つれづれに:花菖蒲(2022年4月20日)
花菖蒲(はなしょうぶ)
散歩の途中に通る道路脇の花壇に花菖蒲(↑)が咲いている。枯れかけているのもあるが、まだ蕾のものもある。何年か前から花壇の端の躑躅が枯れた場所にだ誰かが花菖蒲を植えたらしい。飛んで来た種から咲いたポピー(↓)も咲いてはいるが、盛りを過ぎたようである。上の公園の花壇にも植わっていて、最近ずいぶんと数が増えて来た。→「ポピー」(小島けい絵のブログ)
→「小島けい2006年私製花カレンダー2006 Calendar」3月
花菖蒲は宮崎で妻が最初に描いた花である。借りた家が宮崎神宮より北側で市民の森の菖蒲園に近かったのが大きな要因だろう。三月末に引っ越して来て、少し落ち着いた頃に、北側の自転車で半時間以内に市民の森があって、そこに花菖蒲がたくさん咲いていると聞いた。それで妻が通い始めたわけである。三十代の後半で若かったし、十四年間の仕事を辞めた解放感もあったようである。手のかかった子供二人も幼稚園と小学校に通い始めていたし、生き生きとして自転車で市民の森に通い始めた。
宮崎市民の森花菖蒲園
毎日描いていたので相当絵もたまっていたので、本の装画の話が来た時、何枚かを出版社に送って表紙絵や扉絵になっている。原画を一括して送ってもらったことがあって、最近スキャナで取り込んだ。原画が3枚である。ぎっしり描いて、勢いもある。描いているときは、先行きのことは考えずに、描けなかった時間を取り戻すように、楽しそうに描いていた。→「花菖蒲」(小島けい絵のブログ)
花菖蒲
→山田はる子『心の花を咲かせたい』(1989/1/25)
裏表紙
扉絵
→「たまだけいこ:本(装画・挿画)一覧」 もどうぞ。
季節も移り変わり、畑も冬野菜は終わりかけで、夏野菜に移行している。一昨年から作り始めた瓢箪南瓜(ひょうたんかぼちゃ)の柵と、今年は新たにとまとの柵を拵えている。茎や実の重さに耐えるように台風時の強風に負けないしっかりとしたものでないと、ごそっと倒れてしまう。過去の教訓である。台風の通り道であることを忘れてはいけない。とまとは雨を嫌うので、雨が当たらないようにビニールシートを被せる必要もある。毎日家にいるからか、まだレタスが虫にやられずに済んでいる。
北側の玄関先に植えている柿もたくさん実をつけて若葉が瑞々しい。一昨年は250個以上も生ったのに、去年はたったの7個、一つが干している間に落ちてしまったので、結局干し柿になったのは6個だけだった。今年は生り年のようである。→「昨日やっと柿を干しました」(2017/10/30)
何本もの枝にたくさんの実が生って、200個は越えそうである