つれづれに:永谷園俳句(2025年4月26日)
つれづれに:永谷園俳句
カレンダー4月 子犬とチューリップ
(小島けい画、休載中で紹介出来なかったので)
3月末の原稿を書いている時に、娘が応募してみたらと応募要領のリンク先を送ってくれていた永谷園が主催する俳句大会に、俳句を送った。元々詩心は遺伝子の中に組み込まれてはいないようだし、一時は俳句も詠んではいたが、最近はあまり句が出てくる気がしなかった。それでも2月28日の締め切り日に、4句送った。50万円が賞金だそうだ。原稿を送っている新人賞の賞金も50万円が多い。17文字と40×30×80=96000字の賞金が同額、ま、そんなものなのかも知れない。
ブロッコリ 哀れ葉をほぼ 鳥に食われて
鳥が来て ブロッコリーの 葉を食って
鳥が来て 大根の芽も あっと消え
鳥たちよ 来ては欲しいんだが やや微妙
カレンダー4月元 子犬とチューリップ(3号)
妻も娘も送ったらしく、妻には1次で選ばれたと種類が届いていた。背景を説明して送って欲しいということらしい。修論が山之内獏だし、卒業後は詩の出版社で働いていたらしいから、元々筋金入りである。社長と合わなくて辞めてなかったら、私との接点は、たぶんなかっただろう。
今回はその頃一人でツアーに参加したモンゴルで見たゴビの砂漠の空を詠んだらしいが、私は宇宙の分が選ばれると思っていたけどね、と妻は言っていた。当時は、モンゴルは共産主義バリバリで、日本から行くのも難しい国だったらしい。シベリア鉄道の列車の中で、妻が新潟港で描いた船のスケッチを見た憲兵の顔色が変わり、別室に連れて行かれたという。港や船も軍事施設が理由だったと聞く。たまたまNHKのお偉いさんがいて、事なきを得たらしい。
カレンダー3月きいちゃんとクリスマスローズ
(小島けい画、休載中で紹介出来なかったので)
妻も娘も、詩のセンスは抜群である。私にはその手の遺伝子が組み込まれていないらしい。
50万円が送られてくるといいんだが。50万円は3月締めで送った新人賞と同じ額である。17文字と40×30×80=96000字と。
カレンダー3月元 きいちゃんとクリスマスローズ(SM)