英語 Ma1(2)

<連絡事項再確認>

連休明けの5月8日(水)1コマ目は通常授業、4コマ目は1、2章。

課題図書やプリント、本の注文などはメールでも気軽に。連休中でも大丈夫、資料も添えて渡せると思うよ。5月末が1回目の締め切りなんで、そう時間もないしねえ。

<今回は>

まだ3回目なんか、もう3回目なんかわからんけど、3回目の授業でした。

編集した「アフリカの蹄」を最後までみてもらい、南アフリカ史の全体と日本とアパルトヘイト政権との関係など大まかな話をしました。次回のテキストと発表を決めました。本文に目を通しておくとわかりやすいと思います。今回の発表は「②英語での発表(自己紹介、関連の話題などで。)」にしてもらっていいです。

内容が理解出来たら、それをわかりやすく要約して、少し自分でも調べて画像や地図などをはったファイルを作って発表するといいやろな。自分でパソコンを持って来てやるか、参考ファイルに作ったファイルをアップロードして授業前にダウンロード、それを僕のパソコンを使って、かどっちかで。USBは前にも言ったと思うけど、非常勤で行ってた公立大と、看護学科でウィルスをばらまいたことがあったんでそれ以来使わないようにしてるんで。自分のパソコンか僕のパソコンで頼みます。

元は前編後編各90分、NHKのBSで放送されたものをビデオで録画してDVDにしたもので、通して観たい人はいつでもコピーするんで、遠慮なくどうぞ。国の金もたくさん投入されてるのに、こんないい映画がアーカイブでも見られないのはNHKちゃんと仕事しとらんやろといいたいとこやね。授業で使おうと思って予約録画したけど、今となっては貴重な映像やなあ。

The struggle for Africaの

THE CONFLICT BETWEEN THE BRITISH AND THE BOERSとThe UNION OF SOUTH AFRICA ANS RESERVESを川島さん。

THE APARTHEID REGIMEとTHE POLICIES OF APARTHEIDを佐原くん。

Mass MOBILIZATION AND OPPRESSIONとTHE ARMED STRUGGLEを方波見さん。

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南アフリカの歴史背景についてまとめときます。仮説を立てたり、課題図書を探すのに参考になれば嬉しいです。

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。

次回読むのは①と②で、①の部分を年代順に箇条書きにしてまとめておきます。すでに配ってあるChronology of South Africaを参考に。

*1652年にオランダ人が到来
*1795年にイギリス人がケープを占領
*1806年にイギリス人が植民地政府を樹立
*1833年にイギリス人がケープで奴隷を解放
*1835年にボーア人が内陸部に大移動を開始(グレート・トレック)
*1854年頃には海岸線のケープ州とナタール州をイギリス人、内陸部のオレンジ自由州とトランスバール州をオランダ人、で棲み分ける
*南アフリカは戦略上そう重要ではなかった
*金とダイヤモンドの発見で状況が一変、一躍重要に
*1867年キンバリーでダイアモンドを発見
*1886年1ヴィトヴァータースランド(現在のヨハネスブルグ近郊)で金を発見
*1899年金とダイヤモンドの採掘権をめぐって第二次アングロ=ボーア戦争(~1902)
*イギリスの勝利。
*1910年南アフリカ連邦成立(イギリス人統一党とアフリカーナー国民党の連合政権、統一党が与党、国民党が野党)

配ったプリントは:帚木蓬生の新聞記事2種類と「アフリカの蹄」の感想文の用紙です。次回提出してや。帚木蓬生の意図や政治的な背景なども考えながらまとめられるとええね。

帚木蓬生の記事の裏は、学生運動の起点になった山本義隆さん。詳しい話をいづれ出来るとええね。

<次回は>

1コマ目は、The Struggle for Africaの3人の発表、出来ればコシシケレリアフリカなどの歌の紹介と、映像を交えながら南アフリカ史のまとめ。

4コマ目は1、2章、医学の専門分野の名称と消化管。専門分野の名称は尾関さんがやってくれます。僕がさっとポイントを解説して、発音練習をしてもらうつもりです。

みんなは、各章の紹介→例文→解説→練習問題をやってからPronunciation of Termsを繰り返し覚える。出来ればterminologyを見てmeaningが言えればいいと思います。adenitisを見て、Inflammation of the glandが言えれば。

専門分野の名称と消化管は今の時期にやっとけるとすぐの役に立つと思うんで。

南アフリカについては次回大まかな歴史背景をみたあと、もう一回ビコの映画「遠い夜明け」を編集した映像を見てもらおうと思っています。

そのあとはアメリカのテレビドラマERの医師がコンゴにボランティアに行く物語をみてもらったあと、エボラ出血熱とコンゴをめぐっての話、独立時とコンゴ危機→コンゴ自由国の植民地時代→植民地争奪戦・植民地分割と歴史を遡ろうと思っています。

そのあとはアメリカとエイズ。エイズはHIVの増幅のメカニズムと抗HIV製剤をめぐっての話などを出来れば。

それからまだ時間があれば、奴隷貿易・奴隷制→南北戦争→公民権運動→オバマ・トランプをめぐって、辺りの話が出来ればええけどね。その過程で、アフリカ系アメリカ人の音楽、ゴスペル→ブルース→ソウル、ジャズ→ラップなどの曲を聴いてもらえるとええなあ。

連休明けに、また。

 

英語 Ma1(2)

<連絡事項確認>

用語は連休明けの5月8日(水)4コマ目(1、2章)と5月15日4コマ目(3、4章)

やってみて、5章と15章もするかはみんなで決めてや。

<今回は>

教育学部4年生の黒木くんのアンケートに協力してもらい、自己紹介の用紙を集め、The Language of Medicineを見ながら用語の解説をして、少し英語で解説のあと「アフリカの蹄」を30分足らず見てもらいました。それから課題の説明、最後にコメント(小野原くん、甲斐くん、鍛冶川くん)。

黒木くんのアンケート、ありがと。90分でやれること、ほんま知れてるなあ。

課題の仮説を立てての論証文は、基礎医学の段階でも大切なことなので、人文科学の分野での論証文の課題、役に立つと嬉しいです。

仮説を立てる段階でメールをもらうか、直接聞いてもらえればいろいろ話は出来ると思いますので、遠慮なくどうぞ。

5月末が一回目の課題提出なので、課題図書を手に入れるのも、仮説を立てるのも早めに準備する方がええと思います。

上級生に安易に聞かずに、自分でやるのがいいと思います。

連休中にThe Language of Medicineの1~4章と、THE COLONIZATION OF SOUTH AFRICAに目を通しといてや。THE COLONIZATION OF SOUTH AFRICAの何カ所かを誰かに要約読みしてもらうつもり。希望者は次回に、言ってや。

②英語での発表(自己紹介、関連の話題などで。)については触れなかったんで、次回には。

配ったプリントはなしです。

<次回は>

「アフリカの蹄」の続き、コメント、THE COLONIZATION OF SOUTH AFRICAの予定確認、で時間終わりかな。

では、来週また。

ブログの参考ファイルも見てもらいましたが、近いうちに3章、4章のフォールダーも置いときます。連休中には5章、15章も置いとくんで、今の時期に22章分、一気にインプット出来るとええな。ま、ひとそれぞれのペースでしか出来んとは思うけど。

県外から来た人に、木崎浜・曽山寺浜・青島・白浜の海岸線はおすすめです。特に木崎浜から曽山寺浜にかかる橋を渡って青島まで行く散歩道・自転車道路はなかなかです。子供の国の東側の海岸線で何年か前に総合運動公園からのマラソンコースも兼ねて整備されたみたいです。

去年ホームページに案内を載せました。時々自転車で木崎浜に行って砂浜を歩くし、定期的に月に2~3回はこの道を通って白浜に通ってることもあって。下に貼っておきます。

→ホームページ「ノアと三太」のトップページに載せてあります。

2018年1月13日

久しぶりに木崎浜に行って砂浜を歩いて来ました。寒くてよく晴れてたんで海の色も濃く、冬の海でした。この寒いのに数人がサーフィンをやっていました。水平線上に十数隻の船が浮かんでいました。あまり見かけない光景で、漁をやってる風でした。

木崎浜↓

青島から曽山寺までの海辺に歩道・自転車が出来ているのを最近知りました。白浜にマッサージと温泉に通う時は旧道を通っていましたが、これからは海辺の道を通る機会が増えそうです。青島から子供の国を見ながら曽山寺浜から木崎浜に架けられた橋を渡りきった所を左折すれば総合運動公園に、右折すれば木崎浜に出るようになっています。

加江田川河口に架けられている曽山寺浜と木崎浜を結ぶ橋↓

木崎浜から曽山寺浜とを結ぶ橋を渡って青島に行く途中のカーブ、正面に青島が見えます。↓

木崎浜から尾鈴山系を背景に望むシーガイア(遠くて分かり難いですが)↓


英語 Ma1(2)

寝不足が続いてて、夕方から寝てたんで遅くなりました。今年で70、体調を崩さないようにするだけで、一杯いっぱいです。

<今回は>

1回目でした。楽しくやれそうか?

最初に、用語の合同授業の日程の確認です。

11版のがなくて8版の表紙の画像です

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5月8日(水)4コマ目、前半のクラスと合同:1、2章(6月5日(水)は休講)

5月15日4コマ目、前半のクラスと合同:3、4章(7月24日(水)は休講)

やってみて、希望者が多ければ、5章、15章もやってもいいと思っています。特に後期の骨の試験のことを考えれば、前期に15章を一度インプットしとくとええんやないかと思うけど。5章の消化器系も一番よう出てくるし。みんなで決めてや。みんな次第やな。

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課題についての例で挙げてる「アフリカの蹄」の編集版の半分くらいを観てもらうつもりやったけど、結局歌を聴いてもらうだけしか時間が残らんかったね。

ブログは実際にみてもらえました。このあと、参考ファイル(ファイル置き場)に授業で見てもらった1章、2章のフォールダーを置いときますので、各自ダウンロードして使ってや。それなりに作るのに時間と手間がかかってるので、役に立つなら嬉しい限りです。気持ちがないと、あんな大変な作業、出来ひんもんなあ。

連絡網、佐原くんが引き受けてくれました。よろしくね。ブログで済めばそれに越したことはないけど、何かのときに頼むかもしれないんで、そのときはどうかよろしく。

ごちゃごちゃしゃべったけど、3つほど伝えたかんたんやと思います。

①入学は最終目標やないんで、モードを変えんとあかん、そのための機会になれば嬉しいです。金持ちの都合のいいように作られた社会、その中で、自分について、将来について考える時間もそう多くなかった人も多いやろから、出来るだけ、意識下に働きかけて、今までの価値観や史観を見直すきっかけになればと思います。なんで英語の時間にアフリカやねん、という反応が多いけど、英語は教養の枠組みやし、意図的に避けられて来た分野の話は、値観や史観を見直すきっかけにはいい材料なんで。

②英語も言葉の一つで、言葉が使わんと、使えんと意味がないんで、英語をする、やなくて、英語で何かをする、に切り替えんとあかんと思う。出来るだけ、実際に使われているものを使い、インプットしたものを実際にアウトプットしながら、道具として使えるようにする、それが大事やと思います。

③原爆を使われて無条件降伏してアメリカを押しつけられた一環でヨーロッパ医学がアメリカ医学に代わった限り、英語が元で、医者にとっては医学用語は必須、やっておくに越したことはないと思います。特に「折角医学部に入ってきたのに、医学のことひとつもせえへん」と文句をいうまえに、インプットするのに時間を割く方が賢明やろな。教養をばかにしてやらん人は「専門になっても勉強してませんよ。」(今年卒業したよう勉強してた人が言ってたな)インプットせんと始まらんけど、インプットしながら、実際に使えるようにもせんと。ま、次の段階やとは思うけど。

Soweto Gospel ChoirのAmazing Graceはどうやった?服部くんが「とりあえず見てくれ、聞いてくれ」というだけはあるやろ。南アフリカのプリントの一枚目の「南アフリカの最近の音楽とDVD、CDについてのコメント」は服部くんに書いてもらった分です。

オーソドックスなAmazing Graceを聴いてもらう時間がなかったんで、ニュージーランドの歌姫といわれるヘイリーのAmazing Graceの音声ファイルモ参考ファイルに置いときます。「白い巨塔」のテーマソングを歌ったらしくて日本ではわりと有名らしいです。

配ったプリント:

*僕の自己紹介

*(みんなの)自己紹介の用紙→次回出してや。

*2019年度前期~(授業、課題と評価、課題、エセイ、課題図書、トーイックについて)

*申し込み用紙

*The Struggle for South Africa

*南アフリカの最近の音楽と~(DVDとCD、闘いが生んだ美しい歌、コシシケレリアフリカ楽譜、遠い夜明け、ユッスー・ウッヅ・ワシントン、遠い夜明け続き、映画優待券、A chronology of South Africa、南アフリカについての用語解説)

*用語(Pronunciation of Terms①~④)

*専門分野の名称

*用語抜粋(The gastrointestinal tract, Pathway of food through the gastrointestinal tract, Bones of the thorax, palvis, and extremities)

<次回は>

何人かのコメント、課題の説明、次々回に発表する人を決める、南アフリカの歴史背景を英語で少々(今日配った南アフリカに関するプリントの最後の一枚にある A Chronology of South Africaと南アフリカについての用語解説をみておく方がわかりやすいと思います)、それから「アフリカの蹄」を時間の許す限り観る、やろかな。

では、来週また。

今はきんぽうげがあちらこちらに。そろそろ薊もあざやかになる頃やねえ。見上げると山藤。都会から来た人には、色あざやかやに映るやろなあ。木花キャンパスから望める加江田渓谷の借景も、すてきやもんなあ。木花の研究室からも見えるで。下に学生が通ってて、木花渓谷が見渡せる、窓から見える景色も、ええなあ。