日程の確認
来週11月15日(木)は金曜日振替で授業なしです。
11月8日
6回目の授業、グレートトレックとマレーシアの発表でした。
最初にテキストの年表を見ながら、
1652年オランダ人の到来
→1795年イギリスがケープに大軍(フランスに取られないように先手)・1806年ケープ植民地政府樹立
→奴隷解放・グレートトレック
→ブラッドリバーの戦い
→1854年イギリス系がケープ州、ナタール州を占有、イギリスがオランダ系のオレンジ自由州、トランスバール州の占有を許可
→1867年に金・1886年にダイヤモンドを発見
→1899-1902年第二次アングローボーア戦争
→1910年南アフリカ連邦成立
の流れを見て行きました。この500年で一番厚かましかったイギリス人の侵略の仕方、そのごの経緯をみれば、今の世の中の構図がわかる、というような話もしました。
一握りの集団(ほぼ3%)が大多数から搾り取っていい思いをする、その構図は制度や主義が違っても、大体同じようで、支配者側は自分の都合のいいように法律を作り、給与体系も決める、そのために一番都合のいいような教育体制も取るし、と言うような話もしました。
結構時間を取って、結局山口くんのグレーとトレックとイルファンくんのマレーシアの発表で時間切れになりました。今回も山口くんの発表は極めてわかりやすかったし、地図や画像をぴったりやってねえ。
イルファンくんのファイルモわかりやすくて、見やすかったし、日本語もほぼ完璧、二人ともほんとに感心しました。
次回は金とダイヤモンドの発見の発表を原くんにやってもらったあと、何曲か聴いてもらいら、英文の続きを牧浦さんにやってもらってから、時間があれば「ガンジ-」やね。
ガンジーとアングロボーア戦争と南アフリカ連邦の成立の発表、だれかやらへんやろか。
その辺りが済んでから、ハラレでの話をしたいと思います。
ハラレで住んだ500坪の借家
ハラレで知り合ったジンバブエ大学の学生アレックス・ムチャデイ・ニョタ
アレックスの住んでた男子寮
配ったプリント:The Struggle for South Africa B4表裏1、ジンバブエ日本語B4表裏1、英語B4表裏1
今日話をしたジンバブエでのことを書いた本については、出版社のメールマガジンに発表したのを奥さんの絵のブログにまとめてリンクしてあります。つまり出版してないけど、一冊をブログで読めるようにしたというわけです。→ジンバブエ滞在記
近いうちにこのブログの書いたものの中に移行するつもりです。
再来週に、また。
感想文、たまたまその日来てなかったから出せなかったと何人か言いに来てましたが、心残りなら、何かに書いて提出してや。それに関して↓
最後に出してもらう授業の感想を毎年読んでるけど、「普段来てないのに課題だけ出してる人には腹が立つ」、とか「普段来てない人と同じ評価だと納得がいかない」とか、結構そんな意見もあって、それなりに妥当性はあると思うんで、ま、いろいろ気を遣うんやろね。
実際203人の登録で、先週は94人。
「出席に縛られないと授業に出られないのも情けないやろ、折角大学に来て豊かな空間を享受出来るのに、出席を取らないと授業に来ない、そんな意識を変えんとあかんのちゃうか」というようなことを言ったと思うけど、実際は毎回減って来て、今や半分以下、そんなもんみたいやね。
そんなに授業に魅力ないか。
今日は100印刷して持って行ったら、全部なくなっていたんで100人ちょっと来てたんやろな。
203人いるのに、100しか印刷して持って行かなくなる現実も、ちょっと哀しいけど、全員分持って行って半分以上持って帰らなあかんのも、それはそれで哀しいもんがあるよ。542人を引き受けてやった時は、もっと規模が大きかったけどね。
来てる人にはきちんとした成績がつけられるように、ま、それに気を遣ってるんやろな。
でも複数の出されたもの(課題や感想文など)を見たら、そら、その人の取り組み姿勢はわかるで。全部読むんやし。