本紹介32  『真鶴の歴史を探る』

本紹介32 遠藤勢津夫著『真鶴の歴史を探る』(1996/12/24)の表紙絵で、真鶴の景色を描いています。

 

 

人の世は夢
夢の中の旅
果てなき道を
たどるうちに
にわかにさめて
何も残らぬ

(帯より)

 

冬枯れの枝越しに博物館の建物を見ながら上野公園を歩いていたところ、急に胸に痛みが走るのを覚えた。といっても心臓の痛みではない。心の深いところにある、あまり思い出したくない、それでいて懐かしい思い出に触れたときの痛みだったようだ。何を思い出そうとしているのか、なおはきりせぬままに博物館の前まで来たとき、ぼくの内に三十年前、いやほとんど四十年もの昔に初めて作った「同人雑誌」なるものに載せた小文「博物館」の冒頭のくだりが、忽然として蘇ったのである。(「序」より)

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最終更新日: 2009年 4月 9日 11:09 PM   カテゴリー: 本(装画・挿画), 絵画, 風景
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