本紹介21『教育に不易あり』

 

本紹介21『教育に不易あり』

 

本紹介21平井眞一著『教育に不易あり』(1995/4/14)の表紙絵です。表紙絵に子供たちと犬を描いています。

 

 『教育に不易あり』

裏表紙です。(少し汚れています。)

 

この装画は子供たちの絵になっていますが、最初は「後姿の歩く人たち」という指示でした。
後姿で絵になる人、がそうそういるわけではありませんので、街へ出て観察することにしました。
何年か前から、この宮崎にも大きなショッピングセンターができ、人のにぎわいは郊外に移ってしまいましたが、当時一番にぎわっていたのは、街なかに2つあるデパートの交差点でした。
カメラをもってその橘通3丁目の交差点に行き、ちょっと格好よさそうな男の人や着物姿の女の人など、あら素敵!と思いながら写真にとりました。
そして、そのうちの何人かに登場してもらい、雑踏のなかさりげなく歩く人々を描きました。
けれど、力作(?!)だったにもかかわらず、やっぱり子供たちの絵で、という次の指示が出されました。
そのころ家には、中学生と小学生の子供たちはいましたが、やはり数が足りません。
再び、カメラをもって橘通りに出かけました。人通りが多い、といっても、都会では考えられないほどの数ですので、信号が変わるたびに、子供よ来い!と祈りながら待っていました。
その子供たちに、さてどこを歩いてもらおうか、と考えた時、”市民の森”がうかびました。
そこは家から自転車で15分ほどのところにあるかなり広い公園です。
大きな芝生の広場もありますが、水連の花の咲く池や菖蒲園・梅林などもあり、それらの花の季節になると、毎日のようにスケッチに通った大好きな場所です。
明かるい雑木林のなか、ご近所でつながれている犬に登場してもらい、くさりもなしで自由に林のなかを歩いてもらいました。

 

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本紹介23『漢文』

 

本紹介23『漢文』

 

本紹介23青芽会高等学校国語第二部会編『授業徹底 漢文 演習33題』(1995/6/16)の表紙絵です。表紙絵に山水画を描いています。

 

 

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本紹介22『応用古文』

 

本紹介24『基礎古文』

 

本紹介22青芽会高等学校国語第二部会編『授業徹底 応用古文 演習36題』(1995/6/16)の表紙絵です。表紙絵に貴族の絵を描いています。

 

 

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本紹介24『基礎古文』

 

本紹介24『基礎古文』

 

本紹介24青芽会 高等学校国語第二部会編『授業徹底 基礎古文 演習36題』(1995/6/16)の表紙絵です。表紙絵に貴族の絵を描いています。

 

 

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本紹介25『風濤の果て』

 

本紹介25『風濤の果て』

 

本紹介25山田哲夫著『永久丸漂流顛末記 風濤の果て』(1995/11/1)の表紙絵です。表紙絵に漂流図を描いています。

 

 

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本紹介12『琴線にふれる教育を求めて』

 

本紹介12『琴線にふれる教育を求めて』

 

本紹介12上田進著『琴線にふれる教育を求めて』(1993/3/20)の表紙絵です。花菖蒲を描いています。

裏表紙

本紹介2『心の花を咲かせたい』(1989/1/25)でも花菖蒲を描いています。

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本紹介17『衿子』

 

本紹介17『衿子』

 
本紹介17宮崎薫著『宮崎薫戯曲集 衿子 黄昏に愛をこめて』(1994/8/18)の表紙絵です。表紙絵にアネモネを描いています。

 

 

「アネモネ」もどうぞ。

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本紹介18『落日の賦』

 

本紹介18『落日の賦』

 

本紹介18 村越一哲著『村越一哲戯曲集 落日の賦』(1994/11/22)の表紙絵です。表紙絵にトルコ桔梗を描いています。

 

「トルコ桔梗」もどうぞ。

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本紹介35『グッバイ、ネバーランド』

 

本紹介35『グッバイ、ネバーランド』

 

本紹介35 正木邦彦著『グッバイ、ネバーランド 正木邦彦戯曲集』(1997/4/1)の表紙絵で、躑躅(つつじ)を描いています。時期外れの躑躅を探すのもなかなか大変でしたが、何とか少しだけ見つけました。

 

 

信じる勇気が夢になる!

ほんとうは誰もあたたかい。希望でなく『貴望』を抱く人たちにエールを贈り、悲観主義を笑いで吹き飛ばす五つの寓話。

(帯より)

おとなになったからって、夢は簡単にあきらめるもんじゃないさ。多少形は変わっても、おとなの心に子どもの心は残ってるんだ。子どもは冒険が好きだよねぇ。そしたら、おとなの国に冒険すればいい。そうやって初めて、現実の世界にも夢と希望がいっぱいあるってことがわかるんだよ。思い切って、ネバーランドから出て行くんだ。(「グッバイ、ネバーランド」より)
(帯より)

この戯曲のシリーズはすべて花と決まっているのですが、今回はどうしても「つつじ」でお願いします、と言われました。掲載された作品すべてが、富田林の市民劇団つつじ満開座によって公演されたものだからです。
けれどそのお話がきたのは、たしか十二月の終わりだったと思います。いろいろな図鑑や写真は集められますが、やはり本ものにまさるものはありません。
そこで、冬とはいえここは宮崎。その気になって、あちこちを自転車で注意深く回ります。この時の目は、すでに花泥棒の鋭い眼光です。
そうして走っていると、本もののつつじはあるはずもないのですが、ずっと小ぶりのさつきにはほんの1、2個花が咲いていたりします。
個人のお宅では門の横の植え込みにひとつ、スイミングスクールの入り口あたりの花壇には、あちらとこちら。申しわけありませんがひと枝いただきます、と口の中でもごもごお詫びしつつ、花を集めました。
こうして「つつじ」ではなく「さつき満開座」風の装画が完成しました。

『グッバイ、ネバーランド』の挿画です。↓

 

 

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本紹介15『ああ!青春高校野球』

 

本紹介15『ああ!青春高校野球』

 

本紹介15瀬戸洋戯曲『ああ!青春高校野球』の表紙絵です。野球のグローブを描きました。

 

 

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