小島けいのジンバブエ日記:4回目8月1日(小島けい)

                               「続モンド通信12」、2019年11月20日)

小島けいのジンバブエ日記:「4回目8月1日」(小島けい)

 

8月1日(晴れ) ゲイリーの家族来宅」

「小島けいのジンバブエ日記」の4回目です。

 

ゲイリー

 

庭番のゲイリーは背の高いショナ人です。給料は番犬のえさ代よりも安いのですが、敬虔なクリスチャンの彼は全く不平を言わず、そして正直です。

 

ゲイリーとデイン

 

 その彼の家族が、冬休みを利用してやって来ました。ゲイリーはガレージの裏のベッドも何もない部屋に住んでいますが、家族が一緒に暮らすことのできる貴重な日々を、彼らは遠慮がちに楽しんでいました。

 

ゲイリーと家族

 奥さんのフローレンスはほっそりとした美人です。私はさっそく絵のモデルを頼みました。娘と息子は、それぞれ同年齢であるウォルター、メリティー、そして末っ子のメイビィと仲良しになり、毎日朝から日暮れまで、兄弟のように遊び続けました。

フローレンス(小島けい画)

 

肌の色も言葉も違う五人の子供たちが、大きなジャカランダの木の下を走り回り笑う様子は、外の白人と黒人の格差、対立をしばし忘れさせるほど、平和で美しい光景でした。

 

五人の子供たち

最終更新日: 2020年 5月 23日 7:01 午後   カテゴリー: ジンバブエ
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