つれづれに

つれづれに:のど顛末記

 12月になり、今年もあとひと月になった。→「私の散歩道2022~犬・猫・ときどき馬」

 「つれづれに」の再開である。

「つれづれに」に「日常」(11月2日) を書いたあと、日常がいつも通りではなくなった。病気になったり、事故に遭ったりすると、当たり前の日常が必ずしも当たり前ではないと思い知るとよく言われるが、日常の有難さを充分に感じながら生きるようになっている。それでも、日常が乱れることがある。今回の直接の原因はのどだった。

「日常」を書いたあとに載せるつもで撮った白浜帰りの青島海岸、その日は波が高かった

 いつもの白浜のマッサージから帰った次の日くらいに、右側の喉の奥に少し違和感を覚えた。一年か二年に一回くらいは喉をやられていたが、最近はやられていなかったので、まずまずの調子だったということか。違和感を感じたら、出来るだけ早めにうがいをして熱いものを飲んで寝るようにすると炎症を起こすまで行かないで収まることもある。炎症まで行くと、あとは痰にからまって元に戻るまでしばらくかかる。今回は違和感を感じたのが週末だったので、いつもの対処法をいろいろやってから、週明けの月曜日にいつも世話になるクリニックに行った。聴診器を当てたり、喉を見たり、いつものように診察してもらったあと4日分の薬の処方箋を書いてくれた。

「抗生物質ですか?」

「抗生物質じゃないですよ」

木曜日までの薬をもらって帰った。出来るだけ寝る時間を取って薬も飲んだが、あまりすっきりしなかった。無理をしたら行けないほどではなかったが、金曜日の白浜のマッサージは取り敢えずキャンセルの電話を入れた。

炎症箇所が右から真ん中辺りに移動したがいつものように痰にからまないし、寝ている時に咳も出て少し苦しい時もあった。夜中に起きてトイレに行くときに、少しふらつくような感じも続いた。ふらつく感じは半時間ほどゆっくりと平地を歩くと収まった。日曜日も同じような状態だったので、月曜日に再びクリニックに行った。少し薬をかえて4日間の処方箋を出してくれた。健康診断を2年してなかったからか「血液検査をしときましょうか?」と言われ、別室で看護師さんが採血をしてくれた。終わってから待ち合わせ室で座っている時に、院長さんが前を通りながら「前立腺癌の検査も加えておきましたよ。念のために」と声をかけてくれた。

新ボイラー、旧ボイラー、旧ボイラー撤去跡

 普段ならやられないのにその時に喉をやられたのは、免疫力が落ちていて菌に対抗できなかったということだろう。原因は思い当たる。干し柿の作業(↓)が続いていたこと、ボイラー(↑)がやられて1週間ガスコンロで沸かしたお湯を湯船に運んだこと、3月末締め切りの本のチェックに時間がかかったことなどである。パソコンの前に座る時間が多く、運動も足りてなかったし、少し始めていた畑の力仕事も原因である。パソコンの前に座る時間の中には二つのブログの更新と「つれづれに」を毎日書く時間も含まれる。これからのこともあるので、少し詳しく確かめてみる必要がありそうである。(続く)

干し作業の途中、鳥さん用に5個を残して実を採ったあと