つれづれに:堀切峠下海岸道路ー春2(2022年4月29日)
つれづれに:堀切峠下海岸道路ー春2
堀切峠下から内海を望む
堀切峠下海岸道路ー春1の続編である。昨日の海岸道路はあちらこちらで長雨で捌けない雨水が溜まっていて、通り難かった。個人的は少々不便でも人が少ないのが何よりである。海岸道路への入り口は掲示もないし、見つけ難いうえ、舗装されていないのでかなりでこぼこがある。特にサンクマールからの入り口辺りは大きな石ころがたくさんあって、車体が低い車だと擦ってしまう可能性も高い。観光者向けに一応、道の駅フェニックスから下の道路に降りられるように階段もつけてはいるが、途中の階段は一部が崩れたままだし、草が生い茂っているので、余程気持ちが向かない限り利用する人は少なそうである。最初の設備投資はしても、整備にそう予算は割けないという典型だろう。きれいに手入れをしても、さほど利益になるわけではなさそうだから。白浜に行く前には青島を通ったが、緑の運動服を来た中学生らしき集団が青島神社から駅近くの駐車場に移動していた。かなりの人数でだった。久しく集団を見かけないだったが、どうやら連休に向けて県を跨いでの規制が解かれたらしい。コロナの先が見えないままだが、むやみに感染を恐れているばかりも能がない、対処しながらやって行くしかないだろう、そんな方向に流れているようである。
2回目は旧道の内海トンネルを抜けたところからである。
なだらかな坂が道の駅まで続いているが、振り返って見るこの辺りの景色もなかなかである。(最初の写真↑)
内海トンネルから道の駅フェニックスへの歩道・自転車道
いつも眺める堀切峠のバス停と駐車場のある所からの景色にも見劣りしない。日向灘が広がり、下に海岸道路がくねっているのが見える。その先に内海港がある。わりと長い期間雨が降ったせいか、歩道・自転車道でがけ崩れを起こしている個所があった。(↓)この辺りは山肌の岩盤がもろく、よくがけ崩れが起きる。冬にも小内海の国道でがけ崩れがあり、不通になった。近辺の人は宮崎市内に行くのに田野回りを強いられて不便そうだった。この時は県知事がすぐに動き、テレビでも報道したからか、異例の早さで復旧した。国道なので、霞が関に強くアピールする必要があったのだろう。
道の駅は夕方なのでそう人は多くなかったが、それでも何組かの人が外の席に座ってソフトクリームを食べていた。観光客は店の横の駐車場を利用し、道を渡った先の展望台から景色を楽しむようである。人が多いのは苦手なので、普段は少し先の駐車場に車を停めてもらって海を眺めることが多い。
道の駅の前の展望台から
来て見て初めて気づくこともある。今回は道の駅といつも行く駐車場の展望所以外に、もう一つ別の展望所を見つけた。大理石の長椅子が二つ置いてあった。いつもの展望所の少し南にあって、駐車場からは歩道・自転車道をしばらく歩く必要がある。車で来た人がわざわざ歩いては来ない距離である。穴場かも知れない。
いつもの展望所への歩道・自転車道
この日向灘を見るために立ち寄るが、冬場は澄んで格別である
バス停と駐車場
この前来た時は珍しく人が多かったが、普段はそう人は多くない。外国や県外から来た人にはここからの景色をみてもらった。退職後再任されて木花の研究室にいたときに、提携校のカリフォルニア大学アーバイン校の小児科の医者を医学科の英語科が招待していたが、平日で空港まで迎えに行くのが難しそうだった。世話になったお返しの意味もあって、国際連携の事務の人といっしょにお昼を食べに行った。その時、ここに来て海を見てもらうつもりだったが、車の外に出られないほどの土砂降りで、車の中からしか案内出来なかった。心残りである。
駐車場からしばらく下ると、新道との交差点に出る。(↑)信号を渡って、今度は新道沿いに歩道・自転車を道を下ってしばらく行くと、右手に青島のホテルが見える。(↓)
そこからは、新道と旧道の別れ道まで下り坂で数分である。(↓)真ん中より少し左側寄りに旧道に入ろうとしている車が見える。右手前方が、総合運動公園である。
住んでいる学園木花台から南風茶屋まで自転車で1時間10分ほどである。北の宮崎神宮までとほぼ同じくらいの距離のような気がする。いま現在の恢復可能な範囲の北限と南限のようで、ひと月に一度くらいは南風茶屋に行きそうな気配である。
次回は百万円、か。