英語 Rb1(3)

<授業評価アンケートよろしく>

先に振り替えて2回授業をしたんで、授業評価アンケートを時間内にしてもらえませんでした。市谷さんの指示に従って、もう一つの英語の時間にパソコンを持って来てやっといて下さい。市谷さん、どうかよろしく頼みます。

<授業一覧にぜんぶの授業を貼り付けました。一覧出来ます>→「2019年前期 R1b (3) 授業一覧」

15回目、最後の授業でした。

Test 1のPart2(リスニング)の途中までしか出来なかったね。寝てる人も多かったし、さっさと終わらせる気持ちが少し萎えたんで中途になりました。後期はPart 6(リーディング)→Part3、4(リスニング)→Part7,8(リーディング)の出来るところまでかな。

それと、授業の感想。後期に反映出来ればと思っています。

<後期は>

大半の人と顔を合せられるので、前期の延長でやろうと思っています。

教養的なものについてはアフリカ系アメリカ人の話(所謂ブラック・ミュージックを中心に)、トーイックに関してはTest 1の続きと『金のフレーズ』のグループワークをと考えてるけど、始まってからみんなの意見も聞いて修正するかも知れんなあ。

トーイックに限らず、進路などに関しても、僕に出来ることはするつもりです。いつでもメールで連絡をもらえれば、研究室に行くんで、遠慮なくどうぞ。そのために、退職後もいるんやし。

また、後期に。

成績に関しては、課題、提出物3つ=5割、トーイック試験=5割、シラバスに書き、授業でも言ったように成績をつけて、再来週29日の週に登録しておきます。(たぶん、その頃には学生支援課の準備も出来てるやろから。)

ビジネス英語 I-1(2)

水曜日やったけど振替授業で13回目、残り2回↓

14回目→7月22日(月)

15回目→7月29日:提出物は、それまでに。学生支援課で成績登録の準備が出来ていない場合は、出来次第登録するつもりです。

<今回は>

先にリスニングpart 2をやったけど、解説してたらやっぱり10題しか行かんかったね。そのあと30分たらずで、グループごとに話し合ってもらいました。

グループを回ってるとき、実際問題として試験も近いので来週、再来週で全部のグループが発表するのはは難しそう・・・という意見も出ました。

『金のフレーズ』の作文、トーイックの過去問も全部行くかどうかも難しそうなので、その意見が現実的かもね。

休む人も多いし、発表も希望者が少ないし、というので、一人一人の意見を聞いたし、後期もあることなので、現実的な選択が必要かも。

このブログを書いたあと、今日発表のテーマについてメールをくれた桝田さん(グループ④のリーダー)に、「まずリーダーがブログを見て、他の人にもブログを見るように連絡を頼みます」とメールしようと思っています。

このページの下の方に

ディスカッション

の欄があるんで、それぞれ意見を書いてくれへんやろか。(初めての試みやけど、うまく行きますように)

それを集約して、あと2回の授業でする内容を決めたいと思っています。みんなの意見を見て、現実的な答えが出せればええけどね。

22日(月)まで1週間もないので、ブログを見た人から出来るだけ早う頼みます。

また、来週に。

英語 Ra1(2)

水曜日でしたが、月曜日の振替授業で12回目、残り2回です。↓

14回目→7月22日(月):黒木くんの2回目のアンケート

15回目→7月29日:それまでに成績をつけて、授業が終わったあと登録するつもりです。課題の再提出などがあれば、それまでに。

<今回は>

最初の頃に配ったザイールを含むアフリカ大陸を横断する道路を中心にした熱帯地域の地図と伊藤さんが読んでくれた新聞記事を見ながら、プリントの中の英文の紹介などをして1995年のエボラ出血熱騒動のあとの流れ(ザイール崩壊、カビラ政権誕生)をみてから、独立・コンゴ危機の映像を見てもらいました。

 

1995年の2回目のアウトブレイクの翌年にカビラが蜂起してキンシャサに入り、モブツはモロッコに逃げてザイールは崩壊、カビラの暫定政権が誕生しました。そのとき、新聞記事の最後↓にあるように、案の定、アメリカはアメリカ式の民主主義を押しつけて、早く選挙しろとカビラをせき立てましたが、その時、真っ向からその意見に異を唱えた人が二人いました。↓

「The United States, which propped up Mobutu during the Cold War as a bulwark against communism in Africa, has been at the forefront of pressure for democracy in Zaire.

アメリカは、冷戦の間アフリカで共産主義に抗する防波堤としてモブツを支援してきましたが、今は最前線に立って、ザイールでの民主主義を求めて圧力をかけています。」

一人は、元タンザニア大統領ニエレレで「道徳的にそんなことが言える資格があるんか、西洋諸国は少しは恥を知る方がいい」とロサンジェルス・タイムズに書きました。そして、道路を整備し8つ隣接する国との行き来をスムーズにして、南アフリカとも繋いでコンゴを中心にした一大ネットワークを作れば、充分にアフリカを再生出来ると言っています。

もう一人は、元タイムズ記者で後に歴史家になってたくさんの本を書いたバズル・デヴィドスンで、ザイールの荒廃の今こそが西洋諸国に介入されずに自分たち自身で国のことをやれる初めてで、最大のチャンスだと言い切りました。ちょっと難しいけど、是非読んでもらいたいなあ。

英文はどっちもイギリス風な英語で難しいけど、折角の機会、読んでみてや。

そのあと、レオポルド2世のコンゴ自由国:植民地時代→植民地争奪戦・ベルリン会議と植民地分割あたりまでをバズル・デヴィドスン↑が作った映像「アフリカシリーズ」で観てもらいました。なかなか貴重な映像やと思います。

最初からずっと言ってるように、今まであまり触れなかった題材を使って、自分について考える機会になったやろかな。

他の学年の時もそうやったと思うけど、折角自分の史観や意識を確かめるいい機会やのに、反応がいま一つやった気がするなあ。来てない人も多かったし。自分が授業料払って授業を受けてるんやから、もったいない気もするなあ。

30分ほど、トーイックの過去問。一つ一つ解説してると時間かかるねえ。でも授業で力がつくと思うのは錯覚、最後は自分でやるしかないもんなあ。

<次回は>

トーイックの過去問の続き、Part 2(リスニング)の残りとPart 6(リーディング)。

また、来週に。

英語 Ta1(9)

13回目でした。残りは↓

14回目→7月23日(火):黒木くんの2回目のアンケート

15回目最終授業→7月30日(火):課題の再提出などがあれば、それまでに。

<今回は>

ERを観てもらってからPapa Wembaの曲を聴いてもらいました。

1995年の2回目のアウトブレイクの翌年にカビラが蜂起してキンシャサに入り、モブツはモロッコに逃げてザイールは崩壊、カビラの暫定政権が誕生しました。そのとき、新聞記事の最後↓にあるように、案の定、アメリカはアメリカ式の民主主義を押しつけて、早く選挙しろとカビラをせき立てましたが、その時、真っ向からその意見に異を唱えた人が二人いました。↓

「The United States, which propped up Mobutu during the Cold War as a bulwark against communism in Africa, has been at the forefront of pressure for democracy in Zaire.

アメリカは、冷戦の間アフリカで共産主義に抗する防波堤としてモブツを支援してきましたが、今は最前線に立って、ザイールでの民主主義を求めて圧力をかけています。」

一人は、元タンザニア大統領ニエレレで「道徳的にそんなことが言える資格があるんか、西洋諸国は少しは恥を知る方がいい」とロサンジェルス・タイムズに書きました。そして、道路を整備し8つ隣接する国との行き来をスムーズにして、南アフリカとも繋いでコンゴを中心にした一大ネットワークを作れば、充分にアフリカを再生出来ると言っています。

もう一人は、元タイムズ記者で後に歴史家になってたくさんの本を書いたバズル・デヴィドスンで、ザイールの荒廃の今こそが西洋諸国に介入されずに自分たち自身で国のことをやれる初めてで、最大のチャンスだと言い切りました。ちょっと難しいけど、是非読んでもらいたいなあ。

歴史関連の映像は独立・コンゴ危機の一部しか観てもらえませんでした。(レオポルド2世のコンゴ自由国:植民地時代→植民地争奪戦・ベルリン会議と植民地分割あたりまで観てもらうつもりでしたが)

最後に日本語訳を貼っとくんで、参照してや。

<次回は>

トーイックの過去問Test 1 Part 2(リスニングの2番目)とPart 6(リーディングの2番目)をやるつもりです。Part 2の音声は参考ファイルに置いときます。

3年生4年生でジャビーに関連してトーイックを受けるように言われると思うけど、すぐにはスコアはのびないから、今からやっておこうと思う人はいつでも協力するで。少しイメージが湧くとええけどね。

新聞記事日本語訳です↓

The Ebola virus outbreak in Zaire has refocused attention on the vast nation of 40 million people in the heart of Africa that has lurched from one crisis to another since independence from Belgium in 1963 (sic).

ザイールでエボラウィルスが発生して、1963年(原文のまま)のベルギーからの独立以来、数々の危機に揺れ動いて来た中部にあるアフリカ4000万人の広大な国に再び注目が集まりました。

The virus, for which there is no known cure or vaccine, has killed at least 64 people.

治療薬もワクチンも知られていないウィルスは少なくとも64人の死者を出しました。

Many Zaireans are openly angry at the government of President Mobutu Sese Seko, who has ruled unchallenged for most of the past 30 years and, according to critics, salted a way (sic) a personal fortune estimated in billions of dollars.

批評家によれば、多くのザイール人が過去30年間無投票で当選し、不正にためこんだ個人の資産が数十億ドルにのぼるといわれるモブツ・セセ・セコ大統領の政府に公然と腹を立てています。

Opposition commentators and independent journalists blame the frequency of epidemics and lack of resources to deal with them on corruption and mismanagement of the wealth of a country blessed with just about every strategic mineral known to man.

反対派の批評家やフリーのジャーナリストは、流行病が頻繁に起こるのも、取り扱う資源が不足するのも、既知のあらゆる戦略的に重要な鉱物資源に恵まれている国の富の管理ミスと賄賂のせいだと指摘しています。

“Mismanagement of public resources that leads to poor management of the environment create opportunistic factors for the birth and spread of epidemics," lamented an editorial in the opposition newspaper Le Palmares.

「環境の管理不備に繋がる、公共資源の管理ミスが日和見的な要因を作り出して、流行病を発生させたり、広げたりしている。」と反対派の新聞ル・パルメール(Le Palmares)の社説は嘆いています。

“Health facilities are in a deplorable state. We have been heading for disaster for a long time," Lambaert Mende, spokesman for Zaire’s chief opposition leader Etienue Tshisekedi said.

「医療関係施設は悲惨な状況です。私たちは長い間、大災害が起きてもおかしくない方向に向かって進んできました。」とザイールの野党指導者エティニュエ・ツィセケディ(Etinue Tshisekedi)のスポークスマン、ランバエルト・メンデ(Lambaert Mende)は言いました。

Corruption has eaten deep into the fabric of Zairean society and government and even quarantine measures announced to keep the Ebola virus from the capital of five million people are being undermined by bribery, Kinshasa city officials say.

賄賂はザイールの社会と政府に深く染み込んでおり、500万人が住む首都をエボラウィルスから守るために発令された隔離手段でさえも賄賂がきく有様です、とキンシャサ市職員が言います。

Public workers are owed several months salary and bribery has become a way of life.

公務員は何ヶ月分もの給料を払ってもらえず、賄賂は生活の一手段となってしまっています。

The virus is stretching Zaire’s decrepit medical services, already hard pressed, to cope with the scourge of AIDS, which has hit Zaire harder than most countries.

ウィルスはザイールの老朽化した医療機関に広がっており、医療機関はたいていの国よりも激しくザイールを襲っているエイズ禍の対応追われています。

Zaire’s political problems began early: Katanga, which today is the mineral-rich province of Shaba, made a disastrous attempt at secession, 11 days after independence from Belgium. It was forced back after three years of bloody conflict.

ザイールの政治の問題は早くに始まりました。鉱物の豊かな現シャバ州であるカタンガ州はベルギーから独立した11日後に、不幸な結果に終わった分離工作が謀られました。その分離工作は血まみれの闘争の3年後に強行されました。

The second largest country in sub-Saharan Africa. Zaire has rich farm and watered by the Zaire river, formerly River Congo.

サハラ以南のアフリカで2番目に大きい国ザイールには豊かな農場があり、旧コンゴ川のザイールの川から水の恵みを得ています。

The country is blessed with some of the best copper deposits in the world but the engine of its economy, the state mining collosus Gecamines, has virtually ground to a halt."

その国は世界でも有数の銅の埋蔵量を誇っていますが、経済のエンジンである国営巨大鉱山会社ゲカマイン(Gecamines)は、事実上操業を停止しています。

Copper production dropped from a peak of 500,000 tons to under 50,000 tons in 1994. Cobalt production slumped too.

1994年には、銅の製造量は最盛期の50万トンから5万トン以下にまで落ち込みました。コバルトの製造量も同じようにひどく落ちみました。

The government has dissolved three core companies in the Gecamines group and not said what will become of the state company, which generates over 70 percent of its hard currency.

政府はゲカマイン(Gecamines)グループの中の3つの中心会社を解散させ、硬貨の70パーセント以上を製造する国営会社の先行きについては言及していません。

The World Bank, International Monetary Fund and creditors led by former colonial power Belgium abandoned Zaire long ago.

世界銀行も国際通貨基金も旧宗主国ベルギーが仲立ちをする債権者たちも、ザイールをずっと以)前に見捨てています。

With inflation running close to five digits, the government has periodically reverted to printing mountains of worthless money.

インフレ率が5桁近くなりつつあるインフレで、政府は定期的に価値のない紙幣を山のように印刷するようになっています。

The capital Kinshasa is still recovering from waves of looting by unpaid soldiers in 1991 that forced France and Belgium to send troops to evacuate Europeans.

首都キンシャサは、ヨーロッパ人を退去させるための軍隊派遣をフランスとベルギーに強いた、給料を払ってもらえない兵士たちによる1991年の数々の略奪行為から何とか立ち直ろうとしているところです。

The United States, which propped up Mobutu during the Cold War as a bulwark against communism in Africa, has been at the forefront of pressure for democracy in Zaire.

アメリカは、冷戦の間アフリカで共産主義に抗する防波堤としてモブツを支援してきましたが、今は最前線に立って、ザイールでの民主主義を求めて圧力をかけています。