私の絵画館16:櫻舞う
私の絵画館16:櫻舞う 七年前、電話帳で調べると、乗馬のできる牧場は近隣では三つしかありません。 そのなかで自転車で通える範囲は、というと今通っているこの牧場しかありませんでした […]
私の絵画館16:櫻舞う 七年前、電話帳で調べると、乗馬のできる牧場は近隣では三つしかありません。 そのなかで自転車で通える範囲は、というと今通っているこの牧場しかありませんでした […]
私の絵画館14:梅の季節に 昨年の夏、一枚の葉書が届きました。大切な方の訃報でした。“私の高校に来ませんか”と新卒の私に声をかけて下さった元校長先生です。 私たち、教員の一部と生 […]
私の絵画館15:椿山 家から南の山の方へある程度入ったところに「椿山」があります。 こちらが椿山、という気楽そうな看板につられ、すぐそこら辺にあるのだろうと思い一人で向かったので […]
私の絵画館13:ひなちゃんと山茶花 その朝、十月の軽井沢に人影はなく、別荘の点在するあたりは、静まりかえっていました。 一面の霧のなか、小径を散策していた私たちに、遠く馬の蹄の音 […]
私の絵画館12:山茶花 母は私が二十七歳の時に亡くなりました。十一月でした。 忌引きは一週間程ありましたが、母のいなくなった家に居ることがつらく、確か五日目くらいに出勤しました。 […]
私の絵画館11:三太と銀杏 今までに何枚も絵を描いてきましたが<夢のなかで出来上がった絵>というのは、この一枚だけです。 以前、自転車でいつも通る道沿いに、小さな公園がありました […]
私の絵画館10:さやちゃんとコスモス さやちゃんは、家で生まれた五匹の中で、一番の美人さんだと思います。同じくらい美人のMちゃんはおっとり型ですが、さやちゃんは明るくて活発。気の […]
私の絵画館9:驢馬のパオンちゃん 高速道路の下のトンネルに、その驢馬(ろば)はつながれていました。名前は「パオンちゃん」と、私が勝手に名づけました。 驢馬(ろば)の鳴き声を聞いた […]
私の絵画館8:向日葵とジョバンニ 子猫の名前はジョバンニです。 もう27、8年前になりますが、一度だけ、小さな娘と二人だけで映画を観ました。神戸の三ノ宮でみたのは、宮沢賢治の「銀 […]