about

英語科および教員についてです。

英語科について

所属と教員について

2009年度4月現在、所属は医学科社会医学講座英語分野で、玉田吉行(教授)、横山彰三(准教授)、Michael Guest(准教授)、Richard White(招聘講師、2005年4月より2011年3月まで)、南部みゆき(GP予算措置による専任講師、2008年11月より2011年3月まで)の5人の教員がいます。
  旧宮崎医科大学では開学時より一般教育に所属し、英語学科目の専任教員が3名(外国人教師1名を含む)いましたが、看護学科増設に伴い1名増員(ただし、当初は看護学科の専任教員に流用されて実質増員はなし)され、その後外国人教師枠廃止に伴い、外国人教師枠が全学ポストの招聘講師枠に振り替えられ、看護学科増設に伴う専任枠が割り当てられ、専任4名体制となっています。現在はGP予算措置による専任講師(2008年11月より2011年3月まで)が加わり、5名の教員がいます。
統合時は一般教育に所属していましたが、翌年に現在の所属(医学科社会医学講座英語分野)になり、現在に至っています。

授業について

主に医学部(医学科・看護学科)1・2年生の英語科目を担当しています。教養科目については全学出動体制を取っていますので、Whiteは他学部の英語科目、玉田、横山は主題教養科目(現在は南アフリカ概論、イスラム文化論)を担当しています。
横山は教育文化学部大学院修士課程日本語支援教育専修の科目も担当しています。
国際化が進み、インターネットで発信される情報量も増えるにつれて、英語の必要性も増していると思われますが、現実には様々な問題点が潜んでいます。
入学のためにやってきた英語が実際には「使えない」場合も多いですし、やるつもりはあってもカリキュラムで求められる知識量が膨大でなかなか英語に時間が割けないという現実もあります。従って、私たち教員の側も、多様化するレベルやニーズを知り、教養英語教育から専門英語教育への橋渡し、さらには卒業後の社会への橋渡しの役割を担えるように対応していく必要がありますし、対応していきたいと考えています。
2005年度から医学科で、2006年度から看護学科では、海外実習に備えてのEMP講座を実施しています。最初は医学科4・5年生のEMP、看護学科3・4年生のENPで始めましたが、現在は医学科2・4・5年生のEMP、看護学科2・3年生のENPが正式な選択科目としてカリキュラムに入っています。
病院看護部の看護師のENP(N_ENP)も2006年度から実施しています。
本年2009年度から、事務職員向けのEMPも実施に向けて準備中です。

EMPについて


(追って掲載します)
   

EMPについての外部資金


(追って掲載します)
   

研究活動について

  玉田は、文学の研究をやっており、Richard Wright(アメリカ)、Alex La Guma(南アフリカ)、Ngugi wa Thiong’o(ケニア)の文学作品・作家研究が中心です。最近は医学と文学の狭間からみたアフリカとエイズについて考えるようになっています。  平成15年〜平成18年に基盤研究(C)(2):「英語によるアフリカ文学が映し出すエイズ問題 −文学と医学の狭間に見える人間のさが」(2500千円)、平成21年〜平成23年に基盤研究(C)(2):「アフリカのエイズ問題改善策:医学と歴史、雑誌と小説からの包括的アプローチ」(3300千円)、で科学研究費補助金を交付されています。

  横山は、中東地域(イラン、アフガニスタン)の言語文化研究(ペルシア語、パシュトー語の統語論など)とESP (English for Specific Purposes) 理論に基づいた英語教育研究を行なっています。平成15〜平成16年度に基盤研究 (C) (1)で3200千円の科学研究費補助金を交付され、安浪誠祐(熊本大学)、山内ひさ子(久留米工業大学)、中野秀子(九州共立大学)、川北直子(宮崎県立看護大学)各氏と、『ESP教授法に基づく大学専門英語教育のための効果的シラバスと教材開発の研究』の共同研究を行ないました。「文科省2004年度海外先進教育実践プログラム」に「イスラムに関する教育プログラムの構築」が採択されて、2004年11月から2005年7月までイランのテヘランに滞在中しました。滞在中の便りは「イラン通信」に掲載しています。

  Michael Guestは、個人間及び社会言語を中心とする、会話言語形態の研究、現在の教育理論の批判の上に立ち、異文化を導入するための教育用教材の研究を行なっています。

  Richard Whiteは、語彙形式、語彙形成、語源などの研究を行なっています。

南部は「円滑な看護師と患者とのコミュニケーション」の観点から、医療という制度的な場面における会話分析を研究しています。英語圏の看護師と患者の会話データを、「話ことばコーパス」として構築し、Brown and Levinson (1987) のポライトネス理論を中心に、データの語彙や表現を分析する方法について研究しています。分析結果は、実践に基いた看護英語教育の教材化として開発することを視野に入れています。また、日本人と英語圏の人がお互いに意思疎通をはかるときに陥りやすい「コミュニケーション・ギャップ」にも関心があり、言語面の問題を中心に、医学科の授業でも取り上げています。

教員一覧

玉田吉行
玉田吉行のプロフィール、近況です。(ワードファイル版はこちら
横山彰三
横山彰三のプロフィール、近況です。(ワードファイル版はこちら
Michael Guest
Michael Guestのプロフィール、近況です。(ワードファイル版はこちら
Richard White
Richard Whiteのプロフィール、近況です。(ワードファイル版はこちら
南部みゆき
南部みゆきのプロフィール、近況です。(ワードファイル版はこちら
Copyright © 2004-2005 د انگریزی دایره.  All rights reserved.