10月8日(木)7-8(3:15-4:45)
2回目でした。
<今日は>①テキストについて、②発表:南アフリカ(小松くん)、オランダ人(乾くん)、イギリス人(荒木くん)、③The colonization of South Africaの発表者決定(酒井くん)、④Cry Freedom(17分ほど、ドナルド・ウッドとビコの出会いまで)
出版の経緯や出版社の事情などを話をしました。諒解してや。テキストは売り切れなので、生協には買いに行かんといてや。売り切れの連絡をくれた人には週末に元原稿のPDFをメールで添付するね。
南アフリカの小松くん、オランダ人の乾くん、イギリス人の荒木くん、発表してもらえてよかったです。なかなか全部発表してもらえないで時間切れになる場合も多いんで。それぞれしっかりと調べて来てくれてたし。
北西大西洋側からケープタウンの街を望む、山はテーブルマウンティン(アパルトへイト時代に日本人観光客を誘致するための南アフリカ観光局発行の宣伝用パンフレットから)
『遠い夜明け』の映像は、Power DVDを見つけるのにもたもたしたり、途中でフリーズしたり。最初とは言え、すいません。最後のシーンビコとドナルドウッズの出会いの場面はいつ見てもかっこいいなあと思います。当時南アフリカではロケ出来なくてジンバブエの首都ハラレで作られたんやけど、ウッヅがビコを訪れた場所には行ったことがあるんで、余計に親しみが持てるんかも。日本語字幕で観てもらったけど、英語字幕で再現しときます。
Cry Freedom_The first meeting
Woods: Steve Biko? Are you Steve Biko?
Biko: l am. l would have met you in the church, but, as you know, l can only be with one person at a time. lf a (third) person comes into the room, even to bring coffee, that (breaks) the (ban)… And the (system) – the police – are just across the road. But, of course, you would (approve) of my (banning).
Woods: No. l think your (ideas) are (dangerous), but, no, l don’t (approve) of (banning).
Biko: A true (liberal).
Woods: lt’s not a title l’m (ashamed) of, though l know you (regard) it with some (contempt).
Biko: l just think that a white (liberal) who (clings) to all the (advantages) of his white world – jobs, housing, education, (Mercedes) – is perhaps not the person best (qualified) to tell blacks how they should (react) to (apartheid).
Woods: l wonder what sort of (liberal) you would make, Mr. Biko, if you were the one who had the job, the house, and the (Mercedes), and the whites lived in (townships).
Biko: lt’s a (charming) idea. lt was good of you to come, Mr. Woods. l wanted to meet you for a long time.
Mercedesはマーサディーズと発音、意味はメルセデス・ベンツ。ドイツ車で金持ちのシンボル。医者ややくざがよう乗ってる車で、医学科の駐車場ではよう見かけるねえ。
「遠い夜明け」の補足
ビコ役のデンデル・ワシントンデンデル・ワシントン
この映画を作ったのは監督のリチャード・アッテンボロー。「ガンジー」や「コーラスライン」で超有名な監督です。「ガンジー」でも暗殺の場面を最初に持ってきました。冒頭に典型的な場面を持って来るのが好きなようです。今回の場合は、スラムの強制立ち退きの話を南アフリカの典型的な場面として衝撃的に持って来ていました。英文テキストの中にも以下の文を紹介しています。日本語訳も貼っておきます。
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The bantustan policy meant that Africans were to be prevented from living permanently in the white areas. Ruthless, forced evictions took place to force ‘surplus labour’ to move from the towns to the bantustans. Crossroads outside Cape Town is only one example of this policy.
バンツースタン政策は、アフリカ人を白人地区で永住させないという意味のものでした。冷酷で、強制的な立ち退きが、「余剰労働力」を町からバンツースタンに強制的に移動させるために強行されました。ケープタウン郊外のクロスローヅはこの政策の一例です。
REFERENCE 3 参照3
We can hear the news of Radio South Africa about the 1978 Crossroads eviction in the following scene of Cry Freedom.
Newscaster: “This is the English language service of Radio South Africa. Here is the news read by Magness Rendle. Police raided Crossroads, an illegal township near Cape Town early this morning after warning this quarter to evacuate this area in the interests of public health. A number of people were found without work permits and many are being sent back to their respective homelands. There was no resistance to the raid and many of the illegals voluntarily presented themselves to the police. The Springbok ended . . .”
米国映画「遠い夜明け」の以下の場面で、1978年のクロスローヅの立ち退きについての南アフリカのラジオニュースが出てきます。
ニュースキャスター:「こちらは南アフリカラジオの英語放送です。
マグネス・レンドルがニュースをお伝えします。公衆衛生の見地から、その地域を空け渡すように勧告を出したあと、今朝早く警察は、ケープタウン郊外の不法居住地区クロスローヅの手入れを敢行しました。多くの人が労働許可証を持たず、それぞれのリザーブに送り返されています。手入れに対して全く抵抗の気配もなく、不法滞在者は自発的に警察署に出頭していました。放送を終わります・・・。」
強制立ち退きのあったところは空港のマークがある道路を挟んだ向かい側にあるCrossroadsというスラムで、冒頭の夜明けのシーンで映っていた山は海側CAPE TOWNの文字の下辺りのTable Mountain、上のケープタウンの写真で見えるtable Mountainは、ロベン島(Robben Island、ソブクエやマンデラが収容されていた監獄のある離れ島、今は観光名所の一つになってるようです。)のある北側からケープタウンを撮したものです。
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<次回は>
①The colonization of South Africa(酒井くん)、②用語解説と英語での解説、次々回の発表決定:グレートトレック、金の発見、ダイヤモンドの発見、セシル・ローズ、④Cry Freedom(続き)
①は2020年後期 南アフリカ概論 資料①」で、その中の4:The Struggle for South Africa in Africa and Its Descendants (Mondo Books, 1995)Chapter 2, pp. 28-71 THE COLONIZATION OF SOUTH AFRICAの部分です。THE GROWTH OF MINING CAPITALの前まで。
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台風で風が強くなってたし、研究室から見える加江田の山は今にも降りそうやったなあ。影響ないとええんやけど。
加江田の山
今日も何とか書けました。また、来週に。
クラス名簿(Zoomではある方がよさそうやから、学生支援課でもらったファイルからコピーしたよ。)
2020年後期 クラス名簿(39名)(2020年10月8日現在)
46190550 |
長瀬 樹潤 |
ナガセ ミキヒロ |
教育学校小中一貫中主免(社会) |
2年生 |
50200061 |
乾 公平 |
イヌイ コウヘイ |
農学部植物生産環境科学科 |
1年生 |
50200203 |
後藤 啓貴 |
ゴトウ ヒロキ |
農学部植物生産環境科学科 |
1年生 |
50200434 |
三浦 慶斗 |
ミウラ ケイト |
農学部植物生産環境科学科 |
1年生 |
51200145 |
岡田 優奈 |
オカダ ユウナ |
農学部森林緑地環境科学科 |
1年生 |
51200396 |
橋本 凪咲 |
ハシモト ナギサ |
農学部森林緑地環境科学科 |
1年生 |
53190057 |
岡本 姿月 |
オカモト シヅキ |
農学部海洋生物環境学科 |
2年生 |
54180550 |
村上 友斗 |
ムラカミ ユウト |
農学部畜産草地科学科 |
3年生 |
54180624 |
大野 篤太 |
オオノ アツタ |
農学部畜産草地科学科 |
3年生 |
54190157 |
小野 純平 |
オノ ジュンペイ |
農学部畜産草地科学科 |
2年生 |
54190207 |
川口 奏 |
カワグチ カナデ |
農学部畜産草地科学科 |
2年生 |
54190522 |
藤田 真由子 |
フジタ マユコ |
農学部畜産草地科学科 |
2年生 |
54200069 |
池田 麗 |
イケダ ウララ |
農学部畜産草地科学科 |
1年生 |
55190147 |
金野 琉聖 |
コンノ リュウセイ |
(農)獣医 |
2年生 |
55190266 |
松岡 瑞穂 |
マツオカ ミヅホ |
(農)獣医 |
2年生 |
61180530 |
山田 祐斗 |
ヤマダ ユウト |
工学部環境応用化学科 |
3年生 |
61190063 |
岩切 一真 |
イワキリ カズマ |
工学部環境応用化学科 |
2年生 |
61190191 |
古谷 航大 |
コタニ コウダイ |
工学部環境応用化学科 |
2年生 |
61200014 |
荒木 愛斗 |
アラキ マナト |
工学部環境応用化学科 |
1年生 |
62200185 |
川崎 大 |
カワサキ ダイ |
工学部社会環境システム工学科 |
1年生 |
63200094 |
浦川 大和 |
ウラカワ ヤマト |
工学部環境ロボティクス学科 |
1年生 |
63200216 |
黒木 雅人 |
クロキ マサト |
工学部環境ロボティクス学科 |
1年生 |
64180450 |
古川 陽仁 |
フルカワ ハルト |
工学部機械設計システム工学科 |
3年生 |
64190062 |
上山 翔大 |
ウエヤマ シヨウタ |
工学部機械設計システム工学科 |
2年生 |
64190190 |
木村 一平 |
キムラ イツペイ |
工学部機械設計システム工学科 |
2年生 |
64190242 |
小松 倫太郎 |
コマツ リンタロウ |
工学部機械設計システム工学科 |
2年生 |
64190277 |
嶋村 悠 |
シマムラ ユウ |
工学部機械設計システム工学科 |
2年生 |
64190352 |
那須 智彬 |
ナス トモアキ |
工学部機械設計システム工学科 |
2年生 |
64200189 |
数森 皓太 |
カズモリ コウタ |
工学部機械設計システム工学科 |
1年生 |
64200536 |
山川 里玖 |
ヤマカワ リク |
工学部機械設計システム工学科 |
1年生 |
65180230 |
酒井 将道 |
サカイ マサユキ |
工学部電子物理工学科 |
3年生 |
65200119 |
尾崎 天哉 |
オザキ タカヤ |
工学部電子物理工学科 |
1年生 |
65200229 |
小溝 睦 |
コミゾ トモ |
工学部電子物理工学科 |
1年生 |
65200447 |
牧ノ瀬 開人 |
マキノセ カイト |
工学部電子物理工学科 |
1年生 |
66180270 |
武吉 慧史朗 |
タケヨシ ケイシロウ |
工学部電気システム工学科 |
3年生 |
67190254 |
田尻 航晟 |
タジリ コウセイ |
工学部情報システム工学科 |
2年生 |
67190364 |
西尾 吉平 |
ニシオ キツペイ |
工学部情報システム工学科 |
2年生 |
67200047 |
諫山 あやね |
イサヤマ アヤネ |
工学部情報システム工学科 |
1年生 |
67200171 |
川越 彪雅 |
カワゴエ ヒヨウガ |
工学部情報システム工学科 |
1年生 |