来週からの授業も、当分は
L111教室です。使ってみると、広いし発表や面接にも使えそう。
4回目の授業でした。今日中に書いとこ。
最初に橋口くんがThe colonization of AfricaのTHE FIRST COLONIALISTSの後半をやってくれました。基本的にはしっかりしていると思います。重要なところなど、補足しました。"Slavery was an essential part of the international capitalist market. By this trade the first large-scale collection of wealth was accumulated to speed up the development towards capitalism. The 'triangular trade’ was one of the foundations of the Industrial Revolution in Europe."(奴隷制は国際資本市場で重要な役割を担っていました。この貿易によって、大規模な初期の富の集積が行なわれ、資本主義への発展の速度を加速させました。「三角貿易」はヨーロッパの産業革命の基礎の一つでした。)は、現代社会を考えるうえでも、とても大切な概念やと思います。
この前の分と、船長と奴隷商代行との遣り取りとあわせて、日本語訳をあとに貼っておきます。自分でやった人は、細かいところ、参照にするといいと思います。誰か日本訳やらへんかと言ったら希望者がやって来てくれて、それに添削をして清書したものです。
そのあとアフリカ系アメリカ人の音楽いわゆるブラック・ミュージックのうち、The Battle Hymn of the Republicの「真昼の決闘」(High Noon)の教会の場面で聖歌隊(Choir)が歌っていた短かい曲と、Gospel Awardの授賞式で歌ったDionne Warwick(写真↓)の曲を観て、聴いてもらいました。次回は「五つの銅貨」の中でトランペットとコルネット演奏された曲を、最初に紹介したいと思います。
旧約聖書の2章「出エジプト記」(Exodus)の解説をした曲"Deep River," “Go Down, Moses," “Joshua Fit the Battle of Jerico”も聴いてもらうつもりです。
そのあと、船底での船長と奴隷商代理との交渉の場面をパワーポイントで聴いて、観てもらいました。この前も書いたけど、音声ファイルmp3は参考ファイル(ファイル置き場)に置いてあるんで、ダウンロードしてtranscription sheetでやってみるといいね。transcription<Reference 1>にあるし、日本語訳も下に貼るし。
次回からはグループに分れてトーイックの例文作りと、トーイックの過去問もやろ。先ずはリスニング問題。前期のどちらのクラスにも44~100までのmp3を置いてるんでダウンロードして使ってや。
配ったプリント:トーイック過去問3種(リスニングとリーディング問題と解説)
日本語訳
THE FIRST COLONIALISTS 最初の植民地支配を目論んだ人達
Portuguese adventures were the first Europeans to 'discover’ Africa south of the Sahara. The first voyages along Africa’s west coast were little more than an extension of the piracy. The Portuguese took away people from the coasts they plundered and brought them home as slaves. As yet slave trade and economic exploitation were on a small scale.
ポルトガルの探検家がアフリカサハラ以南のアフリカを最初に「発見した」ヨーロッパ人でした。アフリカの西海岸に沿った最初の航海は、海賊行為の延長に過ぎませんでした。ポルトガル人は略奪行為を行なった海岸地域から人々を連れ去り、奴隷として母国に連れて帰りました。しかしそれでも、奴隷貿易と経済的な搾取の規模は小さなものでした。
They started to buy gold directly at the coast. In time they also wanted to find a sea route to India. Their aim was to take away from the city-state of Venice their control over the profitable spice trade with the East Indies.
ポルトガル人たちは海岸線で、直接金を買い始めました。やがてはインドへの海上ルートも発見したいと望んでいました。その人たちの目的はベニスの都市国家から、儲けの多い東インドとの香辛料貿易の支配権を奪うことでした。
Portugal wanted to start trade by exchanging goods with East Africa. But the project failed as the goods that Portuguese had to offer were inferior to those of the East African tradesmen. The Portuguese seafarers and merchants then decided to achieve for themselves the East African trade monopoly by force. With their superior arms the Portuguese managed to destroy the East African civilization.
ポルトガルは東アフリカと商品を交換することによって貿易を始めたいと思っていました。しかし、ポルトガルが持っていった商品が東アフリカの貿易商人の扱う商品よりも劣っていたために、その目論見は失敗しました。その時、ポルトガルの船乗りと商人は、武力を使って自力で東アフリカの貿易を独占しようと決めました。ポルトガル人は、優れた武器を使って辛うじて東アフリカの文明を破壊することに成功しました。
In Western history Vasco da Gama, d’Almeida, and Tristan da Cunha have been estimated as 'great discoverers,’ but they were nothing but destroyers for Africans. A Germany who was present when d’Almeida destroyed Kilwa gives us the following eyewitness report:
“In Kilwa there are many strong houses storeys high. They are built of stone and mortar and plastered with various designs. As soon as the town had been taken without opposition, the Vicar-General and some of the Franciscan fathers came ashore carrying two crosses in procession and singing Te Deum. They went to the place, and there the cross was put down and the Grand-Captain prayed. Then everyone started to plunder the town of all its merchandise and provisions. Two days later the city was set on fire."
西洋の歴史では、ヴァスコダ・ガマやダルメイダやトゥリスタオ・ダ・クンハはこれまでずっと「偉大な発見者」として評価されて来ましたが、アフリカ人にとってその人たちは破壊者以外の何ものでもありませんでした。ダルメイダがキルワを破壊した時に立ち会ったあるドイツ人は、次のような目撃証言をしています。
「キルワでは2階や3階の高いしっかりとした家がたくさんあります。家は、石とモルタルと漆喰で出来ていて、様々な模様をしています。町が抵抗もなく占領されるとすぐに、司教総代理と何人かのフランシスコ会の神父が上陸をして、一列になって十字架を運び、賛美歌を歌いました。それからその場所に行き、十字架が降ろされ、総督が祈りをささげました。それから、その町の全ての商品と食料品を略奪し始めました。2日後、街に火をつけました。」
The main interest of these first colonialists was in spices, cloth, gold, and ivory. They dominated the sea but on land only some narrow strips of the coast. Other countries soon began to compete with the Portuguese for the trade with the East; first the Dutch, then the English and the French gained control over this rich trade.
こうした植民地支配を目論んだ人達の主な関心は、香辛料と布と金と象牙でした。その人達は海を支配しましたが、陸では海岸線の岸の狭い僅かな地域を支配しただけでした。やがて他の国々も東洋との貿易を求めてポルトガルと競争をし始めました。最初にオランダ、次にイギリスとフランスがこの豊かな貿易の支配権を手にすることになりました。
THE SLAVE TRADE 奴隷貿易
The European conquest of South America suddenly changed the character and importance of the slave trade. With brutal force the prospering cultures of Peru, Bolivia and Mexico were stamped out by the Spanish conquerors and their silver and gold were stolen. Many Spaniards who set out for this Eldorado found no metals but settled as farmers.
ヨーロッパ人が南アメリカを支配したことで、奴隷貿易の特徴と重要性が一変しました。ペルー、ボリビア、メキシコの繁栄した文化はスペインの侵略者に力ずくで踏みにじらされ、金や銀が盗まれました。理想郷を求めて出発したスペイン人たちは金銀を見つけられませんでしたが、そのまま住み着いて農民になりました。
In 1518 a Spanish ship brought the first cargo of Africans directly from Africa to America. This was the start of a trade in slaves which was to continue for three and a half centuries and to bring millions of Africans to America.
1518年、スペイン船が初めてアフリカ人の積み荷を直接アフリカからアメリカに連れて行きました。これがその後3世紀半にも渡って続き、何百万人ものアフリカ人をアメリカに連れ出すことになる奴隷貿易の始まりでした。
The merchants’ profits and the products from America were exchanged in Europe for guns and cloth which were brought to Africa and exchanged for slaves. These humans were sold in America where they produced the goods to be brought to Europe. This was the so-called 'triangle trade.’ The riches of the capitalists grew while Africa suffered.
奴隷商人の利益と、アメリカからもたらされた産物は、ヨーロッパでアフリカへ連れて行かれて奴隷と交換される鉄砲や布に交換されました。これらの人間はアメリカで売却され、そこでヨーロッパに運ばれる商品を作り出しました。これが所謂「三角貿易」でした。資本主義者たちの富が増えて、アフリカが被害を受けました。
European, above all English and American capitalists had gained enormous profits from the trade in slaves and the work performed by the slaves. Slavery was an essential part of the international capitalist market. By this trade the first large-scale collection of wealth was accumulated to speed up the development towards capitalism. The 'triangular trade’ was one of the foundations of the Industrial Revolution in Europe.
ヨーロッパ、とりわけ、イギリスとアメリカの資本家たちが奴隷貿易と奴隷が行なう労働から莫大な利益を手に入れました。奴隷制は国際資本市場で重要な役割を担っていました。この貿易によって、大規模な初期の富の集積が行なわれ、資本主義への発展の速度を加速させました。「三角貿易」はヨーロッパの産業革命の基礎の一つでした。
For Africa the consequences of the slave trade were ruinous, not only in the terms of the boundless suffering of the millions who were taken as slaves, and their descendants, but also for those left behind.
アフリカにとって、奴隷貿易によってもたらされたものは、奴隷として連れ出された何百万もの人々とその子孫の際限ない苦しみという意味だけではなく、後に残された人たちにとっても、壊滅的でした。
剝いて陽に干すだけで、あの色と艶が出るんやから、陽の力はすご
出来たら、いつでもお裾分けするで。いろんなところに持って行くんで、すぐなくなるけどね。
宮崎神宮の春の植木市で西条柿(渋柿)の苗を買って家の北側に植えたら、7年目にこの柿が一つだけなりました。奥さんに言って描いてもらいました。その次の年は17個、最近は100個くらいは実をつけます。台風で落とされたりして最後まで実をつけてるのはそう多くない年もあるけど、年は100個以上無事に干し柿になりそうです。
元々明石に住んでいたときに北側に柿の木があり、それを干し始めたのが最初で、もう40年以上になるかな。丸い柿でした。その後、山でみかけた山柿を干したりしたけど、実が小さくて干してみたら食べるところがないのがわかり、山柿は見るだけにしています。
最近は愛媛産の西条柿が箱で出回るので、買って干すこともあったけど、そんなに食べられへんし、固くなるしねえ。
たま