1回目の課題の講評です。もっと早くと思ってましたが。やっとさっき終わりました。
全般の講評は、たぶん自粛期間も長かったので時間をかけた人もいたけど、感想文に近いのや、調べたものをまとめて自分の意見をつけたのもあったように思います。
仮説が曖昧なのも結構ありました。~が~であるという明確な仮説を立ててはっきりと論証するのが大切やと思います。
最終的には言いたい気持ちが強いのがこちらに一番伝わって来ると思います。課題に限らず、書いたものはすべてそうやと思うけど。
(「対面を経験していない新入生を優先する」、という片岡さんのメッセージのように。)
わかりやすいのは、きちんと章立てが出来(もちろん、論理的な展開一目でわかるものがベスト)、参考文献もきちんとついているもの。図や統計のような客観的な資料や、言ってることをまとめているような画像や地図も効果的やと思います。
仮説を立てて客観的に論証するという作業は、大学ですべき大事なことの一つ、教養、基礎医学では特に大事やと思います。そのあと、人と人との意思疎通がかかせない臨床、やな。
秀を3段階(満点、SS、S)、優を2段階(AA、A)、良(BB、B)を2段階、あんまりひどいのはCをと思ってたけど、Cはつけずに済みました。
満点 3人、SS 3人、S 7人、AA 5人、A 6人、BB 2人、B 1人。計27人。
全員英語で書いてました。全員が英語というのは、初めてです。この数年英語で書く人が増えてたけど、それでもせいぜい半分ほど、やっぱり異常事態やろな。
満点は、ある一定の水準を超えていそうで、短い期間によう書けたなあ、と感服した課題につけました。
書かれた英語は充分に読めるので、アウトプットの機会を増やして、書いたり、読んだり、聞いたり、話したり、どんどんやれば気づいたら使えるようになってる、ということかも。
僕は、戦争に負けて無理やりやらされてという意識が強かったせいか英語に対していまだに抵抗があるけど、高校の教員の採用試験が受験出来たのも、38で大学職に就けたのも、受験勉強をしないでたまたま行き着いた先が英米学科やったからやと思う。もちろん、結果論やけど。
原爆落とされて無条件降伏をつきつけられ、ヨーロッパ医学に代わってアメリカ医学を強要されてから久しい今となっては、英語が使える方が圧倒的に有利なのは事実、みたい。
個人的な講評が必要な人は連絡してもらえればメールでも、Zoomでも。課題を見ながら、意見も聞きながら話出来ると思います。
なんとか、やっと書けました。外は雨、もうしばらく梅雨が続きそうやね。学園木花台で高台にあるんで、家からも木花の研究室からも、加江田の山が見えます。今は雨に煙ってるけど、梅雨明けすればかーっと暑くなって、違った加江田の山に。