英語 Rb1(3)

<連絡事項>

次回は連休明けの5月9日(木)、そこからは7月の最終日まで毎週授業です。

課題図書やプリント、本の注文などはメールでも気軽に。連休中でも大丈夫、家も近いし、資料も添えて渡せると思うよ。締め切りは先とは言え、すぐに時間も過ぎるしねえ。

**********

まだ3回目なんか、もう3回目なんかわからんけど、3回目の授業でした。

<今回>は

先にトーイックの過去問のサンプル問題と金のフレーズ⑤を少々、テキストの要約発表の予定を確認、名前を読んでコメントで時間切れでした。

サンプル問題は、絵を見ての4択を2問。絵を見ての4択は4種類あるリスニング問題の一つ。

今トーイック協会から出ている唯一の本には過去の2種類のテスト(Test 1とTest 2)が入っていて、今日やったのはその前にあるサンプル問題2題。時間切れでやれなかったTest 1は10題。次回はやれると思います。その形式の例題を集めたのが、最初の時間に配った『金のフレーズ」⑤、最初の方をスピードを変えながら聞いてもらいました。速い速度で聞いてから普通のを聞くと、えらいゆっくりに聞こえるのは、人の機能がそういうふうに出来てるんやろな。リスニングでは有効なやり方やと思うけどね。今日早く聞いたのはウィンドウズのMedia Playerを使ったんやけど、もしやり方がわからんときはメールしてくれたら解説できると思うよ。

参考ファイルにサンプルPart 1の音声を置いておくんで、前回置いた『~金のフレーズ~』①~⑤と併せてダウンロードして使ってや。zip(圧縮ファイル)で置いてあるんで解凍して。何回も何回もやってみるとええな。スコア630取って、受験料浮かさんとねえ。トーイック協会に取られ過ぎも悔しいしねえ。

次回のテキストの発表を決めました。本文に目を通しておくとわかりやすいと思います。今回の発表は「英語で発表」にしてもらっていいです。

テキストの内容が理解出来たら、それをわかりやすく要約して、少し自分でも調べて画像や地図などをはったファイルを作って発表するといいやろな。自分でパソコンを持って来てやるか、参考ファイルに作ったファイルをアップロードして授業前にダウンロード、それを僕のパソコンを使って、かどっちかで。USBは、非常勤で行ってた公立大と、看護学科でウィルスをばらまいたことがあったんでそれ以来使わないようにしてるんで。自分のパソコンか僕のパソコンで頼みます。

テキストのThe struggle for Africaの

THE CONFLICT BETWEEN THE BRITISH AND THE BOERSとThe UNION OF SOUTH AFRICA ANS RESERVESをKIM MEEREYくん。

THE APARTHEID REGIMEとTHE POLICIES OF APARTHEIDを甲斐大翔くん。

Mass MOBILIZATION AND OPPRESSIONとTHE ARMED STRUGGLEを市谷奈菜さん。

KIMくん、甲斐くん、市谷さん、よろしくね。

***********

南アフリカの歴史背景についてまとめときます。仮説を立てたり、課題図書を探すのに参考になれば嬉しいです。

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。

次回読むのは①と②で、①の部分を年代順に箇条書きにしてまとめておきます。すでに配ってあるChronology of South Africaを参考に。

*1652年にオランダ人が到来
*1795年にイギリス人がケープを占領
*1806年にイギリス人が植民地政府を樹立
*1833年にイギリス人がケープで奴隷を解放
*1835年にボーア人が内陸部に大移動を開始(グレート・トレック)
*1854年頃には海岸線のケープ州とナタール州をイギリス人、内陸部のオレンジ自由州とトランスバール州をオランダ人、で棲み分ける
*南アフリカは戦略上そう重要ではなかった
*金とダイヤモンドの発見で状況が一変、一躍重要に
*1867年キンバリーでダイアモンドを発見
*1886年1ヴィトヴァータースランド(現在のヨハネスブルグ近郊)で金を発見
*1899年金とダイヤモンドの採掘権をめぐって第二次アングロ=ボーア戦争(~1902)
*イギリスの勝利。
*1910年南アフリカ連邦成立(イギリス人統一党とアフリカーナー国民党の連合政権、統一党が与党、国民党が野党)

配ったプリントは:サンプル問題Part 1とその解説、それと「遠い夜明け」の感想文の用紙です。次回提出してや。

<次回は>

The Struggle for Africaの3人の発表、コシシケレリアフリカなどの歌の紹介と、映像を交えながら南アフリカ史のまとめ。そこまで時間取れるかな。

トーイックに関しては過去問Part 1の10問。

南アフリカについては、次回大まかな歴史背景をみたあと、もう一本映画「アフリカの蹄」(エセイの例で紹介している映像です)の編集した映像を見てもらおうと思っています。

そのあとは、アメリカのテレビドラマERの医師がコンゴにボランティアに行く物語をみてもらったあと、エボラ出血熱とコンゴをめぐっての話、独立時とコンゴ危機→コンゴ自由国の植民地時代→植民地争奪戦・植民地分割と歴史を遡ろうと思っています。印刷の準備中です。

アフリカ系アメリカの歴史については、後期にと思っています。そこでも映画を一本みてもらうつもりです。

連休明けに、また。

たま

 

英語 Ma1(2)

<連絡事項再確認>

連休明けの5月8日(水)1コマ目は通常授業、4コマ目は1、2章。

課題図書やプリント、本の注文などはメールでも気軽に。連休中でも大丈夫、資料も添えて渡せると思うよ。5月末が1回目の締め切りなんで、そう時間もないしねえ。

<今回は>

まだ3回目なんか、もう3回目なんかわからんけど、3回目の授業でした。

編集した「アフリカの蹄」を最後までみてもらい、南アフリカ史の全体と日本とアパルトヘイト政権との関係など大まかな話をしました。次回のテキストと発表を決めました。本文に目を通しておくとわかりやすいと思います。今回の発表は「②英語での発表(自己紹介、関連の話題などで。)」にしてもらっていいです。

内容が理解出来たら、それをわかりやすく要約して、少し自分でも調べて画像や地図などをはったファイルを作って発表するといいやろな。自分でパソコンを持って来てやるか、参考ファイルに作ったファイルをアップロードして授業前にダウンロード、それを僕のパソコンを使って、かどっちかで。USBは前にも言ったと思うけど、非常勤で行ってた公立大と、看護学科でウィルスをばらまいたことがあったんでそれ以来使わないようにしてるんで。自分のパソコンか僕のパソコンで頼みます。

元は前編後編各90分、NHKのBSで放送されたものをビデオで録画してDVDにしたもので、通して観たい人はいつでもコピーするんで、遠慮なくどうぞ。国の金もたくさん投入されてるのに、こんないい映画がアーカイブでも見られないのはNHKちゃんと仕事しとらんやろといいたいとこやね。授業で使おうと思って予約録画したけど、今となっては貴重な映像やなあ。

The struggle for Africaの

THE CONFLICT BETWEEN THE BRITISH AND THE BOERSとThe UNION OF SOUTH AFRICA ANS RESERVESを川島さん。

THE APARTHEID REGIMEとTHE POLICIES OF APARTHEIDを佐原くん。

Mass MOBILIZATION AND OPPRESSIONとTHE ARMED STRUGGLEを方波見さん。

***********

南アフリカの歴史背景についてまとめときます。仮説を立てたり、課題図書を探すのに参考になれば嬉しいです。

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。

次回読むのは①と②で、①の部分を年代順に箇条書きにしてまとめておきます。すでに配ってあるChronology of South Africaを参考に。

*1652年にオランダ人が到来
*1795年にイギリス人がケープを占領
*1806年にイギリス人が植民地政府を樹立
*1833年にイギリス人がケープで奴隷を解放
*1835年にボーア人が内陸部に大移動を開始(グレート・トレック)
*1854年頃には海岸線のケープ州とナタール州をイギリス人、内陸部のオレンジ自由州とトランスバール州をオランダ人、で棲み分ける
*南アフリカは戦略上そう重要ではなかった
*金とダイヤモンドの発見で状況が一変、一躍重要に
*1867年キンバリーでダイアモンドを発見
*1886年1ヴィトヴァータースランド(現在のヨハネスブルグ近郊)で金を発見
*1899年金とダイヤモンドの採掘権をめぐって第二次アングロ=ボーア戦争(~1902)
*イギリスの勝利。
*1910年南アフリカ連邦成立(イギリス人統一党とアフリカーナー国民党の連合政権、統一党が与党、国民党が野党)

配ったプリントは:帚木蓬生の新聞記事2種類と「アフリカの蹄」の感想文の用紙です。次回提出してや。帚木蓬生の意図や政治的な背景なども考えながらまとめられるとええね。

帚木蓬生の記事の裏は、学生運動の起点になった山本義隆さん。詳しい話をいづれ出来るとええね。

<次回は>

1コマ目は、The Struggle for Africaの3人の発表、出来ればコシシケレリアフリカなどの歌の紹介と、映像を交えながら南アフリカ史のまとめ。

4コマ目は1、2章、医学の専門分野の名称と消化管。専門分野の名称は尾関さんがやってくれます。僕がさっとポイントを解説して、発音練習をしてもらうつもりです。

みんなは、各章の紹介→例文→解説→練習問題をやってからPronunciation of Termsを繰り返し覚える。出来ればterminologyを見てmeaningが言えればいいと思います。adenitisを見て、Inflammation of the glandが言えれば。

専門分野の名称と消化管は今の時期にやっとけるとすぐの役に立つと思うんで。

南アフリカについては次回大まかな歴史背景をみたあと、もう一回ビコの映画「遠い夜明け」を編集した映像を見てもらおうと思っています。

そのあとはアメリカのテレビドラマERの医師がコンゴにボランティアに行く物語をみてもらったあと、エボラ出血熱とコンゴをめぐっての話、独立時とコンゴ危機→コンゴ自由国の植民地時代→植民地争奪戦・植民地分割と歴史を遡ろうと思っています。

そのあとはアメリカとエイズ。エイズはHIVの増幅のメカニズムと抗HIV製剤をめぐっての話などを出来れば。

それからまだ時間があれば、奴隷貿易・奴隷制→南北戦争→公民権運動→オバマ・トランプをめぐって、辺りの話が出来ればええけどね。その過程で、アフリカ系アメリカ人の音楽、ゴスペル→ブルース→ソウル、ジャズ→ラップなどの曲を聴いてもらえるとええなあ。

連休明けに、また。

 

英語 Ma1(1)

<連絡事項再確認>

連休明けの5月8日(水)1コマ目は通常授業、4コマ目は1、2章。

課題図書やプリント、本の注文などはメールでも気軽に。連休中でも大丈夫、資料も添えて渡せると思うよ。5月末が1回目の締め切りなんで、そう時間もないしねえ。

<今回は>

まだ3回目なんか、もう3回目なんかわからんけど、3回目の授業でした。

編集した「アフリカの蹄」を最後までみてもらい、南アフリカ史の全体と日本とアパルトヘイト政権との関係など大まかな話をしました。次回のテキストと発表を決めました。本文に目を通しておくとわかりやすいと思います。今回の発表は「②英語での発表(自己紹介、関連の話題などで。)」にしてもらっていいです。

内容が理解出来たら、それをわかりやすく要約して、少し自分でも調べて画像や地図などをはったファイルを作って発表するといいやろな。自分でパソコンを持って来てやるか、参考ファイルに作ったファイルをアップロードして授業前にダウンロード、それを僕のパソコンを使って、かどっちかで。USBは前にも言ったと思うけど、非常勤で行ってた公立大と、看護学科でウィルスをばらまいたことがあったんでそれ以来使わないようにしてるんで。自分のパソコンか僕のパソコンで頼みます。

元は前編後編各90分、NHKのBSで放送されたものをビデオで録画してDVDにしたもので、通して観たい人はいつでもコピーするんで、遠慮なくどうぞ。国の金もたくさん投入されてるのに、こんないい映画がアーカイブでも見られないのはちゃんとNHK仕事しとらんやろといいたいとこやね。授業で使おうと思って予約録画したけど、今となっては貴重な映像やなあ。

The struggle for Africaの

THE CONFLICT BETWEEN THE BRITISH AND THE BOERSとThe UNION OF SOUTH AFRICA ANS RESERVESを岩崎さん。

THE APARTHEID REGIMEとTHE POLICIES OF APARTHEIDを一色くん。

Mass MOBILIZATION AND OPPRESSIONとTHE ARMED STRUGGLEを大崎さん。

***********

南アフリカの歴史背景についてまとめときます。仮説を立てたり、課題図書を探すのに参考になれば嬉しいです。

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。

次回読むのは①と②で、①の部分を年代順に箇条書きにしてまとめておきます。すでに配ってあるChronology of South Africaを参考に。

*1652年にオランダ人が到来
*1795年にイギリス人がケープを占領
*1806年にイギリス人が植民地政府を樹立
*1833年にイギリス人がケープで奴隷を解放
*1835年にボーア人が内陸部に大移動を開始(グレート・トレック)
*1854年頃には海岸線のケープ州とナタール州をイギリス人、内陸部のオレンジ自由州とトランスバール州をオランダ人、で棲み分ける
*南アフリカは戦略上そう重要ではなかった
*金とダイヤモンドの発見で状況が一変、一躍重要に
*1867年キンバリーでダイアモンドを発見
*1886年1ヴィトヴァータースランド(現在のヨハネスブルグ近郊)で金を発見
*1899年金とダイヤモンドの採掘権をめぐって第二次アングロ=ボーア戦争(~1902)
*イギリスの勝利。
*1910年南アフリカ連邦成立(イギリス人統一党とアフリカーナー国民党の連合政権、統一党が与党、国民党が野党)

配ったプリントは:帚木蓬生の新聞記事2種類と「アフリカの蹄」の感想文の用紙です。次回提出してや。帚木蓬生の意図や政治的な背景なども考えながらまとめられるとええね。

帚木蓬生の記事の裏は、学生運動の起点になった山本義隆さん。詳しい話をいづれ出来るとええね。

<次回は>

1コマ目は、The Struggle for Africaの3人の発表、出来ればコシシケレリアフリカなどの歌の紹介と、映像を交えながら南アフリカ史のまとめ。

4コマ目は1、2章、医学の専門分野の名称と消化管。専門分野の名称は尾関さんがやってくれます。僕がさっとポイントを解説して、発音練習をしてもらうつもりです。

みんなは、各章の紹介→例文→解説→練習問題をやってからPronunciation of Termsを繰り返し覚える。出来ればterminologyを見てmeaningが言えればいいと思います。adenitisを見て、Inflammation of the glandが言えれば。

専門分野の名称と消化管は今の時期にやっとけるとすぐの役に立つと思うんで。

南アフリカについては次回大まかな歴史背景をみたあと、もう一回ビコの映画「遠い夜明け」を編集した映像を見てもらおうと思っています。

そのあとはアメリカのテレビドラマERの医師がコンゴにボランティアに行く物語をみてもらったあと、エボラ出血熱とコンゴをめぐっての話、独立時とコンゴ危機→コンゴ自由国の植民地時代→植民地争奪戦・植民地分割と歴史を遡ろうと思っています。

そのあとはアメリカとエイズ。エイズはHIVの増幅のメカニズムと抗HIV製剤をめぐっての話などを出来れば。

それからまだ時間があれば、奴隷貿易・奴隷制→南北戦争→公民権運動→オバマ・トランプをめぐって、辺りの話が出来ればええけどね。その過程で、アフリカ系アメリカ人の音楽、ゴスペル→ブルース→ソウル、ジャズ→ラップなどの曲を聴いてもらえるとええなあ。

連休明けに、また。

 

英語 Ta1(9)

<連絡事項>

次回は5月14日(火)、連休明けの7日は月曜日時間割。

<今回は>

3回目でした。しばらく大学のことなど話をしてから、「遠い夜明け」(編集版)の続き、トーイックの過去問のサンプル問題(絵を見ての4択)をやるつもりがプリントが見当たらず、『金のフレーズ』⑤の5まで聞いてもらって時間切れでした。

<次回は>

先に、コシシケレリアフリカなどの歌を紹介、コメント、THE COLONIZATION OF SOUTH AFRICAの予定確認。それからトーイックのサンプル問題演習、Test 1 Part 1、時間あるやろかなあ。

「遠い夜明け」(Cry Freedom)はどうやった?少し重なるかも知れんけど、詳しく解説しときます。感想文を書いてもらうつもりで用紙を持って行ってたのに渡すのを忘れました。次回渡しますので、書ける人は予め書いといてや。印象の強い間に。

「遠い夜明け」に関して配ってるプリントは「遠い夜明け」の1988年の新聞広告(表裏)と、主演のデンデル・ワシントンと原作者のドナルド・ウッズと、「ネルソン・マンデラ」を歌ったユッスー・ンドゥール(表)と試写会の割引券。主演のデンデル・ワシントン↓

この映画を作ったのは監督のリチャード・アッテンボロー。「ガンジー」や「コーラスライン」で超有名な監督です。冒頭に典型的な場面を持って来るのが好きなようで「ガンジー」では暗殺の場面、今回の場合は、スラムの強制立ち退きの話を南アフリカの典型的な場面として衝撃的に持って来ていました。英文テキストの中にも以下の文を紹介しています。日本語訳も貼っておきます。

******************

The bantustan policy meant that Africans were to be prevented from living permanently in the white areas. Ruthless, forced evictions took place to force ‘surplus labour’ to move from the towns to the bantustans. Crossroads outside Cape Town is only one example of this policy.

バンツースタン政策は、アフリカ人を白人地区で永住させないという意味のものでした。冷酷で、強制的な立ち退きが、「余剰労働力」を町からバンツースタンに強制的に移動させるために強行されました。ケープタウン郊外のクロスローヅはこの政策の一例です。

REFERENCE 3 参照3

We can hear the news of Radio South Africa about the 1978 Crossroads eviction in the following scene of Cry Freedom.
Newscaster: “This is the English language service of Radio South Africa. Here is the news read by Magness Rendle. Police raided Crossroads, an illegal township near Cape Town early this morning after warning this quarter to evacuate this area in the interests of public health. A number of people were found without work permits and many are being sent back to their respective homelands. There was no resistance to the raid and many of the illegals voluntarily presented themselves to the police. The Springbok ended . . .”

今日も少し解説したけど、米国映画「遠い夜明け」の以下の場面で、1978年のクロスローヅの立ち退きについての南アフリカのラジオニュースが出てきます。
ニュースキャスター:「こちらは南アフリカラジオの英語放送です。
マグネス・レンドルがニュースをお伝えします。公衆衛生の見地から、その地域を空け渡すように勧告を出したあと、今朝早く警察は、ケープタウン郊外の不法居住地区クロスローヅの手入れを敢行しました。多くの人が労働許可証を持たず、それぞれのリザーブに送り返されています。手入れに対して全く抵抗の気配もなく、不法滞在者は自発的に警察署に出頭していました。放送を終わります・・・。」

**********

人種隔離政策の下で情報操作を強いられている白人にはそういうニュースしか流れないわけです。小さい頃から白人社会で育ったら、それが当たり前、というわけです。

ウッズとビコの出会いのシーンは、いつも美しいなあと思います。2回目に貼ってたと思ったけど、そうでなかったんで、ここに貼っておくね。あの通りは1992年にハラレに行った時に、たぶん近くを通ったような気がします。transcribeしたのを貼っておきます。

Cry Freedom_The first meeting

Woods: Steve Biko? Are you Steve Biko?
Biko: l am. l would have met you in the church, but, as you know, l can only be with one person at a time. lf a (third) person comes into the room, even to bring coffee, that (breaks) the (ban)… And the (system) – the police – are just across the road. But, of course, you would (approve) of my (banning).
Woods: No. l think your (ideas) are (dangerous), but, no, l don’t (approve) of (banning).
Biko: A true (liberal).
Woods: lt’s not a title l’m (ashamed) of, though l know you (regard) it with some (contempt).
Biko: l just think that a white (liberal) who (clings) to all the (advantages) of his white world – jobs, housing, education, (Mercedes) – is perhaps not the person best (qualified) to tell blacks how they should (react) to (apartheid).
Woods: l wonder what sort of (liberal) you would make, Mr. Biko, if you were the one who had the job, the house, and the (Mercedes), and the whites lived in (townships).
Biko: lt’s a (charming) idea. lt was good of you to come, Mr. Woods. l wanted to meet you for a long time.

Mercedesはマーサディーズと発音、意味はメルセデス・ベンツ。ドイツ車で金持ちのシンボル。医者ややくざがよう乗ってる車で、医学科の駐車場ではよう見かけるねえ。

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自己意識の話も補足しときます。

今日も映画を観たあと話をしたように、ビコは合法的に殺されましたが、それだけ体制に脅威だったということでしょう。
裁判の中でビコがEven in this environment we must find a way to develop hope for themselves, to develop for this countryと言ってたけど、ほんとすごいよね。前の方Even in this environment we must find a way to develop hope for themselvesは僕でも言えるので、ま、授業でずっと言い続けて来たつもりやけど、あとの方to develop for this countryは、言えないもんね。この国のやってきたことを考えると、恥ずかしすぎて、国に希望を紡ごうと言う気にならんもんなあ。今日も何度も言ったけど、こう言わないといけないのは悔しいね。
自己意識については、ビコとマルコム・リトルに焦点を当てて書いたことがあります。ビコを引用して書いた部分です。

*****************

白人優位・黒人蔑視

奴隷貿易に始まる西洋諸国の侵略によって、支配する側とされる側の経済的な不均衡が生じましたが、同時に、白人優位・黒人蔑視という副産物が生まれました。支配する側が自らの侵略を正当化するために、懸命の努力をしたからです。支配力が強化され、その格差が大きくなるにつれて、白人優位・黒人蔑視の風潮は強まっていきました。したがって黒人社会は、支配権を白人から奪い返す闘いだけでなく、黒人自身の心の中に巣食った白人優位の考え方を払しょくするという二重の闘いを強いられました。アメリカ映画「遠い夜明け」で広く知られるようになったスティーヴ・ビコは、ある裁判で黒人意識運動の概念について質問されたとき、その「二重の闘い」に言い及んで、次のように述べています。

基本的に「黒人意識」が言っているのは黒人とその社会についてであり、黒人が国内で二つの力に屈していると、私は考えています。まず何よりも黒人は、制度化された政治機構や、何かをしようとすることを制限する様々な法律や、苛酷な労働条件、安い賃金、非常に厳しい生活条件、貧しい教育などの外的な世界に苦しめられています。すべて、黒人には外因的なものです。二番目に、これが最も重要であると考えますが、黒人は心のなかに、自分自身である状態の疎外感を抱いてしまって、自らを否定しています。明らかに、ホワイトという意味をすべて善と結びつける、言い換えれば、黒人は善をホワイトと関連させ、善をホワイトと同一視するからです。すべて生活から生まれたもので、子供の頃から育ったものです。[I Write What I Like (New York: Harper & Row, 1986), p. 100.神野明他訳の日本語訳『俺は書きたいことを書く』(現代企画室、 一九八八年)が出ています]

南アフリカを本当の意味で変革していくためには、先ず何よりも黒人ひとりひとりが、厳しい現状に諦観を抱くことなく、自らの挫折感とたたかい、自分自身の人間性を取り戻すべきだと、ビコは説きました。自己を同定するために自分たちの歴史や文化に誇りを持ち、次の世代に語り伝えようと呼びかけました。そして、経済的な自立のための計画を立てて、実行に移しました。

*************

ブログに載せています→「自己意識と侵略の歴史」

では、次回にまた。

一度家に戻ってしばらく寝て、今からまた研究室です。英語をしゃべりたい人が練習に来る予定。

トーイックについて少々。

今トーイック協会から出ている唯一の本には過去の2種類のテスト(Test 1とTest 2)が入っていて、今日やろうとしたのはその前にあるサンプル問題2題。Test 1は10題。次回はやれると思います。その形式の例題を集めたのが、『金のフレーズ」⑤、スピードを変えながら聞いてもらったけど、なかなかええやろ。参考ファイルに①~⑤の音声はzip(圧縮ファイル)で置いてあるんで、ダウンロード、解凍して使ってや。

次回、何回かやってみるんで、自分でもやりや。自分でやるのが一番大事やから。