英語 Ta1(7)

9回目の授業でした。

晴れて行き帰り助かりました。ただ暑かったけどねえ。

コメントを言ってもらって、金のフレーズの①を終わって、リスニングの過去問を最後まで、と思っていたけど、結局トーイックにしろ英語を使うにしろ、最後は自分でやるしかないなあ、といういつもの話と、リスニングを少々、で終わってしまいました。

23日に学内のトーイックの過去問のテストを利用して、これからトーイックのスコアが必要になる場合も考えて、実際の過去問を実際にやってみて、解説しようと思いました。いろいろ解説なども入れると、実際にはたくさん問題はやれないけど、同じ要領で実際にやってみて、解説で確かめてという作業を繰り返すことが出来たら、たぶんある程度のスコアが取れると思うよ。

次回は今日出来なかった①コメントを聞いて、②金のフレーズの①を終わって<80(寺岡くん)→81~85(奥田くん)、86~90(渡辺さん)、91~95(加藤くん)、96~100(宇佐くん>、③先にリーディングの過去問をやって、時間があれば、残りのリスニングの問題をやろうと思っています。

でも一番大事なのは、すでに配ってある過去問をみんなが実際にやることやから、今日準備出来てなかった人は必ず自分でやりや。そのために、過去問を時間をかけて印刷して来たんやし。

配ったプリントはなし。金のフレーズの⑤(600点レベルのまとめ)と⑨(用語のまとめ)のプリントは用意してたけど、渡せなかったんで、次回に。

また、来週に。

東京外国語大学のアジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)の資料室に行ってきました。(写真を取って来てたらよかったねえ)

AA研の出している本などを眺めながら、マニアックな人たちばっかりやねえ、というのが正直な感想でした。

僕の三つ隣の部屋の日本語の教員寺尾さんから、「アンゴラ国民言語群の言語学的・文献学的総合研究」で国際共同研究加速基金を申請するのでリーダーになってくれと頼まれて引き受けたけど、研究グループの人たちはこのグループの人たちやったんやと思いました。僕と寺尾さん、それに東京外大の人が二人に愛知県立大外国語学部の人が一人の計5人やそうです。

寺尾さんはアンゴラに8回も電話をかけて(言葉はポルトガルの支配を受けてたから言葉はポルトガル語)何とか受け入れ大学からの確認書を手に入れて、すでに申請書を出しています。額面は2000万。

「寺尾先生の研究計画調書を読んでいて、
どのような人生を歩めば、アンゴラの言語に興味を
持つようになるのだろう。と疑問に思いました。」という研究協力課の野嶋さんの素朴な疑問への答えやろな、と思いながら資料を眺めてました。

英語 Ta1(7)

8回目の授業でした。

エボラ・コンゴ関係の映像:アフリカの植民地分割→アフリカ争奪戦→レオポルド2世によるコンゴ自由国の植民地支配、特にゴムの採集でアフリカ人に強いた残虐な行為についての映像もみてもらいました。
すでに配ってある1995年のエボラ出血熱騒動とコンゴをめぐって(B4表裏2、表1)のなかのレオポルド2世(写真↓)に関する引用を読みながら解説しました。


それから1960年の独立と、アメリカの介入によりルムンバが暗殺され、モブツ(若き日のモブツの写真↓)が担がれて独裁政権につくコンゴ危機の映像もみてもらいました。すでに見たCNNニュースや読んだ新聞記事を理解するためには必要な歴史や政治の背景やったと思います。


植民地支配の暴虐の例として、アフリカ征服、強制労働でフランス領コンゴまで敷いた鉄道の映像も少しですが観てもらいました。

第二次世界大戦の後も、先進国、特に二回の大戦でも無傷でヨーロッパ諸国に金を貸したアメリカが、独善的に戦後の搾取構造、開発と援助の名の下、多国籍企業・貿易による経済支配体制を構築したか、独立時に独立の過程を出来るだけ邪魔をして混乱させ、そこに軍事介入して独裁政権を如何に打ち立てたかがよくわかります。コンゴはその典型だったわかです。ほぼすべてのアジア、アフリカ諸国はその搾取機構の中に組み込まれて行きました。

残りの時間でトーイック例文の続き51~55(萩原くん、欠席で僕が代わりに)、56~60(中道くん)、61~65(吉留くん)、66~70(池田くん)、71~75(松本くん、欠席で僕が代わりに)、76~79(寺岡くん)で時間切れでした。

次回は80(寺岡くん)→81~85(奥田くん)、86~90(渡辺さん)、91~95(加藤くん)、96~100(宇佐くん)と最後までやったあと、
23日の試験(受ける人もいそうなので)に向けて、リスニングの過去問とリーディングの過去問、を集中的にやろ。

配ったプリント:①金のフレーズ②③④(解説と演習)、リスニングの問題と解説、リーディングの問題と解説。(結構な枚数で、しかも4クラス分、土日に出て来てやったけど、時間かかったなあ。)

リスニングの音声ファイルの続き(59~100)は参考ファイルに置きました。

自分でやらないと意味がないので、次回の授業までにダウンロードしてリスニングの過去問をし、リーデングの過去問もやりや。解説もコピーしたので、たぶんわかるとと思うけど、実際にチェックしてみようと思っています。(お節介かも)

また、来週に。

 

8週目が済みました。あしたから東京。三日ほど日常から離れて、あと7週、今回は夏休みの充電期間が長くなるように、早めに課題を読んで成績をつけようと思っているけど、どうなるやろねえ。

英語 Ta1(7)

5月29日

7回目の授業でした。

行きは雨がひどかったね。帰りは降ってなくて助かりました。今週の日曜日は自治会の一斉清掃、長いこと住んでると自治会の役員がまわってきて、へたすると会長を押しつけられそうでした。そのときは辞めるつもりやったけど、やってくれる人が現われて。結局安全衛生の係、年に2回の清掃に、防犯灯の管理やら何やら結構することがあるようです。すでに連絡網などのプリントも三種類こしらえした。清掃の当日に配るペットボトルも300本ほど、とても自転車で運べる代物ではないので、運ぶのを手伝ってもらいました。清掃区域の地図をラミネートコートしたり、ほんまええ加減にせいやと言いたくなります。何より月に一回水曜日の夜に役員会、そんな余裕はないのにねえ。3月末から4月一杯は、大きなことが舞い込んで、その合間に授業と授業の準備としたという感じでした。後期が終わってからすぐに地域資源創成学部で使うトーイック用のプリントと医学科で使う医学用語のプリント(結構な数でした)を予め用意しといてよかったとしみじみ思いました。

これを書いているとき、会長を引き受けてくれはった人から電話、ごみの苦情があったので木曜日の八時前にその班のごみの集積所に立っておこうという話でした。外部の人か新しく入居された人かが出したごみの分別が出来てなくて集めてもらえないままに放置されているからという苦情が班長さんから入ったからやそうです。
ま、いろいろあるよねえ。いっとき生活する学生の立場は、そんな煩わしいこととは無縁でいられて、ええよねえ。

前回に引き続いて、階段教室の大きな画面で映像を観てもらいました。
新聞記事(萩原くん)の続きは読めなかったけどね。またや、ね。

最初に1960年のベルギーからの独立、1963年のルムンバの虐殺を含むコンゴ危機、1976年の一回目のエボラ騒動、1995年の2回目の騒動までを英語でしゃべったあと、1976年の一回目のエボラ騒動の映像を観てもらい、transcriptionを日本語で解説しました。


そのあと、→アメリカ映画「アウトブレイク」の数場面を繋いだ映像を紹介しました。このクラスの映画は大ヒットしただけでなく、2回目の騒動を増幅させる影響を与えただけあって、観ても飽きないよね。テンポもよくおもしろいしねえ。元はあるんで、いつでもコピー出来るよ。映画でもあったCDC(米国疾病予防センター)のような施設でエボラに感染した人をめぐっての大騒動を題材にした本『ホットゾーン』も1995年のエボラ騒動を増幅させた原因の一つだったようです。映画も東京でたまたま見つけて持っています。課題図書にも入れてあります。

次回はトーイックリスニングの過去問Part3の41~58、を確認してから①の51~100までをやるつもりです。

51~55(萩原くん)、56~60(中道くん)、61~65(吉留くん)、66~70(池田くん)、71~75(松本くん)、76~80(寺岡くん)、81~85(奥田くん)、86~90(渡辺さん)、91~95(加藤くん)、96~100(宇佐くん)

いっしょにやってこ。みんなも予め覚えてくるとわかりやすいと思うよ。

去年までと違って試験は必修ではないみたいなので受けない人もいると思うけど、就職のことを考えるとトーイックも必要やと思うんで、試験を受ける人用にやってみようと思います。今したくない人は無理にしなくてもええと思うけど、基本的な英文をやるのは、言葉の運用の上でも役に立たないことはないので、利用してやってもらえると僕としては嬉しいです。無理やりやらされるのは精神的にもいいことないけど、自分でやろうという分については、悪いことではないもんねえ。

1976 Outbreak聞き取り・日本語訳(B4表裏)、Outbreak聞き取り(B4表裏)は、音声ファイルを参考ファイルに置いてるので、やってみるとええんやないやろか。

次回は普段の教室です。

また、来週に。

英語 Ta1(7)

5月22日

6回目の授業でした。

雨の日が続いています。行き帰り難儀するなあ。今日は特に夕方医学科の方に行ったときは、これでもかと降ってたんで大変でした。でもあしたの午後には上がって、しばらく天気のいい日が続くみたいやけど。
そろそろ紫陽花(あじさい)の季節。下は額紫陽花(がくあじさい)

階段教室の大きな画面で、シカゴの救命救急室の医者カーターが行ったコンゴの映像を観てもらいました。
その映像の前に医学科1年の佐々木くんのファイルを使わせてもらってテレビ映画の解説を少々、それからシーズン1のカーターの初日の一部を紹介しました。
かなり強烈な映像やったと思うけど、どうやったやろか。
鉱物資源にも、水にも土地にも恵まれて自給自足の豊かな生活をしていた人たちが、鉱物資源に群がる人たちによって、まさにぐちゃぐちゃにさせられている姿は、ほんま強烈です。先進国が利益を貪り売りつけた武器を使ってアフリカ人同士が殺し合う、悲惨な場面です。

次回はもう一回同じ階段教室で映像を中心に。新聞記事(萩原くん)の続きを読んでから、1976年の一回目のエボラ騒動→アメリカ映画「アウトブレイク」の数場面を繋いだ映像を紹介するつもりです。時間があれば、独立・コンゴ危機、植民地時代、植民地分割の映像も観てもらえるといいのになあと思っています。

トーイックリスニングの過去問Part3の41~58の解説は、その次の週にトーイックの試験用に時間を取ってするつもりです解説は配ったので、参考ファイルに置いてある音声でチェックしながらやりや。

配ったプリント:過去問Part3(41~58)解説(A4表裏)、1995年のエボラ出血熱騒動とコンゴをめぐって(B4表裏2、表1)と、コンゴ東部で戦闘再開(B4表)とコンゴ 反政府組織と戦闘続く(B4裏)、エボラの英文記事(B4表裏)、1976 Outbreak聞き取り・日本語訳(B4表裏)、Outbreak聞き取り(B4表裏)

1976 OutbreakとOutbreakの音声ファイルを参考ファイルに置いときますので、ダウンロードしてやってみてや。

また、来週に。

時間の余裕がないなあ、なんでやろ。
退職してもすることがあって呆(ぼ)けなくていいですね、と言われるレベルやないほどに毎日毎日することがあるわ、ほんま。
余裕が出るのは、やっぱり授業が済んで採点が終わる八月の初めになるんやろな。