私の絵画館20:ももちゃんとひまわり
私の絵画館20:ももちゃんとひまわり
ももちゃんは宮崎県に済んでいた、通称キャバリア(正式にはキャバリア・キングチャールズ・スパニエル )という犬ちゃんです。
飼い主さんのところで小さい頃から育てられたのではなく、何才かのときにもらわれてきました。(正確にはわかりません。)
ももちゃんは以前飼われていた時に、虐待を受けていたらしく、新しいお家に来てからも、人間に警戒し、誰にもなつきませんでした。★ 続きは題をクリック ↑
そんなももちゃんでしたが、今の飼い主さんが何ヶ月も根気強く優しく接し続け、
半年以上すぎて、ようやく触れることができるようになったそうです。
それでも、亡くなる時まで、他の人間にはまったくさわらせませんでした。家族だけに心を許し、その身体に触れることができたのです。
お預かりした写真の表情は明かるくほがらかで、心の奥底に深く傷ついた部分をかかえていたことなど、想像することもできません。
ももちゃんが今のお家で、愛情をいっぱいに受けて暮らすことができたこと、ほんとうによかった!と思います。
ひまわりの花が一番似合う子でした、という飼い主さんのお言葉を聞き、ひまわり畑で楽しそうに遊ぶももちゃんを描きました。
ひまわりについては、「小島けいの絵のblog: Forget Me Not」の→「向日葵とジョバンニ」と→「向日葵(ひまわり)」 「ももちゃんとひまわり」 と→「向日葵とジョバンニ」もご覧下さい。
執筆年
2011年
収録・公開
→「ももちゃんとひまわり」(No. 36:2011年7月27日)