英語 Rb1(3)

今日(15日)は時間がなくて、あした更新です。

帰ってから、Zoomトーイック(金曜日の分)を拵えてたんやけど、CDの再生ソフトだけやなくて、画面上で録音するソフトもあやしくて、結局全部は完成せず、でした。あしたまたやって金曜日の分の要領も書くつもりです。まだ晩ご飯も食べてないし、あしたは1コマ目からなんで、ここでやめることにします。

(2020/6/21:12:10)

Zoomトーイック(金曜日の分)の報告。10時からRa1 (2)のクラスの人と合同で20人ほどで2時間半ほど。問題・解答をやってもらって僕が解説。

前日に解説、音声のファイルを完成させて参考ファイルにアップロード。

(「Zoomトーイック2解説」、「Zoomトーイック2音声」、「Zoomトーイック2です。」Vol 6 Test 2の五分の一ほどです。)ダウンロードしてやってみるのも可能やで。

<連絡事項>

*7回目授業→6月25日(木)15:05~16:20。

① Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)続き。→ transcription

② 「アフリカシリーズ」の独立・コンゴ危機、コンゴ自由国、アフリカ分割の映像を見てもらい、

③ 何人かに映像の感想を聞きました。

アメリカの介入で惨殺されたルムンバ(小島けい画)

この辺りについては、コンゴとエボラ関連で科学研究費を申請した前後に書いてまとめたのがあります。コンゴとエボラでは科研費はもらえず。エイズ関連で2度(通算7年間)もらって、コンゴとエボラはそれ以上やらなかったけど、授業では継続中。

「医学生と新興感染症―1995年のエボラ出血熱騒動とコンゴをめぐって―」「ESPの研究と実践」第5号(2006年)61-69頁。

<次回>は予定変更で

配ってあるトーイックサンプル問題。リスニング(Part 1~Part 4)はその場でやって誰かに答えてもらってチェック。リーディング(Part 5~Part 7)は予めやっとく方がわかりやすいと思う。誰かに答えてもらってから、僕が解説。

先週用意して参考ファイルに置いてある過去問(Vol 6の一部)をやっておくと二種類の過去問が出来るので、大体感じは掴めるんやないやろか。

トーイックに対する学部の対応(中止を覆して、オンラインを実施、学生にも実際に英語を担当している教員にも連絡なし)には学生一人一人のこと考えてへんなという思いしかないけど、学部でも説明会を実施、医学科では対面をすでに4週間実施、部活動も開始、の状況からすれば、可能ではあるかも知れないけど。でも、オンラインに関してももっとやることをやってかから、やっぱりもう少し延期が妥当、と思う。

でも、みんなの立場からすれば、文句だけ言ってても時間を大事にしてるとは言えないんで、割り切って、折角の機会を利用せんと馬鹿みたい→急遽過去問を作り・Zoomトーイック(金曜日の分)を実施。このサンプル問題は一か月ほど先にやる予定を前倒し。いっしょにやろ。

紫陽花(小島けい画)もそろそろ終わりかなあ。

→Outbreak(2) transcriptionの続き

Murby: No, but it kills in two or three days. The (mortality) (rate) is a hundred percent.

Sam: Jesus. Could an (infected) person’ve gotten out of the village?

Murby: If he was dead or dying in the jungle, and it’s fifty miles to the nearest village.

Sam: The (first) (case), (patient) (zero)?

Murby: A young man called Murazo, worked with a white man to build a, a road into Kinshasa. And when he returned, he was sick….

Sam: I see.

Murby: …and he drank from this (well). From there it spreads to the (entire) village.

Sam: Did you (identify) the (carrier), the (host)?

Murby: No. When we arrived, the boy was incoherent. He died, ah, two hours later. He couldn’t tell us how he got it.

Sam: He’s not sick?

Murby: He is a (local) (juju) man, (witch) doctor. He stayed in his cave a whole week.

Sam: I’d like to talk to him, too.

Murby: No, he talks to me. You see he believes that the gods were awoken from their sleep by the men cutting down the trees where no men should be, and the gods got angry. This is their (punishment)

クラス名簿(再掲載) 英語 Rb1(3)クラス名簿(32名)

30190700 西田 侑暉 ニシダ ユウキ
30200063 岩切 佑理可 イワキリ ユリカ
30200074 岩根 穂乃花 イワネ ホノカ
30200087 植村 尊 ウエムラ タケル
30200119 大重 滉輝 オオシゲ コウキ
30200191 川越 千尋 カワゴエ チヒロ
30200281 古藤 凜 コトウ リン
30200317 坂元 美琴 サカモト ミコト
30200371 篠原 小伯 シノハラ コハク
30200384 下條 帆乃佳 シモジョウ ホノカ
30200409 杉村 拓志 スギムラ タクジ
30200418 田代 歩 タシロ アユム
30200436 田中 ひびき タナカ ヒビキ
30200472 堂薗 翔永 ドウゾノ シヨウエイ
30200485 堂前 虹太 ドウマエ コウタ
30200515 得能 万里奈 トクノウ マリナ
30200520 戸島 脩太 トジマ シユウタ
30200544 長倉 由依 ナガクラ ユイ
30200582 中屋敷 香波 ナカヤシキ カナミ
30200597 原田 佳純 ハラダ カスミ
30200641 平原 鈴華 ヒラバラ スズカ
30200658 樋脇 千可子 ヒワキ チカコ
30200694 福田 美南 フクダ ミナミ
30200759 待山 功星 マチヤマ コウセイ
30200780 松本 望 マツモト ノゾミ
30200821 宮崎 琉奈 ミヤザキ ルナ
30200845 森山 友渚 モリヤマ ユウナ
30200852 安田 龍司 ヤスダ リユウジ
30200883 由地 紀一郎 ユウヂ キイチロウ
30200898 吉田 晴紀 ヨシダ ハルキ
30200911 渡邊 凌一朗 ワタナベ リヨウイチロウ
30200926 JIANG TIANCHENG コウ テンセイ

 

英語 Ra1(2),英語 Rb1(3)

ブログにも書いたけど、帰ってから問題を作ってたけど、CD再生ソフトと録音ソフトがうまく動かなくてえろう時間がかかりました。まだ出来上がってないので、あしたこのページに要領を書き込みます、悪しからず。

あ~あ、機械はこれやから嫌やなあ、ほんま。

今から晩ご飯、体大丈夫かなあ。

英語 Rb1(3)

<連絡事項>

*6回目授業→6月18日(木)15:05~16:20。

<5回目の授業でやったこと>

① Ebola virus returns~の要約の残り。(福田さん)

② CNN: Listening Comprehension Practice(英問英答)今回もしっかりやってくれました。→日本語訳

モブツが首都が危機状態の時にわざわざ北部の小さな村にニュースに流す映像を撮るためにわざわざ出かけ行った理由を英語で聞きました。川越くんがやってくれたように一つ一つの単語を聞き取るのもある程度必要やろけど、内容を取る方がもっと大事、やろな。どっちもやりながら、内容を理解出来るようにやって行けるのがええな。

③ CNNの聞き取り(坂元さん)

肝心なところろは聞き取れてたね。あれくらいわかれば意味は充分に取れると思うな。

(lying) (dormant)、(fertile) and (forested) (region) 、(vector) (organism) 、(major) (step)など は解説をしました。折角出て来たんで、使い方を覚えとくとええね。transcription

④ Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)途中まで。→transcription

時間が少ししか残ってなかったのにやってもらいました。次回続きを頼みます。

<次回>は

① Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)続き。

② 映像(「アウトブレイク」「ER」「アフリカシリーズ」次回と次々回にかけて)→「アフリカシリーズ」・「アウトブレイク」解説

配ったプリント(取りに行き難い人は画像送るんで、遠慮なく。いつでも送れるよ。)

研究室前の椅子の上に置いてある<追加資料>

① B4表裏6 魅惑の資源 / 誰も守ってくれない  / 「アフリカ大戦」再燃に目を  / ジンバブエ インフレ年2億~  /  コンゴ 反政府軍と~ / エボラ出血熱 アンリカを~  /  エボラ最前線の現実上 /  エボラ最前線の現実下 / 性暴力被害の~  /  無差別暴力~ / エボラ出血熱 続く闘い  / Looking back in Anger

コンゴ・エボラについての日本語の新聞記事はこれと思ったのを取っておいた分です。「ジンバブエ インフレ年2億~」は記事で読んだインフレ率のイメージを感じてもらえたらと。福田さんがやってくれたWith inflation running close to five digitsというインフレ率のところです。ジンバブエ、インフレ率で検索すると、インフレ率をグラフにしてくれてる人のサイトを見ることができるよ。アルゼンチンなども、超インフレ率のグラフは一見の価値がるねえ。

日本語訳

With inflation running close to five digits, the government has periodically reverted to printing mountains of worthless money.

The capital Kinshasa is still recovering from waves of looting by unpaid soldiers in 1991 that forced France and Belgium to send troops to evacuate Europeans.

The United States, which propped up Mobutu during the Cold War as a bulwark against communism in Africa, has been at the forefront of pressure for democracy in Zaire.

インフレ率が5桁近くなりつつあるインフレで、政府は定期的に価値のない紙幣を山のように印刷するようになっています。

首都キンシャサは、ヨーロッパ人を退去させるための軍隊派遣をフランスとベルギーに強いた、給料を払ってもらえない兵士たちによる1991年の数々の略奪行為から何とか立ち直ろうとしているところです。

アメリカは、冷戦の間アフリカで共産主義に抗する防波堤としてモブツを支援してきましたが、今は最前線に立って、ザイールでの民主主義を求めて圧力をかけています。

transcription

“A thousand kilometers north of the Ebola (outbreak), Zaire’s President Mobutu visits the town of Gimena. He arrived here from the capital where the (population) faces the (threat) of an (epidemic), now less than two hundred kilometers from Kinshasa. For the people here Ebola seems very far away, too far they would say to (affect) their lives. But until last month the world only Ebola (victims) were found in this (remote) (region). For nearly twenty years the only known (outbreaks) of Ebola have been reported here in northern and (neibouring) Sudan. But the latest (epidemic) in the southwest has (convinced) many scientists that Ebola virus is probably (lying) (dormant) over wide area of (tropical) Africa. What scientists do not know is where to find the virus between human (epidemics). When it (flares) up apparently from nowhere, spreads and kills its (victims) quickly, then disappears just as fast."

“People (speculate) whether (plants), animals, (insects) or whatever we don’t know. That’s what we really would like to know."

“Somewhere in this (fertile) and (forested) (region) the Ebola virus is carried by an animal or (insect) or maybe even a (plant). A (vector) (organism) carries the virus without (harm) to itself (eventually) passing it to a human (victim). Finding the (vector) for Ebola will be a (major) (step) in understanding the virus and (eventually) finding a way to save the lives of its (victims). The first (priority) now for the international medical team in Kikwit is to (contain) the Ebola (outbreak). Beyond that a long (process) of (investigation) and (analysis) (lies) (ahead). Months and probably years of field work to (track) down the virus on its (homeground). A mission, President Mobutu says will have to be (financed) by other countries, not his. But this is an (era) of (budgets) (cutbacks) for science. And even if money is (available) for (research) on Ebola, finding out where it (hides) and how to kill it could still be at the far end of a very long road. Gary Striker, CNN, Gimena, Zaire."

transcription

Sam: God damn it. Isolate’im. Islate’im.

Marby : Don’t worry. It’s not (airborne).

Sam: Sam Daniels,       .

Murby: Benjamin Murby. We’ve been expecting him.

Sam: We came (as) soon as we could.

Murby: Not soon enough. The village is dead.

Sam: You know the (incubation) (period)?

「アフリカシリーズ」・「アウトブレイク」解説

「アフリカシリーズ」8巻

授業で紹介している英国人歴史家バズル・デヴィドスンが案内役のNHKのドキュメンタリー番組「アフリカシリーズ」1~8(各45分)、1983年制作。第1部は西洋諸国の侵略が始まる以前おアフリカ。第1回「最初の光 ナイルの谷」、第2回「大陸に生きる」、第3回「王と都市」、第4回「黄金の交易網」。第2部は西洋諸国の侵略が始まった頃から1980年頃まで。第5回「侵略される大陸」、第6回「植民地化への争い」、第7回「沸き上がる独立運動」、第8回「植民地支配が残したもの」。奴隷貿易で暴利を得た西洋諸国がその資本で産業革命を起こし、作った製品の市場獲得のためにアフリカ争奪戦を繰り広げ、結果的には2つの世界大戦を引き起こしたあと、大戦後は戦略を変え、「開発」や「援助」の名のもとに、国連や世界銀行などに守られながら新しい形の支配体制(新植民地体制)を築き上げている歴史を概観している。映像化されてないので、今となっては、極めて貴重な映像。

「アウトブレイク」

アウトブレイク (Outbreak) は1995年制作のアメリカ映画。アフリカからアメリカに持ち込まれた非常に致死性の高いウィルスに立ち向かう人々を描いたサスペンス。

1967年、アフリカで内戦に参加していたアメリカ軍の部隊が原因不明のウイルス感染で全滅状態となった。軍は隠蔽のため部隊のキャンプを気化爆弾で消滅させた。

そして現在、アフリカの小さな村が原因不明のウイルス感染で全滅状態となった。CDCのダニエルズ大佐の調査で、正体が判明した。

そんな折、アフリカから一匹のサルがアメリカに密輸入された。密売人のジンボは、町のペットショップに売りつける事に失敗し、やむなくサルを森に放した。その後、そのサルに関わった、ジンボや周辺の人々が原因不明のウイルス感染で次々と死亡。感染が広まったシーダークリークという町は大混乱に陥った。ダニエルズは調査を進めていく中、原因不明のウイルスの謎に迫っていく事となる。

一部は観てもらうつもりやけど、観たい人はコピー、いつでもどうぞ。

クラス名簿(再掲載) 英語 Rb1(3)クラス名簿(32名)

30190700 西田 侑暉 ニシダ ユウキ
30200063 岩切 佑理可 イワキリ ユリカ
30200074 岩根 穂乃花 イワネ ホノカ
30200087 植村 尊 ウエムラ タケル
30200119 大重 滉輝 オオシゲ コウキ
30200191 川越 千尋 カワゴエ チヒロ
30200281 古藤 凜 コトウ リン
30200317 坂元 美琴 サカモト ミコト
30200371 篠原 小伯 シノハラ コハク
30200384 下條 帆乃佳 シモジョウ ホノカ
30200409 杉村 拓志 スギムラ タクジ
30200418 田代 歩 タシロ アユム
30200436 田中 ひびき タナカ ヒビキ
30200472 堂薗 翔永 ドウゾノ シヨウエイ
30200485 堂前 虹太 ドウマエ コウタ
30200515 得能 万里奈 トクノウ マリナ
30200520 戸島 脩太 トジマ シユウタ
30200544 長倉 由依 ナガクラ ユイ
30200582 中屋敷 香波 ナカヤシキ カナミ
30200597 原田 佳純 ハラダ カスミ
30200641 平原 鈴華 ヒラバラ スズカ
30200658 樋脇 千可子 ヒワキ チカコ
30200694 福田 美南 フクダ ミナミ
30200759 待山 功星 マチヤマ コウセイ
30200780 松本 望 マツモト ノゾミ
30200821 宮崎 琉奈 ミヤザキ ルナ
30200845 森山 友渚 モリヤマ ユウナ
30200852 安田 龍司 ヤスダ リユウジ
30200883 由地 紀一郎 ユウヂ キイチロウ
30200898 吉田 晴紀 ヨシダ ハルキ
30200911 渡邊 凌一朗 ワタナベ リヨウイチロウ
30200926 JIANG TIANCHENG コウ テンセイ

 

英語 Rb1(3)

発表が途中で時間切れになったりはしてるけど、4人の発表が聞けてよかったです。発表してくれる人がしっかりと調べてるのが伝わって来るので、聞いてる方もすんなりと聞けるんやろなあ。次回はいよいよニュースや映画のリスニング。映像も音声も参考ファイルに置いてあるんで、予めじっくりと観て聞いておくとわかり易いと思います。Listening Comprehension Practiceはたぶん初めての人が多くて戸惑ってすぐに答えるのが難しいかも知れないけど、死ぬことはないんで、恥ずかしく思っても、躊躇わずに誰でもええから答えてや。間違って覚えるもんなんやし。

<連絡事項>

① 5回目授業:6月11日(木)15:05~16:20

<4回目の授業でやったこと>

① 下條さんがエボラ出血熱の残りを発表。先週は中断することになって悪かったです。

② 篠原さんが1976年のOutbreakの発表。スーダンとコンゴの発生状況について地図なども含めて詳しく発表。触れてた水の状況に関連して、隣の国の今世紀の飲み水の映像は観てもらおうと思っています。忘れてたら言ってや。その時に1920年代、30年代のガーナ(当時はイギリス植民地ゴールドコースト)の田舎の飲み水の状況を紹介したけど、初代首相エンクルマの自伝の一節を下に貼っとくね。→エンクルマの自伝の一節

③ 川越さんが1995年のOutbreakについての状況を発表。

④ 福田さんがEbola virus returns~の要約。少し残りました。「公務員の給料が未払いで・・・」のパラグラフ以外はほぼ理解してて、とてもわかり易かったです。来週は最後までやってもらったあと、最初から少し英語の語句のチェックもやろうと思ってます。やったところまでの日本語訳を最後に貼っておくんで、細かいところは比べてみてや。→日本語訳

発表についてはみんな堂々としてるし、しっかりしてるなあと感服です。お互いに質問などをしながら知的な好奇心がくすぐられるとええね。

<次回>は

① Ebola virus returns~の要約の残り。(福田さん)

② CNNの聞き取り(坂元さん)

③ CNN: Listening Comprehension Practice(英問英答)

④ Outbreak 2の聞き取り(古藤くん)

日本語訳

“Ebola virus returns Zaire into world’s spotlight”

Reuter (sic) in The Daily Yomiuri (May 16, 1995)

The Ebola virus outbreak in Zaire has refocused attention on the vast nation of 40 million people in the heart of Africa that has lurched from one crisis to another since independence from Belgium in 1963 (sic).

The virus, for which there is no known cure or vaccine, has killed at least 64 people.

Many Zaireans are openly angry at the government of President Mobutu Sese Seko, who has ruled unchallenged for most of the past 30 years and, according to critics, salted a way (sic) a personal fortune estimated in billions of dollars.

ザイールでエボラウィルスが発生して、1963年(原文のまま)のベルギーからの独立以来、数々の危機に揺れ動いて来た中部にあるアフリカ4000万人の広大な国に再び注目が集まりました。

治療薬もワクチンも知られていないウィルスは少なくとも64人の死者を出しました。

批評家によれば、多くのザイール人が過去30年間無投票で当選し、不正にためこんだ個人の資産が数十億ドルにのぼるといわれるモブツ・セセ・セコ大統領の政府に公然と腹を立てています。

モブツ

Opposition commentators and independent journalists blame the frequency of epidemics and lack of resources to deal with them on corruption and mismanagement of the wealth of a country blessed with just about every strategic mineral known to man.

“Mismanagement of public resources that leads to poor management of the environment create opportunistic factors for the birth and spread of epidemics," lamented an editorial in the opposition newspaper Le Palmares.

“Health facilities are in a deplorable state. We have been heading for disaster for a long time," Lambaert Mende, spokesman for Zaire’s chief opposition leader Etienue Tshisekedi said.

反対派の批評家やフリーのジャーナリストは、流行病が頻繁に起こるのも、取り扱う資源が不足するのも、既知のあらゆる戦略的に重要な鉱物資源に恵まれている国の富の管理ミスと賄賂のせいだと指摘しています。

「環境の管理不備に繋がる、公共資源の管理ミスが日和見的な要因を作り出して、流行病を発生させたり、広げたりしている。」と反対派の新聞ル・パルメール(Le Palmares)の社説は嘆いています。

「医療関係施設は悲惨な状況です。私たちは長い間、大災害が起きてもおかしくない方向に向かって進んできました。」とザイールの野党指導者エティニュエ・ツィセケディ(Etinue Tshisekedi)のスポークスマン、ランバエルト・メンデ(Lambaert Mende)は言いました。

Corruption has eaten deep into the fabric of Zairean society and government and even quarantine measures announced to keep the Ebola virus from the capital of five million people are being undermined by bribery, Kinshasa city officials say.

Public workers are owed several months salary and bribery has become a way of life.

The virus is stretching Zaire’s decrepit medical services, already hard pressed, to cope with the scourge of AIDS, which has hit Zaire harder than most countries.

賄賂はザイールの社会と政府に深く染み込んでおり、500万人が住む首都をエボラウィルスから守るために発令された隔離手段でさえも賄賂がきく有様です、とキンシャサ市職員が言います。

公務員は何ヶ月分もの給料を払ってもらえず、賄賂は生活の一手段となってしまっています。

ウィルスはザイールの老朽化した医療機関に広がっており、医療機関はたいていの国よりも激しくザイールを襲っているエイズ禍の対応追われています。

Zaire’s political problems began early: Katanga, which today is the mineral-rich province of Shaba, made a disastrous attempt at secession, 11 days after independence from Belgium. It was forced back after three years of bloody conflict.

The second largest country in sub-Saharan Africa. Zaire has rich farm and watered by the Zaire river, formerly River Congo.

The country is blessed with some of the best copper deposits in the world but the engine of its economy, the state mining collosus Gecamines, has virtually ground to a halt."

Copper production dropped from a peak of 500,000 tons to under 50,000 tons in 1994. Cobalt production slumped too.

The government has dissolved three core companies in the Gecamines group and not said what will become of the state company, which generates over 70 percent of its hard currency.

ザイールの政治の問題は早くに始まりました。鉱物の豊かな現シャバ州であるカタンガ州はベルギーから独立した11日後に、不幸な結果に終わった分離工作が謀られました。その分離工作は血まみれの闘争の3年後に強行されました。

サハラ以南のアフリカで2番目に大きい国ザイールには豊かな農場があり、旧コンゴ川のザイールの川から水の恵みを得ています。

その国は世界でも有数の銅の埋蔵量を誇っていますが、経済のエンジンである国営巨大鉱山会社ゲカマイン(Gecamines)は、事実上操業を停止しています。

1994年には、銅の製造量は最盛期の50万トンから5万トン以下にまで落ち込みました。コバルトの製造量も同じようにひどく落ちみました。

政府はゲカマイン(Gecamines)グループの中の3つの中心会社を解散させ、硬貨の70パーセント以上を製造する国営会社の先行きについては言及していません。

The World Bank, International Monetary Fund and creditors led by former colonial power Belgium abandoned Zaire long ago.

世界銀行も国際通貨基金も旧宗主国ベルギーが仲立ちをする債権者たちも、ザイールをずっと以前に見捨てています。

エンクルマの自伝の一節

<Reference 2> <引用2>(Africa and its Descendants

Kwame Nkrumah, the first prime minister of Ghana, wrote in his autobiography about the British colonial administration of this time:

ガーナの初代首相クワメ・エンクルマは自伝の中で、この時のイギリスの植民地政庁の行なった行政について次のように書きました。

エンクルマ(小島けい画)

“In all the years that the British colonial office administrated this country, hardly any serious rural water development was carried out. What this meant is not easy to convey to readers who take for granted that they have only to turn on a tap to get an immediate supply of good drinking water. This, if it had occurred to our rural communities, would have been their idea of heaven. They would have been grateful for a single village well or standpipe.

イギリスの植民政庁がこの国を統治していた間じゅう、地方の水の開発は殆んど行なわれませんでした。これが何を意味するかを、蛇口をひねるだけですぐに良質の飲料水が得られるのが当たり前だと思っている読者に伝えるのは難しい。もし田舎の村でそういったことが起こっていたとしたら、みんなは天国だと思ったでしょう。村に一つでも井戸か配水塔かが作られていたとしたら、みんなはどれほど有り難いと思ったでしょう。

As it was, after a hard day’s work in the hot and humid fields, men and women would return to their village and then have to tramp for as long as two hours with a pail or pot in which, at the end of their outward journey, they would be lucky to collect some brackish germ-filled water from what may perhaps have been little more than a swamp. Then there was the long journey back. Four hours a day for an inadequate supply of water for washing and drinking, water for the most part disease-ridden!

いつものように、暑くて蒸し暑い田んぼでのきつい仕事を終えて、男も女も村に戻り、それから手桶やかめを持って2時間もとぼとぼと歩かねばならず、その行き着いた先では、沼と言えるかどうかも分からないような所から、塩気のある細菌だらけの水でも手に入れば幸運だったのです。それからまた、長い道のりを戻らなければなりませんでした。洗濯や飲むための水を手に入れるのに1日に4時間、それも大抵は病気の元になる水を。

This picture was true for almost the whole country and can be explained by the fact that water development is costly and no more than a public service for the people being administered. It gave no immediate prospect of economic return. Yet a fraction of the profits taken out of the country by the business and mining interests would have covered the cost of a first-class water system." (Africa Must Unite)

こうした状況は、国じゅうで殆んど同じで、それは、水の開発には費用がかかり、その開発が統治する人々のための公共事業に過ぎず、経済的な見返りをすぐに期待出来る見通しが立たなかったからに過ぎません。しかし、事業や採掘投資で得られた利益をほんの僅かでも使えば、一等級の給水施設の費用は充分にまかなえたでしょう。(『アフリカは統一する』)

クラス名簿(再掲載) 英語 Rb1(3)クラス名簿(32名)

30190700 西田 侑暉 ニシダ ユウキ
30200063 岩切 佑理可 イワキリ ユリカ
30200074 岩根 穂乃花 イワネ ホノカ
30200087 植村 尊 ウエムラ タケル
30200119 大重 滉輝 オオシゲ コウキ
30200191 川越 千尋 カワゴエ チヒロ
30200281 古藤 凜 コトウ リン
30200317 坂元 美琴 サカモト ミコト
30200371 篠原 小伯 シノハラ コハク
30200384 下條 帆乃佳 シモジョウ ホノカ
30200409 杉村 拓志 スギムラ タクジ
30200418 田代 歩 タシロ アユム
30200436 田中 ひびき タナカ ヒビキ
30200472 堂薗 翔永 ドウゾノ シヨウエイ
30200485 堂前 虹太 ドウマエ コウタ
30200515 得能 万里奈 トクノウ マリナ
30200520 戸島 脩太 トジマ シユウタ
30200544 長倉 由依 ナガクラ ユイ
30200582 中屋敷 香波 ナカヤシキ カナミ
30200597 原田 佳純 ハラダ カスミ
30200641 平原 鈴華 ヒラバラ スズカ
30200658 樋脇 千可子 ヒワキ チカコ
30200694 福田 美南 フクダ ミナミ
30200759 待山 功星 マチヤマ コウセイ
30200780 松本 望 マツモト ノゾミ
30200821 宮崎 琉奈 ミヤザキ ルナ
30200845 森山 友渚 モリヤマ ユウナ
30200852 安田 龍司 ヤスダ リユウジ
30200883 由地 紀一郎 ユウヂ キイチロウ
30200898 吉田 晴紀 ヨシダ ハルキ
30200911 渡邊 凌一朗 ワタナベ リヨウイチロウ
30200926 JIANG TIANCHENG コウ テンセイ