を思い出します。そしてスカイとマックスは元気でいるかなあ?と、祈るような思いになります。

 

花のなかでも、私にとって描くのが一番難しいのが桜です。(桜①②③④)

(桜①)

(桜②)

(桜③)

(桜④)

それでも、動物たちと一緒に何枚も描いてきました。(桜と猫①②③)

(桜と猫①)ノアと桜:カレンダー「私の散歩道2010~犬・猫ときどき馬~」4月

(桜と猫②)サクラちゃんと桜:カレンダー「私の散歩道2013~犬・猫ときどき馬~」4月

(桜と猫③)シロちゃんと桜:カレンダー「私の散歩道2014~犬・猫ときどき馬~」4月

犬と桜①②

カレンちゃんと桜:カレンダー「私の散歩道2012~犬・猫ときどき馬~」4月

ナナくんと桜:カレンダー「私の散歩道2015~犬・猫ときどき馬~」4月

犬と猫と桜

犬(ゴースケくん)と猫(さくらちゃん)と桜:カレンダー「私の散歩道2019~犬・猫ときどき馬~」表紙



小島けいのエセイ~犬・猫・ときどき馬~⑦:「猫の時代」(2021年3月)

続モンド通信 28(2021年3月20日)

小島けいのエセイ~犬・猫・ときどき馬~⑦:「猫の時代」(小島けい)

毎年3月になると、今年で何年目?と数える日があります。それが3月31日です。

この日が、のら猫<よんちゃん>が家猫<アリス>となった日で、さらには私たちの<猫の時代>の始まりでした。。

それまで私は、小さい頃から母に言われた<猫はよそ様に迷惑をかけるから、家では飼えないのよ>という言葉が頭から離れず、ずっと見ないように努めてきました。まだ<家猫>という概念も、なかった時代でした。

けれど、19年前の春、突然、帰ってきた娘のジャンバーの中から子猫が顔を出しました。渋谷で保護したノアという子でした。以来、何年間かは、犬(ラブラドール)の三太と猫のノアの共同生活が続きました。いわば、私たちの<犬の時代>から<猫の時代>への移行期でした。

のあ:カレンダー「私の散歩道2018~犬・猫ときどき馬~」1月

私の<相棒>だった三太が、2008年1月7日に旅立った後。茫然自失の状態だった私たちと、急に一人ぽっちになって眠る時間が多くなったノアでしたが。3月31日を境に、とても寝てなどいられない事態となりました。

三太:カレンダー「私の散歩道2020~犬・猫ときどき馬~」7月

その頃のことを、私は2009年11月の絵画館で、次のように書きました。

この絵画館の連載を始めて間もない2010年1月に、次のような文章を書きました。→私の絵画館1「母親になった猫」(モンド通信 No. 16:2009年11月29日)

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母親になった猫

二年前の夏の終わり。犬の三太と近くのキャンパスを散歩していた時、グランドの近くに、小さな黒いものがちょこんと座っていました。夕闇のなかよく見ると耳の大きな子猫で、一瞬の後、ピャーと走り去りました。★ 続きは題をクリック ↑

その二ヶ月後。同じ場所に黒いものが座っていました。その時も一瞬見つめあった後、大きくジャンプして消えました。闇に浮かんだシルエットは、ガリガリすぎる子猫でした。
寒さは日々厳しさをましており、その子は1週間ももたないだろうと思われました。わたしたちはその夜から朝晩エサを運び始めました。
これが、後の「アリス」との出会いでした。
しばらくの間、エサはいつもなくなっていましたが、姿は全く見えませんでした。二ヶ月をすぎた頃、ようやく離れた校舎の片隅に小さな姿を見るようになりました。
三ヶ月を過ぎると、物陰で待っていて、姿を見ると飛び出してくるようになりました。なかなか触われませんが、エサを食べ始めた時だけ抱くことができるようになりました。
私たちが遅くなった日には、ずいぶん手前の植え込みまで迎えにきたり、食べ終わった後に、近くを散歩している私たちをみつけると、ついて来ようとし始めました。
簡単に身体に触れることはまだできなくても、「車が危ないからお帰り」と追い返すのが、だんだんつらくなってきました。
そうして、昨年の三月三十一日、私たちは一大決心をして、キャンパスに向かいました。
いつものように食べ始めた時をねらって、相方が抱きあげ、間髪を入れず私が洗濯網をかぶせ、大暴れする子を家に連れて帰りました。
そして、仮に「よんちゃん」と呼んでいたのら猫は、新しい名前、不思議の国からきた「アリス」となりました。
全く気付かなかったのですが、その時アリスのお腹には、すでに赤ちゃんがいました。
四月二十四日、アリスは五匹の子猫のお母さんになりました。

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五匹生まれた子猫のなかで、元気な男の子<きちゃん>と、二匹の美人猫<さやちゃん><Mちゃん>は、それぞれ優しいご家族と出逢うことができ、今も楽しく暮らしています。

結局、お母さんのアリスの元には、誰よりも気が弱くて寂しがりやの男の子、黒猫の<ジョバンニ>と、獣医さんから生まれつき胃腸が弱いと言われた三毛の<ぴのこ>が残りました。

「梅と猫(ぴのこ)」

梅とぴのこ:カレンダー「私の散歩道2010~犬・猫ときどき馬~」表紙・2月

「水仙とぴのこ」

水仙とぴのこ:カレンダー「私の散歩道2011~犬・猫ときどき馬~」2月

向日葵とジョバンニ:カレンダー「私の散歩道2011~犬・猫ときどき馬~」8月

三匹とも、見た目はあまり変わりませんが、今年で13年目。それなりの<お年>ですので、この子たちと一緒に、穏やかに一日でも長く元気にすごしたい!と、毎日祈るような思いです。

のあと三太とねむの花:カレンダー「私の散歩道2018~犬・猫ときどき馬~」8月

三太と海:カレンダー「私の散歩道2017~犬・猫ときどき馬~」8月



私の絵画館:「早春の馬」(2021年3月)

続モンド通信 28(2021年3月20日)

私の絵画館:早春の馬(小島けい)

ぼんちゃん

まだ雪の残る草原を走るのは<ぼんちゃん>です。

元馬主の獣医さんは、毎月、札幌と宮崎2軒のお家を行き来しておられるお元気な方ですが。還暦を期に、長年一緒に競技に出ていたぼんちゃんを、宮崎のお友達の牧場に譲られました。ぼんちゃんの目には、暖かい気候がよいとのご配慮もあったそうです。

その牧場が私が乗馬で通う<カウボーイアップランチ>です。

ぼんちゃんは、一時足を痛めたり、左目が見えなくなったりはしていますが、いつも広馬場に一番近い厩舎にいて、私が牧場に行くと<早くニンジンちょうだい!>と、今もまだまだ元気です。

絵はぼんちゃんが以前すごしていた十勝の早春の風景のなかで、楽しそうに走っている姿を描きました。

ぼんちゃん:カレンダー「私の散歩道2021~犬・猫ときどき馬~」3月



小島けいのエセイ~犬・猫・ときどき馬~⑥:「梅見月に」(2021年2月)

続モンド通信 27(2021年2月20日)

小島けいのエセイ~犬・猫・ときどき馬~⑥:「梅見月に」(小島けい)

 今年はあやうく、梅の香りを楽しむことなく<梅の季節>がすぎてしまうところでした。

ただ先日、思いがけず、雑木の中でひっそりと咲く一本の梅を見つけました。小さい枝を2本だけいただいて帰り、その枝に咲く数えるほどの梅の花で、奥ゆかしくてほんのりと甘い梅の香りを、一年ぶりに味わうことができました。

①「梅1」

②「梅2」

③「梅3」

④「梅4」

梅と前後して、あちらこちらの野原や庭で涼やかな香りを放つのは水仙です。

⑤「水仙」

水仙には特別の思いがあり、この絵画館の連載を始めて間もない2010年1月に、次のような文章を書きました。→「水仙」(モンド通信No. 18:2010年1月)

画像

花はどれもいとおしいと思いますが、なかでも一つだけ、と言われれば、水仙かも知れません。
三十年前の二月十一日、産前休暇に入ったばかりの私は、朝の新聞記事のなかに「淡路の水仙峡」という文字をみつけました。★ 続きは題をクリック ↑

かなり大きなお腹でしたが、とりあえずはまだ子供のいない身軽さで、何の計画性もなく、昼前にでかけました。
明石海峡を船で渡り、岩屋というところからバスで洲本へ。そこから水仙峡までまたバスで30~40分。
ところが、最後に乗ったバスが、途中で止まってしまいました。詳しくは忘れてしまいましたが、一本道が通れるようになるまで2時間以上も待ったでしょうか。

冬の日暮れは早く、ようやく水仙峡にたどりついた時は、もう夕闇がせまっていました。
けれどそのおかげで、観光客はみなひきあげ、茶店の歌謡曲も終了。最終のバスに乗ってきた数人だけが広い畑にちらばり、海へと続く水仙の花々を満喫することができました。

いつのまにかすっかり暮れてしまった静寂のなか、色で描くならレモン色の涼やかな、それでいてどこか優しい水仙の香りにつつまれ、そうっと畑に身をしずめたままひとときをすごしました。

それ以来、水仙は私にとって特別の花になりました。

子供が産まれた後に引っこしたマンションは、ドアから北風が吹きこむ、というので、急きょ内側にもう一枚ドアを作ってもらいました。

殺風景な木のドアの一面に、私はあの日の水仙峡を描きました。

次の転居でその絵は散逸してしまいましたが、今度はたくさんの方たちにみていただけるよう大きなスケッチブックに描きたい、と思っています。

梅も水仙も大好きな花ですので、動物たちと一緒に、何枚も描いてきました。

⑥「梅と猫(ぴのこ)」

⑦「梅と猫(眠るぴのこ)」

⑧「梅と猫(梅ちゃんとさくらちゃん)」

⑨「梅と犬(ぺぺ)と猫(リリ)」

⑩「梅と馬(シンディ)」

⑪「水仙と犬(コロちゃん)」

⑫「水仙と犬(バーニー)」

⑬「水仙と猫(ぴのこ)」

⑭「水仙と馬(ベティ)」

⑮『ティアラを掘り出せ』表紙絵→『ティアラを掘り出せ』(門土社総合出版、1994/3/1)

梅と水仙の後を追うように、かわいいマリのような花をたくさん咲かせるのが沈丁花です。

⑬「沈丁花」

この花の甘いしっとりとした香りが漂い始めると、春はもう、すぐそこです。



私の絵画館:「梅と猫(うめちゃんとさくらちゃん)」(2021年2月)

続モンド通信 27(2021年2月20日)

私の絵画館:梅と猫(うめちゃんとさくらちゃん)(小島けい)

うめちゃんとさくらちゃん

うめちゃんとさくらちゃん:カレンダー「私の散歩道2021~犬・猫ときどき馬~」2月

梅の木の枝で見事なしっぽを見せているのは、うめちゃんです。

何年か前の梅雨の頃、飼い主さんは雨に濡れた子猫と出逢ってしまいました。お家にはすでに、さくらちゃんという猫とゴースケくんという犬(パピヨン)がいましたが。心優しい彼は子猫を抱きあげずにはいられませんでした。

そうして、前の猫が<さくらちゃん>ですので、今度は男でも女でもうめちゃんで決まり!となりました。

ゴースケくんとさくらちゃん

ちなみに、りっぱなしっぽの<うめちゃん>は、男の子です。

うめちゃんとさくらちゃん:カレンダー「私の散歩道2019~犬・猫ときどき馬~」表紙絵



私の絵画館:「のあちゃんとスイートピー」(2021年1月)

続モンド通信 26(2021年1月20日)

 

私の絵画館:<のあちゃんとスイートピー馬>(小島けい)

のあちゃん

美しい白浜海岸の、すぐ前のお家で暮らしている<のあちゃん>です。しばらく前に見送ったラブラドール・レトリーバーの<ダンク>の後を引きうけ、日々ご家族に明るさを届けています。

ダンク

絵の<モデルさん>として、この犬種<トイ・プードル>と初めて出会ったのは、大分県飯田高原の<九州芸術の杜>で、個展をしている時でした。→ 「2012年個展報告」

ある日館長さんが<先日来ていた方が、またいらっしゃいましたよ>と一人の女性を紹介してくれました。彼女は<個展を見て帰った後、青い絵がどうしても忘れられず、また来ました>と言われました。

その年、個展会場<ギャラリー夢>の入口近くに2枚の馬の絵を飾りました。左側に<山桃の樹の下で>を、右側に<秋立ちぬ>という絵を置きました。

山桃の樹の下で

秋立ちぬ

彼女の<青い絵>というのは、左側の絵でしたが。改めて2枚を前にして、ずいぶん長い間迷われた後、やはり左側の<青い絵>を選ばれました。

そしてさらに、大人しく抱かれているピースちゃんの絵もご注文下さいました。ピンクが大好きということで、ピンクの服を着たまっ白な毛のピースちゃんとピンクのバラで、この絵ができました。

ピースちゃんとバラ

次に描かせていただいたのは、アビシニアンという種類の猫リリちゃんと一緒に住んでいる愛らしいグレーの毛の男の子ペペちゃんです。見るからに高貴な猫ととっても愛らしい犬ちゃんの対比がかわいくて、白い梅と一緒に描きました。

リリちゃんとぺぺちゃんと梅

3枚目はチャイニーズ・クレステッドという珍しい犬種の<レオンくん>と一緒に住んでいる<バーディくん>です。飼い主さんは、フェルト・アートの先生です。

レオンくん

見るからにかわいいバーディくんは、やはり可憐な忘れな草の花と一緒に描きました。

バーディくん

4枚目は、モクくんとスノーマンです。小さい頃から大好きな毛布と一緒に、とのご希望で、この絵になりました。

モクくんとスノーマン

モクくんも、お写真を送っていただき絵を描きましたが。翌年の個展で実際に会うことができ、ビックリ。これまで会ってきたトイ・プードルとは大きさが違いました!よく見かける犬ちゃん達の4倍くらいもあったのです。椅子に座っておられるお母さんの膝の上で、今にもはみ出しそうで、笑ってしましました。

大きくても、愛らしさは全く同じでしたので、まさかそのような大きな子とは、想像もしませんでした。

そして、5枚目となるのあちゃんです。モクくんの時もそうでしたが。そのままで愛らしいだから、他の要素は、ほぼ何も加えなくてよいのではないか、と最近では思うようになりました。そのためスイートピーの花を一緒に描きましたが、できるだけのあちゃんのかわいらしさの邪魔をしないようにと、気をつけて描きました。

一緒に暮らしていると、犬も猫も、きっとその他の種類の子たちもみんな、そのままで十二分に可愛いのだと、つくづく思います。

のあちゃん:カレンダー「私の散歩道2021~犬・猫ときどき馬~」1月