英語 Ra2(2)

6回目の授業でした。

リスニングTest 1のpart3の50-54をやり、最終的には自分でやるしかないということをいろいろ話をしました。特に、英語を使えるようにするために留学生に頼んで話をしてもらったり、ペアを組んでしゃべる練習をしたり、あるいは独り言を言って練習したり。2年ほどやれば、ある程度目途が立ち、その時振り返ってみれば結果的にトーイックのスコアも800くらいは取れる、そうかもっと短期で、過去問を繰り返しながら過去問で使われた例文の基本的なものを日本語、英語ですらすら言えるくらいまで繰り返す、その結果として800くらいは取れる、のどっちかやろ、というような話です。1題しかやれなかったけど、わりと詳しく発音や意味でチェックすべきことなどについて解説しました。

次回はリスニングをもう少しと、リーディングを1題(The Overlook Web Page)、橋口くんがやってくれる予定。

それと今日出来なかったけど、ブログに書き込んでくれてる例文のチェック。(まだの班は来週までに載せといてや。)

最後にchoir, Testament, hymn, salm, spiritual, gospelなどについて話をしたあと、the Battle Hymn of the Republicの続き、今回はアメリカ映画「五つの銅貨」(five pennies)の中で演奏されていたものを紹介しました。トランペットとコルネット演奏、なかなかよかったやろ。特に(映画の中でやけど)即興でのトランペットとコルネットの共演は見応えがあったねえ。

five penniesの紹介です。

*「五つの銅貨」日本語字幕、117分


five pennies「五つの銅貨」(1959年)(解説) “五つの銅貨”、“ラグタイムの子守唄”、“リパブリック賛歌”、“聖者の行進”・・・変幻自在なメロディーとリズムを思い出すたび、口ずさむたびに胸の熱くなる映画です。デキシーランド・ジャズのコルネット奏者、レッド・ニコルズ(1905-65年)の伝記をもとにした音楽映画の傑作。
ニコルズは、妻をボーカルに据え、ファイヴ・ペニーズを結成して成功をおさめますが、娘が小児麻痺で倒れると、コルネットを捨て、音楽を捨てます。彼はカムバックできるのでしょうか?
ダニー・ケイがニコルズを演じ、コルネット演奏(録音)は、ニコルズ本人によるもの。ニコルズはこの映画の6年後に世を去りました。『ベニー・グッドマン物語』と同じく、本人の生前に作られた伝記映画でもあります。
“五つの銅貨”と“ラグタイムの子守唄”は、ダニー・ケイ夫人のシルヴィア・ファイン作曲だそうです。ニコルズとその愛娘とサッチモが酒場で同時に別の歌を唄うところはすごかったですね。コード進行が同じなので、違和感なく唄えるのだそうです。
ラジオ録音の失態シーンなど、ダニー・ケイはそのコメディアンぶりをいかんなく発揮しました。サッチモとの掛け合いは実に見事で、聴いていて壮快でしたね。サッチモの前でサッチモの真似をする可笑しさ!
ケイ自身の芸風ゆえでしょうか、自己破滅型、暴走型の性格描写は、ニコルズ本人の性格なのかどうか、僕は知りません。しかし、他の追随を許さず、自己流を貫き通す描写があるだけに、彼がコルネットを捨てる場面は見ていて辛いものがありました。
それ以上に、造船所で働く場面、娘の誕生パーティーの場面は、夢を捨てた男の悲しさが伝わってきて、身につまされます。そんな風に人物描写と音楽を丁寧に積み重ねて、そうして最後のシーンに行きつくワケですから、ラストシーンは涙なくして見られないんですねえ。
ニコルズの妻を演じたバーバラ・ベル・ゲデスは、名前の音感とは違って(笑)、はつらつとした健康的な親しみやすさが魅力でした。『めまい』でステュアートを見守る元婚約者を演じた女優さんでもあります。歌はアイリーン・ウィルソンによる吹き替えなのだそうですが、バーバラ自身の歌声と聞き違うほどピッタリの歌声でした。
この映画の魅力のひとつに色彩、照明があります。ちょっとやり過ぎの感はなきにしもあらず、ですが、最初のタイトルバックから目を楽しませてくれる撮影でした。ジャズのムード、バーバラのブロンドの美しさ、それら全てが手に取るように伝わるカラーのうれしさ、たのしさを溢れさせた色使い、光のあて方だったと思います。

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DVDは出てないけど、ビデオからDVDにはしてあるので、コピーが必要な人はいつでもどうぞ。

次回はDeep Riverなどを聞いてもらえれば。

配ったプリント:リスニングPart 7 From the Ground Up 196-200の解説B4表裏

また、来週に。(再来週は大学祭でお休み)

英語 Ra2(2)

5回目の授業でした。また前日になってしまいました、申しわけないです。

記憶も曖昧やったんで、ブログで投稿してくれた時に書いてくれたアドレスを使わせてもらって橋口くんに聞いたら「先週は、奴隷商と奴隷船長の会話を聞いて、TOEICpart3のリスニングを一つやって、来週までにpart7をする人を決めて、最後に例文作る作業をしたと思います。
映像は確か見てなかったです。」という返事をくれました。ありがと。

奴隷商と奴隷船長の会話の日本語訳、前回忘れてたのでを貼っておきます。1700年代やから古い英語やね。

次回は①TOEICpart3のリスニングの続き、②例文の続きとチェック、③リスニングの担当を決めて、それでも時間があれば

「五つの銅貨」の中のBattle Hymn of the Republicを観て聴いてから、"Deep River," “Go Down, Moses," “Joshua Fit the Battle of Jerico”も聴けるとええね。

トーイックは出来たやろか。

あした、また。

<Reference 1> An excerpt from Roots <参考文献 1>「ルーツ」からの抜粋

We can find an example of the slave trade from the following scene of the American film Roots which hints to us what the slave trade was like.

アメリカ映画「ルーツ」の次の場面を見てみましょう。奴隷貿易がどんなものであったか、その一端を窺い知るが出来ます。

In this scene Captain Davies (D) of the slave ship talks with a slave trader John Carrington (C) in his cabin after his ship landed the North America:

この場面では、奴隷船が北アメリカに着いた後、デイヴィス(D)船長が船室で貿易商人のジョン・キャリントン(C)と次のような会話を交わしています。

C: Did you have a good voyage, Captain? カリントン(C)「船長、船旅はうまく行きましたかね?」

D: My first officer is dead, ten seamen and the ship’s boy, . . . more than one third of my crew. デイヴィス(D)「一等航海士と船員が十人、それにボーイが一人……、私の乗組員のうち三分の一以上が。」

C: Oh well, God rest their souls. But the life blood of commerce is goods, sir, goods. How fares your cargo through the passage, Captain? C「おう、それはお気の毒に、その人たちの魂に神の御加護がありますように。しかし、貿易の大元は何と言っても商品ですからね、商品ですよ。ところで船長、海の上では積み荷の加減はどうでしたかね?」

D: Three thousand elephant teeth have survived the voyage. D「船旅では三千本の象牙が何とか事なきを得ましたよ」

C: You’re a pretty wit, sir, a pretty wit . . . elephant teeth indeed . . . . C「船長、冗談がとてもお上手ですな、とてもお上手で……三千本の象牙とは……」

D: One hundred forty Negroes were loaded aboard the Lord Ligonier at the mouth of the Gambia River. D「ガンビア川の河口で、百四十人の奴隷をロード・リゴニア号に乗船させました」

C: Oh. A loose pack. Well . . . . C「それは、ゆったりとした積み方で。それで……」

D: Of those, ninety-eight were alive when we made port. D「そのうち、港に着いたときの生き残りは九十八人でした」

C: Ninety eight. Oh, less than a third dead. I have known slavers to make port with less half surviving and still show a handsome profit. My fericitations, Captain. C「九十八人。そうですか、それでは、死んだのは三分の一以下ですな。入港した時に、生き残りが半分以下でも、まだかなりの利益があった奴隷商を私は何人も知っておりますよ。おめでとうございます、船長」

D: How soon can I unload? D「一刻も早く積荷を下ろしたいのですがね」

C: Directly we warp your vessel to the wharf. C「直ちに船を曳いて行って、岸壁にお着けしましょう」

D: I want you to secure for me flowers of sulphur to burn in the hold. I wish to see my ship clean again. D「船倉で燃やす硫黄の粉をぜひご用意いただきたい。もう一度、きれいになった船が見たいのです」

C: Oh, naturally, sir. After all you’ll be carrying tobacco to London. C「それは、もう、船長。それから、船長はまた、ロンドンへ煙草を運んで行かれることになりますね」

D: And in London . . . . D「そして、ロンドンで……」

C: Trade goods for the Guinea Coast, and then on to the Gambia River. C「ギニア海岸向けの貿易の品を、それから、またガンビア川に向けて」

D: And more slaves . . . . D「そして、もっとたくさんの奴隷を……」

C: Indeed, sir. Thus does heaven smile upon us, point to point in a golden triangle. Tobacco, trade goods, slaves, tobacco, trade goods and so on ad infinitum. All profit, sir and none the loser for it. C「その通りですよ、船長。かくして天は我らにほほ笑みかけ、黄金の三角で点と点を結ぶ。煙草、貿易の品、奴隷、煙草、貿易の品など、永遠に限りなく。誰もが得をして、損するもの誰もなし、ですよ」

D: Tell me, Mr. Carrington, do you ever wonder . . . . キャリントンさん、あなたは疑ったことが・・・

C: On what topic, sir, to what end? 何のお話に関して、何のためにでしょうか?

D: As to whether or not we are just as much imprisoned as are those chained in the hold below? この船倉に繋がれている奴隷たちと同じようにわたしどもも縛られているのではないかどうか?についてですが。

C: I do not follow your meaning, sir. どうもおっしゃる意味を理解しかねますが。

D: It sometimes feels that we do harm to ourselves by taking part in this endeavor. この事業に関わることで自分たち自身を傷付けていると感じる時もございます。

C: Harm? What harm can there be in prosperity, sir? What harm is a full purse, I’d like to know. 傷付けるですと?こんなに栄えているのにどんな害が?儲かってどんな害があるのか知りたいものですなあ。

D: No, no, I doubt that you’d like to know, Mr. Carrington. I doubt that either of us would truly like to know. いや、いや、キャリントンさん、あなたもお知りになりたいのではないかと。私どもはどちらも知りたいのではないかと。

C: Would you be interested in coming to the auction, Captain? I warrant you’ve never seen anything like it. 船長、奴隷市に来られるお気持ちがおありですかね?そんな見物はご経験ないこと間違いなしでございますよ。

D: No, I am sure I have not, Mr. Carrington. I do know that I am not interested in seeing it now . . . or ever. ええ、キャリントンさん、経験ないと思いますよ。観たい気持ちが今もありませんし、これからも決して・・・・・

ROOTS – Airdate January 23, 1977. (Photo by ABC Photo Archives/ABC via Getty Images) EDWARD ASHER;LEVAR BURTON

 

 

 

 

 

 

ビジネス英語 I-2(2)

また前日になってしまいました。申しわけないです。日程と内容の確認です。

台湾の国立嘉義大学のツーリズム英語(選択)の3年生、4年生24名とのスカイプでの遣り取り(発表はお互い2組ずつ、計4組×3回)

10月29日(前回):テーマを決める

11月5日(あした):内容検討、出来れば仕上げ、出来た班から順次発表可。

11月12日:発表練習

11月26日、12月3日、12月10日:発表(2組ずつ、順番は未定)

10月29日

4回目の授業で、グループで何をするかを決めました。同時並行の個人面接は、5人。次回からも継続予定、各自準備しときや。折角の機会、利用してもらえると嬉しいです。それなりに、話出来てると思います。

グループのメンバー、もう一度載せときます。

グループ1:赤木志光、鎌田凜華、河野龍摩、倉園華乃子、柴航成、髙木里桜

グループ2:井戸颯人、川崎喜一郎、川畑直也、都甲晋之介、中島彩華、別府健太郎

グループ3:黒木菜月、下田佳步、高木亮輔、飛松真生、原田知季、水元優里

グループ4:甲斐彩花、川崎凌吾、川畑瞳、小山礼子、秦友一朗、高山翔希

グループ5:甲斐文萌、川田美琴、神原帆乃花、冨山あかり、平原未咲、蓑毛将太

グループ6:日高望海、坂元快成、清家大輝、徳田柾志、外山綾菜、福永昌俊、矢野潤

面接:矢野くん、蓑毛くん、水元さん、別府くん、福永くんまで済みました。

次回は平原さんから、

原田くん、中島さん、外山さん、冨山さん、飛松さん、都甲くん、徳田くん、高山くん、高木くん、清家くん、秦くん、下田さん、柴くん、坂元くん、小山さん、

くらいまで行くとええけど、無理かもね。

あした、また、ね。