英語 Ma2(4)

11月27日、9回目の授業でした。

6回目13日(水)は休講、7回目20日(水)はブログを書けず、今日27日(水)が9回目でした。あと6回、やね。この前合同授業をして補講しようと思ったけど、前半のクラスで授業をやめて出て来たり、今日もお互いに言いたいことを言ってたので、たぶん補講の時間が取れないみたい。金曜日の4コマ目が始まるみたいやしね。

今日も昼からずっとすることがあって、ブログを書けなさそうで。あした改めて、前回と今日やったところをまとめて、関連の僕が書いたものとリンクさせときます。授業の話だけでは分かり難いところも多いと思うんで。

あと一週間くらいまだ今やってることが続きそうなんで、課題を読んで講評を書くのはそのあとになるかも。講評が書けたら授業の時か、連絡網で。

2回目もあるので、資料の要る人はいつでもどうぞ。それと一回目について聞きたい人は、課題を前にしていろいろ話が出来ると思う。連絡をくれたら返事するんで。医学科の部屋でも木花の部屋でも、授業の前後でも。

******

追加分

前回は

①HIVの症状を森さんが発表してくれ

②そのあと、ルーツの奴隷市と逃亡の場面を見てもらい、

③-1奴隷制と奴隷をめぐって北部産業資本家と南部の荘園主が南北戦争をした、
③-2北部はリンカーンを共和党の大統領候補に立てて、実際に1860年の大統領選で予想に反して大統領になった、
③-3南部は合衆国を離脱して、南北合一のために南北戦争が勃発、
③-4決着がつかないので北部の自由な黒人の参戦を促すために見返りとして条件つきで奴隷を解放する約束をした、
③-51963年に法的には解放されたけど、何も変らず奴隷が小作人に名前が変っただけ、
③-6南部の荘園主は貧乏白人を優遇して小作人の給料を据え置いて間にカラーラインを引いた、

そんな話をしました。

あしたは、南北戦争と公民権運動、二つの概要と映像、最後にゴアとブッシュの大統領選、抗HIV製剤がどう絡んだかの話をして、アメリカの話は終わりかな。

あと12月があしたを含めて3回、1月に3回。

来週は南アフリカの話、「遠い夜明け」を観てもらいたいと思ってます。資料は用意してあるんで配ります。

今年の最終日は、5章と、南アフリカの続き。

年明け1回の半分はジンバブエに行ったときの話。あとの2回はエボラ出血熱とコンゴ、あのカーターがコンゴにボランティアに行ったERの映像は是非みてもらうつもり。それと、Listening Comprehension Practiceを英語で少しやりたいなあ。

あした、また。1コマ目からやから、早う寝んとね。お休み。

 

土曜日は久しぶりに庭を潰(つぶ)して拵(こしら)えた畑(vegetable
garden)で、蒔(まい)いた種から大きくなっているレタス(lettuce)を植え替え、ブロッコリー(broccoli)の苗を植え替える畝(うね、stitches)を拵(こしら)えようと思っていたけど、レタスを四分の一ほど植え替えただけ。

2月くらいにはこのくらいの大きさになるリーフレタス

レタスやブロッコリーは冬野菜、今頃なら虫にやられずレタスは年明けから3月の終わり頃まで、ブロッコリーは3月の始めくらいから4月の半ばくらいまで食べられます。それ以外は葉っぱは虫に食べられて、芯(しん、stem)だけになってしまうねえ。

今は畑(上の写真)の半分は南瓜(かぼちゃ、pumpkin)。まだ20個近くなってるかなあ。瓢箪(ひょうたん、gourd)みたいな格好(かっこう)してるね(下の写真)。皮の部分が柔らかくて結構おいしいよ。

 

 

英語 Ma2(4)

連絡事項

来週11月6日(水)は月曜日時間割で授業はありません。

10月30日、6回目の授業でした。

今日はいろいろ話をしたんで、原くんのHIV増幅のメカニズム、だけで終わってしもうたね。

前半のクラスで途中で授業をやめて出てきたこともあって、今の時間を大事にしぃや、みたいな話。特に意識下の言語の話。今医学科の研究室でデータがないから、家に帰って、医学科に来た日に送られてきた關さん(東大の医学部を出て、横浜で出版社門土社をやってはった人)からの分厚い手紙の一部を見つけて、載せときます。↓

********

<次回は>今日やれなかった分も含めて

* コメント(何人か)

* エイズ(エイズの症状など、森さん)

アフロアメリカの

* 「ルーツ」の映像を少々。

* Battle Hymn of the Republicなどの紹介

紹介する予定のDionne Warwick

また、次回に。次回は骨の試験も終わってるんかな。

→關さんの手紙の一部

意識下の言語について

「・・・闇は光です この眼に見えるものはことごとく まぼろしに 過ぎません 計測制御なる テクニカル・タームをまねて 『意識下通信制御』なるモデルを設定するのは またまた 科学的で困ったものですが 一瞬にして千里萬里を飛ぶ 不可視の原言語のことゆえ ここは西洋風 実体論的モデルを 御許しいただきたい 意識下通信制御を 意識下の感応装置が 自分または他者の意識下から得た情報を 意識下の中央情報処理装置で処理し その結果を利用して 自分または 他者の行動を 制御することと定義するとき 人の行動のほとんどすべては 意識下通信制御によるものだと考えられます 少なくとも東洋人とアフリカ人には あてはまるはずです 私たちの行動のほとんどすべては 意識下の原言語できまるのであって 意識にのぼる言葉など アホかと思われるほど 些末なことです その些末を得意になって話しているのが ほかならぬ 学者文化人であって もう ほんまに ええかげんにせえ と 言いたくなります・・・」

あなたら医学生について

「・・・生物の成長というのは 細胞が個数を増す 細胞分裂と分裂によって 小型化した細胞がそれぞれ固有の大きさを とりもどす細胞成長とによって 達成されます 生物は本質的に成長するものなのですから 各細胞は 成長の第一条件たる 細胞分裂の傾向がきわめて強いのです しかし 無制限に 細胞の個数が増加して その結果 過成長すると こんどは 個体の生命が維持できなくなります そこで遺伝子の〝細胞分裂欲求〟は 不必要なときには 抑制されています この抑制因子を モノーという人は オペロンと名づけました モノーのオペロン説です フランスというところは 困ったものでいまだにデカルトの曽孫のような顔をした人たちしかいません このモノーも デカルトの曽孫にちがいありません しかし 話を簡略にするためには このオペロン説は 便利です 化学変化を説明するのに 結合手なる 手を 原子または原子団がもつものとするのに似て こっけいですが御許しいただきたい さて このオペロンが はずれてしまうというか 抑制因子がはたらかなくなったとき 細胞は 遺伝子本来の 〝分裂欲求〟に忠実に従って 際限なく 分裂を繰りかえします ガンです そして ガンになりやすい体質は遺伝します これはオペロンが はずれやすい傾向が子や孫に伝わるためです たしか 一九二◯年代に 有閑階級という新語をつくり流行させたアメリカの社会学者の言説をまつまでもなく ヒトは〝侵略遺伝子〟を持っています ヒトがすべて侵略者とならないのは この恐ろしい 〝遺伝子〟にも オペロンのおおいがかけられていて 容易には 形質を発現することがないためです ツングースの〝侵略遺伝子〟のオペロンは 窮迫によってはずされてしまったのです それも ほんの七千年か八千年ほど前のことです そして このオペロンのはずれやすい傾向は 連綿と受けつがれ いまなお 子や孫が風を切って 日本じゅうをわがもの顔に歩きまわっています 天孫降臨族の末裔たちです 手っとりばやくのしあがることだけをひたすら思いわずらい 四六時中 蛇(蛇くんに邪気などない)のごとき冷たき眼を油断なく 四方八方にくばる この侵略者たちは もちろん 効率百パーセントの水平思考を好み鉛直思考など 思いもよらぬことなのです 玉田先生が 鉛直下の原言語に乱されて 思考が中断するなら 私のほうは 鉛直上の原言語に吸いとられて思考が消失します 中断と消滅 軽重の違いはあっても 二人とも やはり 頭が悪いのは 確かなようです その点 最近の学生は とくに 医学生は 頭の良い子ばかりだそうです なにしろ なんかの方法で 受験勉強をしなかった子は いないというのですから 〝学問〟に対する その真摯な態度と勤勉に 驚かずにはいられません これは頭の良い両親の指導のもとに 水平方向に 己れの行く末を見つめ かっちりと計画がたてられる 頭の良い子であることを意味しています 鉛直方向によそみをすることなど 思いもよらぬ 天才少年です・・・しかし〝頭の良い〟学生たちと〝頭の悪い〟玉田先生 この両者に虹の橋はかけられないと絶望するのは早すぎます 学生たちの 眠っている 意識以前に 無言で語りかけてください・・・意識下通信制御です 百億年の因縁なんぞ信じないぞ 数百万の祖霊 そんなものは ミイラに食わせてやる などと仰言ってはいけません そうすれば 玉田先生の学生のなかから 医者や医学者ではなく 医家が 必ず 生まれることを かたく 信じてください そして もちろん 学生に 好かれるように行動するのではなく いつも 御自分からすすんで 学生のひとりひとりが 好きになるようにつとめてください 〝良い頭の〟学生は 医学生の責任だとはいえません 親はもちろん あらゆるものがよってたかって腕によりかけ 作りあげた〝高級〟人形であっても愛着をもってやれば ある日 ぱっちり眼を開き 心臓が鼓動をはじめ 体のすみずみに しだいに ぬくもりがひろがっていくことが 必ずあることを忘れないでください それと 医学部の学生は 最優秀と考えられていますが実際は 外国語も自然科学も数学もなにもかも まったくだめだということを 信じてください 子どもだから仕方のないことですが 世評がいかに 無責任ででたらめなものであるかを 玉田先生も 四月になれば いやというほど思いしらされるはずです たとえば 英語は 百分講義で英文科三ページがやっとのところを 医学部は十ページをかるがるとこなすのですが その医学部のひとりひとりをじっくり観察すると こいつ ほんまに 入試をくぐってきたんかいな と思う奴ばかりです それでもうんざりして見捨てたりせず この愚劣なガキどもの ひとりひとりからけっして眼をはなすことなく しっかりと 見守ってやっていただきたい なにしろ まだ人類とはならぬこども なのですから・・・」

僕から

あなたらが「親はもちろん あらゆるものがよってたかって腕によりかけ 作りあげた〝高級〟人形」なのかどうかは怪しいけど、「ある日 ぱっちり眼を開き 心臓が鼓動をはじめ 体のすみずみに しだいに ぬくもりがひろがっていくことが 必ずあることを」祈ってはいます。

英語 Ma2(4)

10月23日、5回目の授業でした。もう3分の1が終わったんやなあ。

15章のoral checkをやるつもりやったけど、骨の名前以外の病名などを覚える余裕がないという前のクラスの人たちのコメントを聞いて、そうなんやと、やや納得気味。お節介やったみたい。次回はやらんから、自分のペースで。

ERの紹介、西アフリカの曲を2曲、African American songs。

原口(美)さんがERの紹介を少々。南部さんから聞いたtranscriptionのあるサイトらしいです→「ER Episode Scripts」

2014年の1シリーズでカーターが最初に出る場面を少々。大金持ちとはいえ、誂えた白衣を着て来るか。指導医はベントン。元奴隷主の子孫の学生と、元奴隷の子孫の指導医。ま、アメリカならではの設定やねえ。投資する人に取っては、どれくらい売れてどれくらい見返りがあって儲かるか、が問題やから。見てる方は、おもろいわな。

歌手はセネガルのユッスー・ンドゥールとサリフ・ケイタ。どっちもなかなかインパクトあったやろ。それに打楽器が強烈やね。アフリカ系アメリカ人の音楽のルーツでもあるんで、最初に観てもらもらおうと思いました。

西アフリカのビートやリズムがアフリカ系アメリカ人の音楽の原点なんで、先に見てもらいました。

次回は「ルーツ」を少しでも。

紹介の映像を見てもらった「ルーツ」は1977年にアメリカで放映され、30年後にDVDの6枚組がリリースされました。奴隷貿易から始めて、結構「ルーツ」の映像を見てもらうつもりです。通して観たい人はDVDがあるんで、いつでもどうぞ。長いけどね。課題図書には日本語訳版を入れてるから、本で読むのもええね。

アメリカに関連して今日的な問題として、エイズの話も併行して見ていこ。

********

<次回は>

* コメント(何人か)

(たぶん、先に)

* エイズ(HIV増幅のメカニズム、原くん、エイズの症状など、森さん)

(残りの時間で)

* Battle Hymn of the Republicの紹介。

* 「ルーツ」を少々。

全部やれるかな。

また、来週に。

***********

23日(水)に、臨床実習でお世話になっていたカリフォルニア大学アーバイン校から医学科が招待した小児科医のペニー・ムラタさんのお世話をさせてもらいました。空港から観光ホテルの夕食まで、ほぼ半日。
前回はフラワーガーデンと平和台公園に案内したので、今回は海に、と思ったけど、生憎の激しい雨。レストランからの海しか観てもらえなかったのは、残念。今回はEMPの授業以外にも、二日目の放課後に、医者や学生を対象に話もしてくれはったよう。

金曜日は石﨑さんが懇親会でペニーさんと再会再会したようで、「5年ほどぶりに、Penny先生と再会することができ、近況を話すなど、とても貴重な時間でした。EMP時代を思い出し、UCIでの時間も全て思い出されました。やはり、私にとって濃い経験だったのだと思います。」と、今朝メールが来てました。石﨑さんは2年続きでペニーさんの授業を受け、自宅に泊めてもらいながら小児科で1か月臨床実習を受けたラッキーな人。今は腎臓内科にいるそうやから、話を聞いてみたい人は、石﨑友梨(yuri_ishizaki@med.miyazaki-u.ac.jp)さんに連絡してみたらええよ。

僕の方は、普段は一定のリズムで辛うじて毎日をやり過ごしてるからなんやろな、半日も普段以外のことが入ると、すっかりペースがぐちゃぐちゃ。
あしたからまた7コマの一週間が始まるから、戻さんとね。

今週は、あした獣医用語の授業もあって、8コマもあるしね。
というわけで、ブログの更新が今日になりました。

上段左がペニー・ムラタさん、右は池ノ上さん

ペニーさんが来てくれはったEMPの報告書→11EMP後期報告書

英語 Ma2(4)

連絡事項

* 今日の授業は1月の分です→1月23日(水)は授業なし。

10月18日4コマ目、(3)と合同、4回目の授業でした。

15章、筆記用、oral check用など、僕に出来ることはやったつもりです。あとは自分でやるかどうか、お節介かも、という気持ちもあるけど、役に立つと嬉しいです。

oral checkをしたい人は、一人でもグループでも、連絡してくれれば、予定がない限り、いつでもつき合うよ。木花でも医学科でも。

<次回は>

* コメント(何人か)

* ERの発表(原田美咲さん)

* A Short History of Black Americansの続き(平井さん)、African American songs(舟津くん)

時間があれば、西アフリカの曲と「アフリカシリーズ」の、ヨーロッパ人が来る前のアフリカ大陸の映像も見てもらえれば。そうすれば、奴隷貿易→奴隷制と繋がるんやけど。歌を少し紹介するかも。

<配ったプリント>

* 15章演習:分類表示つき(A4表裏5)