2011年 12月 4日 - Posted by kei - 0 Comments
2012年カレンダーを1000円で販売中です。メール:tamadayoshiyuki@gmail.comでお申し込み下さればお届けします。<送料を含む>
2012年用カレンダー「私の散歩道2012~犬・猫・ときどき馬~」のご案内です。
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2012カレンダー表紙

2012カレンダー1月

2012カレンダー2月
ウッシュウィズと梅:③「COWBOY UP RANCH」(カウボーイ アップ ランチ)ウエスタン乗馬クラブ in MIYAZAKI(宮崎市清武町大字今泉甲6618)の馬と梅です。

2012カレンダー3月
ろんくんと椿:大分県宇佐市のろんくんと藪椿、玉之浦です。

2012カレンダー4月
かりんちゃんと桜

2012カレンダー5月
とくちゃんとマーガレット:東京都のとくちゃんです

2012カレンダー6月
チェリーちゃんとあじさい:宮崎市のチェリーちゃん(パピヨン)です。

2012カレンダー7月
にゃんちゅうとトルコ桔梗:愛知県のにゃんちゅうです。

2012カレンダー8月
ももちゃんとひまわり:宮崎市のももちゃん(通称キャバリア、正式にはキャバリア・キングチャールズ・スパニエル)です。

2012カレンダー9月
ころたとはぎ:宮崎市のころたです。

2012カレンダー10月
ハーシュくんとこすもす:宮崎市のハーシュくん(ゴールデンレトリーバ)です。

2012カレンダー11月
ちょびとさざんか:愛知県のちょびです。

2012カレンダー12月
スカイと木立ダリア:宮崎市のスカイです。

2011年用の詳細は→「私の散歩道2011~犬・猫・ときどき馬~」と→「2011年カレンダー『私の散歩道2011~犬・猫・ときどき馬~』の解説」でどうぞ。
2010年用、2009年用も追ってご案内します。
2011年 12月 4日 - Posted by kei - 0 Comments

「ルーシーと木立ダリヤ」 小島けい
アイリッシュセッターのルーシーは、小さな牧場→「COWBOY UP RANCHカウボーイ アップ ランチ」)に住むレイチェル(→「レイチェル」(「モンド通信」No. 37:2011年9月10日「私の絵画館」)のお母さん、そして二匹の子犬たち(もはや大きくなっていますが)のお婆さん。
いつも、オーナー夫妻が以前住んでいたトレーラーの近くで寝ていました。娘のレイチェルとひどく似ていて、はじめの頃は首輪の色で見分けないとわからないくらいでした。
5年前、レイチェルが子犬を6匹産みました。子犬たちはとても元気で、たくさんお乳を飲みました。母親のレイチェルはその世話で大変そうでした。
すると、その様子を近くで見ていたルーシーから、お乳が出始めました。
それからはレイチェルと交替で、というよりはむしろ、レイチェルよりも積極的に、子犬の世話をするようになりました。またある時は、二匹で同時に子犬にお乳をあげることもありました。
大きな箱のなかで横たわり、子犬たちにお乳をあげているルーシーの写真がありますが、どれも幸せそうな、満足そうな表情をしています。次に描く時は、孫たちにお乳を飲ませている優しい瞳をしたルーシーを描いてみたいと思います。
今回は、夕日をあびて寝ているルーシーの毛なみが、あまりにも美しかったので、その金色が映えるようにと、初めてこげ茶色のパステル紙を使いました。そのため、私の絵には珍しく、ちょっと暗い雰囲気になりましたが、今は天国にいるルーシーが、もしかしたらこんな風に花に囲まれて休んでいるかもしれない、と思ったりも致します。
→「ハーシュくん」と→「木立ダリヤ」もどうぞ。
2011年 12月 4日 - Posted by kei - 0 Comments

「チョビと山茶花」 小島けい
チョビは元東京在住で、今は京都に住んでいます。
今回、チョビの写真を3枚お預かりしました。ほぼ一年前、ピンクの山茶花が手に入った時、このかわいい花と一緒に描いてみようと思いました。そしてちょこんと前足が見えているちょっとおちゃめな横顔の写真を選びました。
けれど、何度か描きかけてはみましたが、どうしても描けず、そのままになっていました。
それから半年以上経ち、もう描きあげなければ間にあわない、という段階で、今一度写真を取り出し、しげしげとながめました。
ご注文をいただくほとんどのモデルさんと同様、チョビも会ったことはありませんので、チョビと親しくなる方法は、ただ一つ。写真をみるしかありません。
三枚の写真のうち私が迷っていたのは、正面の顔か、最初に描こうと思った横顔かでした。
うーん、と声にならない声を出しながら、二枚の写真を長い間見くらべていると、ふと正面の顔がかわいらしく思えてきました。
まったく”他人”だった猫が、その時初めて”お友だち”になりました。チョビ、あなたかわいいねえ、と話しかけることのできた時点で、ようやく筆が動きました。そうしてこの絵が出来ました。
描く前から知りあいの犬(わん)ちゃんや馬たちなどは、もうすでに”友だち”なので、改めて仲よくなる必要はありません。また、一瞬見ただけで”かわいい、描きたい”と思えたモデルさん(例えば子猫や子犬など)も、それはいりません。
でもそうでない場合は、仲よくなる時間が必要なのだということを、久しぶりに実感した一枚になりました。
今では、チョビも、そしてこの絵のなかのチョビも大好きです。
→小島けいのカレンダー『私の私の散歩道2012~犬・猫・ときどき馬~』の11月に収載しています。
2011年 12月 4日 - Posted by kei - 0 Comments

「ハーシュくんとコスモス」 小島けい
モデルは宮崎県在住だったハーシュくんです。
この絵を見ると、昨年の大分県飯田高原の個展を思い出します。宮崎県から絵を見に来て下さった飼い主さんからご依頼を受けた絵だからです。
今、ちょうど一年がすぎ、その高原の美術館に滞在してこの原稿を書いています。
今年は初めて、雨ばかりの連休です。晴れた気持ちのよい日にくらべれば、お客様はずいぶん少なめですが、少ない時にはゆっくりお話できるというよい点もあります。
17日の土曜日の夕方ここに到着しましたが“館内に入っていたお客様が今出られました”とのこと。そのまま誰も入らないで終わるのだろう、と思っていたら、ふらりと女の方がこられました。
お写真をお預かりして犬(わん)ちゃん猫ちゃんたちを描いています、とご説明すると、“人間は描かないんですか?”と聞かれましたので、“描きますよ。前にもこの美術館の館長さんのお母様を描きましたよ”とお話しました。
絵を見ていると、どの子もそれぞれに特徴が出ているので、自分の母親も描いてもらいたいなあと思ったのだけど、と言われました。
74歳のお母様はしばらく前に脳梗塞で倒れて、今はリハビリの最中で、すぐつれてくるのは無理なので、来年本人をつれてきて、それで絵を頼みます、と言って帰られました。
ところが、翌日の18日、その方がお母様といっしょに再び訪ねて来られました。プロフィールの葉書きにのっていた数枚の小さな絵を見て、この人に絵を描いてもらいたいから、会いに行く、とお母様が言われたそうです。
確かに杖をついて歩きにくそうでしたのに、来ていただけたこと、それだけで、ほんとうに嬉しいことでした。
結局、娘さんと二人の絵を描くことに決め、ギャラリーの前で、迷カメラマンの相方が何百枚もの写真を撮りました。
お好きな写真を選んでいただき、それをもとに絵を描いて、10月から施設に入られるお母様に、クリスマスプレゼントをすることになりました。
思うように身体が動かなくなって、少し自嘲気味のところもあったお母様が何枚も写真をとっているうちに、髪を整えようかな、口紅もぬった方がいいかな、と言い出し、少しずつおだやかな笑顔になって下さったことが、何よりだったと思います。
冷たい雨は降り続いていましたが、心がほっと温かくなったひと時でした。
「モンド通信」→「ハーシュくんとコスモス」(No. 38:2011年10月10日)もどうぞ。
小島けいのカレンダー『私の私の散歩道2012~犬・猫・ときどき馬~』の10月に収載しています。カレンダーの詳細は追って掲載します。
2011年 12月 4日 - Posted by kei - 0 Comments

「レイチェル」 小島けい
子犬が見上げているのは、レイチェルです。宮崎県清武町にあるウェスタン乗馬クラブ「COWBOY UP RANCH(カウボーイ アップ ランチ)」の看板犬で、アイリッシュセッターです。
この犬種はウェーブのかかった長めの毛が特徴ですが、今はあまりの暑さをしのぐため、長い毛を刈り込んでもらったとか。ホームページ(→「COWBOY UP RANCH(カウボーイ アップ ランチ)」の写真をみると、別人(別犬?)のようです。
このレイチェルが、7年前に子犬を生みました。6匹の子犬にお乳をあげるのは大変なことです。ところが、いっしょに暮らしていたレイチェルのお母さん、ルーシーも、突然、お乳が出るようになりました。それからは2匹で、争うように交替で子犬の世話を始めました。
お母さんとおはあさんの両方のお乳のおかげで子犬たちは皆すくすく育ち、そのうちの2匹が、今も牧場で馬たちの番犬として活躍しています。
「モンド通信」(No. 37:2011年9月10日)→「レイチェル」もどうぞ。
2011年 12月 4日 - Posted by kei - 0 Comments

「ももちゃんとひまわり」 小島けい
ももちゃんは宮崎県に済んでいた、通称キャバリア(正式にはキャバリア・キングチャールズ・スパニエル )という犬ちゃんです。
飼い主さんのところで小さい頃から育てられたのではなく、何才かのときにもらわれてきました。(正確にはわかりません。)
ももちゃんは以前飼われていた時に、虐待を受けていたらしく、新しいお家に来てからも、人間に警戒し、誰にもなつきませんでした。
そんなももちゃんでしたが、今の飼い主さんが何ヶ月も根気強く優しく接し続け、半年以上すぎて、ようやく触れることができるようになったそうです。
それでも、亡くなる時まで、他の人間にはまったくさわらせませんでした。家族だけに心を許し、その身体に触れることができたのです。
お預かりした写真の表情は明かるくほがらかで、心の奥底に深く傷ついた部分をかかえていたことなど、想像することもできません。
ももちゃんが今のお家で、愛情をいっぱいに受けて暮らすことができたこと、ほんとうによかった!と思います。
ひまわりの花が一番似合う子でした、という飼い主さんのお言葉を聞き、ひまわり畑で楽しそうに遊ぶももちゃんを描きました。
ひまわりについては、「小島けいの絵のblog: Forget Me Not」の→「向日葵とジョバンニ」と→「向日葵(ひまわり)、私の絵画館の(→「向日葵とジョバンニ」)もご覧下さい。
2011年 11月 29日 - Posted by kei - 0 Comments

愛媛県松山市のまりりんちゃんとぷりんちゃん姉妹です。
2011年 11月 24日 - Posted by kei - 0 Comments
九月の個展後の新作です。ピンクの薔薇(ばら)で、薔薇は初めて描きました。

→越地としこ著『いのち芽生えて』、
2011年 11月 24日 - Posted by kei - 0 Comments
九月の個展後の新作です。大分に住むトイ・プードルのピースちゃんです。
→「新作です:ばら(2011/11/18)」、→越地としこ著『いのち芽生えて』、→越地としこ著『いのち芽生えて』>(ハードカバー版)もどうぞ。