新作です2011/7/13:ももちゃんとひまわり
5月の半ば以来、体調が悪かったことやインターネットの調子が悪かったこともあって更新出来ず、新作がたまってしまいました。5月半ばからの分に続いて7月の新作を紹介します。
小島けいのカレンダー『私の私の散歩道2012~犬・猫・ときどき馬~』の8月に収載予定です。
出版社門土社(横浜)のメールマガジン「モンド通信」(MonMonde)の「私の絵画館」に連載中です。No. 35(2011年8月10日)に収載分の「ももちゃんとひまわり」です。
ももちゃんは宮崎県に済んでいた、通称キャバリア(正式にはキャバリア・キングチャールズ・スパニエル )という犬ちゃんです。
飼い主さんのところで小さい頃から育てられたのではなく、何才かのときにもらわれてきました。(正確にはわかりません。)
ももちゃんは以前飼われていた時に、虐待を受けていたらしく、新しいお家に来てからも、人間に警戒し、誰にもなつきませんでした。
そんなももちゃんでしたが、今の飼い主さんが何ヶ月も根気強く優しく接し続け、半年以上すぎて、ようやく触れることができるようになったそうです。
それでも、亡くなる時まで、他の人間にはまったくさわらせませんでした。家族だけに心を許し、その身体に触れることができたのです。
お預かりした写真の表情は明かるくほがらかで、心の奥底に深く傷ついた部分をかかえていたことなど、想像することもできません。
ももちゃんが今のお家で、愛情をいっぱいに受けて暮らすことができたこと、ほんとうによかった!と思います。
ひまわりの花が一番似合う子でした、という飼い主さんのお言葉を聞き、ひまわり畑で楽しそうに遊ぶももちゃんを描きました。
ひまわりについては→「向日葵とジョバンニ」と→「向日葵(ひまわり)」とモンド通信の→「向日葵とジョバンニ」もご覧下さい。
ぶらっくママ says:
こんにちは。
先日は、大勢で押し掛けてご迷惑をお掛けしました。
昨日、モモちゃんが我が家に帰ってきてくれました。
包を開けて、向日葵に囲まれた笑顔のモモを見たら涙があふれてしまいました。
甘えん坊で食いしん坊で、心穏やかだったモモ。
あまり他人に笑顔を見せる事は無かったですが、本当に笑顔の優しい子でした。
こんなに優しいお顔のモモを描いて下さってありがとうございます。
愛犬との別れは何度も経験してますが、この子は特殊な犬生だったので・・・。
今回は、ご縁を紡いで下さった皆さんに本当に感謝しております。
ありがとうございました。