つれづれに:日常を少しずつ
白浜海岸
昨日は雨だったが、今日は朝からきれいに晴れている。日常を少しずつ戻したい。昨日は組織検査の前から行けていなかった白浜で、マッサージをしてもらった。それまでの日常が無事に送れていた何割かは、そのマッサージのおかげである。宮崎で指まできっちりと入れて揉んでもらえるのは、奇跡に近い。長いこと2週間に1度のペースで通っていたが、去年から週に1度のペースにした。検査の話が出てからはしばらく通えないと思っていたが、車で送迎してもらって、今は週2回のペースである。マッサージのあと、鍼と電気の灸をしてもらっている。あと3ケ月程はこのペースを続けようと思う。
今日は散歩に出かけた。これもずいぶんと久しぶりである。加江田の山(↑)は春の陽射しを浴びてかすみ気味だった。高台の公園には階段を使わずに、なだらかな坂を登って行った。公園では久しぶりに遠くに青島(↓)を望む景色も眺めた。桜が花を咲かせる準備をしている。桜の頃には、満開の樹の下に敷物を敷いて夜桜を楽しむ家族もいるし、昼に弁当を広げて楽しむ家族もいる。もうすぐその季節がやってくる。
最近は墓の横の道ではなく、公園の東端の舗道を通って散歩コースを歩くことが多い。今日も公園から少し進んだ道の最初の角を右に曲がって木花神社(↓)の前の坂道を下って大通りに出て、踏切前の農産物に行こうと考えて歩いていた。突然、その最初の曲がり角で転んでしまった。
最近娘が送ってくれた山専用のmont bellのオーバーズボン(↓、上から撮影)が少し破れてしまった。いつものところなので下を見ずに曲がろうとしたら、ブロック塀が切れる辺りで急に下の感じが変わって前のめりに崩れてしまったのである。幸い捻挫とかもなく、そのまま散歩は続けられたが、少し痛みは残ったままである。久しぶりの散歩でふら付いたということだろう。
それからは、休み休みに進んだ。いつもは目に入って来ないバス停の前のベンチ(↓)で、しばらく休んだ。こういう形で役に立つこともあるようである。
農産物店で買い物は済ませたが、普段はいない若い人が何組か東の方に歩いていた。何個所かの駐車場(↓)では警備員が何人か立っていて、無断駐車をする人を見張っているようだった。
いつもは車が止まっていない駐車場(↓)も一杯で、団体が借りたと思われる小型バスも停まっていた。すぐ近くで野球の試合があるので、ざわついているようだ。大通りの突き当りを右折して少し行けば、球場である
イチローという野球選手が宮崎観光ホテル(↓)に泊まったとき、ちょうど外国からの招待客があって、普段は泊ってもらえる観光ホテルが取れなくて、ビジネスホテルに案内した。その時は「迷惑なこっちゃな‥‥」と腹が立った。道路も車が多くて自転車でも横断し難い所があって、余計に腹が立った。今回は前回に学び、無料駐車場に3000円の料金をかけたそうである。おかげで前回のような渋滞はないような話を聞いた。
帰りに、小振りの藪椿の枝を切って持って帰った。ちょうど誰の家のものでもない樹が散歩道にはたくさんあって、その樹の一本から拝借したものである。夏は葛に覆われて(↓)花が咲かないのではないかと心配したが、奥の方で辛うじて蕾をつけていた。しばらくは椿の季節が続く。
紀伊国屋、旭屋、東急ハンズなどで販売された「私の散歩道2009~犬・猫・ときどき馬~」表紙