<2回目授業>
連絡事項
* 来週16日の授業で15章をやり、18日(金)4コマ目に後半のクラスと合同授業
* 自己紹介、あんまり出してくれんかったけど。
10月9日2回目の授業でした。
コメント6人、課題について、用語の解説、それからERの田島くんの発表、初回のカーターとベントンの映像、最後に武村さんがA Short History of Black AmericansのSlave Tradeの所の要約。
Slave Tradeの近代史の意味合いについて、少し解説。資本蓄積によって産業革命が可能になり、産業社会に、その結果資本主義の歩みが加速度的に早まることに、やがては今の大量消費の世界に行き着くことになったわけです。
資本蓄積によって生じた貧富の格差が、自分たちがそう呼ぶ「先進国」と「発展途上国」の経済格差に。今もそれがなくならないのは、基本構造を変えないで搾取構造が温存されてるから。しかも、日本は搾り取る方の側。
<次回は>
* コメント(何人か)
* 15章
* A Short History of Black Americansの続き(武村さん)、African American songs(尻枝さん)
時間があれば、関連の映像と曲を何曲か聴いてもらえれば。
<配ったプリント>
* 課題と評価について
* アフリカシリーズ(B4表裏)
* 用語関連:15章演習(A4を8)、15章演習シート(A4を7)、15章演習シート解答(A4を6)、5章演習シート(A4を10)
* エイズ関連:Human Biologyなど(B4表裏3)、抗HIV製剤、ERなど(B4表裏4)、History of HIV Discoveryなど(B4表裏4)
課題については早う仮説を決め、課題図書を手に入れや。
エイズのプリントについては、読み応えあるのも結構入れてあるんで、読んでみてや。
蛋白質が病原体になり得ることを予測した話は、是非一部でも映像で紹介したいねえ。1960年代にそれを予測した数学者のNatureの記事、読んでみたいと思わへんか。折角大学に来たんやから、知的好奇心をそそってくれるような、知的好奇心を満たしてくれるような経験がいろいろ出来るとええなあ。
課題図書にも紹介してある南アフリカの作家アレックス・ラ・グーマについても最近書きました。→「『まして束ねし縄なれば』の文学技法―雨の象徴性と擬声語の効用を軸に―」「言語表現研究」(2020年3月)37号(収載予定)