私の絵画館25:水仙ところちゃん
私の絵画館25:水仙ところちゃん
(<火の国テリア>の「ころちゃん」)
絵のご注文を受ける時には、お写真をお預かりするのですが。その時、できるだけ目がはっきり映っているのがあれば嬉しいのですが・・・・とお願いしています。
けれど実際には、白黒の写真をカラーで描いて、というのがあったり。可愛くてとてもいい写真だと思っても、逆行のため肝心の目や鼻がもう一つよく見えない場合があったり、といろいろです。★ 続きは題をクリック ↑
それにしても。今回の「ころちゃん」のお写真は、
(<火の国テリア>の「ころちゃん」)
あまりにも飛び抜けていて、ちょうどそばにいた人たちも元飼い主さんも一緒に大笑いしてしまいました。
ころちゃんは何年も前に亡くなっており、唯一残っていたのがこの写真だったとか。
全体の色はこげ茶色、耳はおおきくてとがっている。目はくりっとしていてとても可愛かった、というお話を参考にして、描きました。
何とか出来上がった絵を見ていただくと、「そうそう、こんなだったよ!」と、飼い主さんはとても喜んで下さいました。
このような経過で出来た絵でしたが、今年の個展の会場では、「この瞳が何ともいえない・・・・」と、何人もの方が、足を止めてみ入って下さり、ころちゃんは一番の人気者でした。
ちなみに<火の国テリア>という名称は、インターネットで調べてもさがすことができませんでした。
執筆年
2011年
収録・公開
→「水仙ところちゃん」(No. 41:2011年12月27日)