つれづれに:ブログ再開(2022年9月30日)

2022年9月30日つれづれに

つれづれに:ブログ再開

 秋分で山頭火の「お彼岸花」の句(→「山頭火と彼岸花」)について書いたあと、彼岸花に目が行くようになった。もちろん鮮やかな赤が主流だが、黄色いの(↑)やピンクがかったものも意外とたくさん咲いている。その彼岸花も盛りを過ぎて、すすきの季節である。お盆前から咲いている→「ハイビスカス」(↓、小島けい絵のブログ)がとうに盛りを過ぎていると思っていたら、台風でもやられずに、まだ毎日咲いている。鮮やかな赤い花だけに余計に目に入ってくる。思っていた以上に、あちこちの家に植えられている。黄色い花もある。

 ブログを再開することにした。9月も今日で終わり、明日からは10月である。授業がないので、新学期の準備をしなくていい。時間に合わせて無理やり動かなくていいのがありがたい。だいぶ生活のリズムも変わった。

九月末締め切りのすばる新人賞に応募するつもりで一年ほどそればっかりやってきたが、400字詰め原稿用紙に貼りつけたら600枚ほどになっていた。それに、前回9月末締め切りと思っていた期日が7月末で既に過ぎている。次回が来年の3月末らしいので、今度は期日を意識しながら書くようにしよう。半年あれば、応募要項に合う枚数に書き直せるだろう。200枚か300枚くらいが多く、新人賞の中には100枚台もある。文学界と群像には100枚台の原稿を出した。出版社は売れないと判断したので、構想を練り直して今回の原稿を書いた。書きながら、三つほどの山に分ける方がいい気がしていた。読む方からすれば、あまり長いのも考えものだ。三つも山があるより、それぞれを一つの山の方が焦点がぼけなくていいかも知れない。3部作にするのもありか。1作目が出ても、2作目、3作目の方が大事だと言われる。今回のを基に3作分を併行して書くのも悪くない。

 台風で南瓜の柵(↑)が傾いて、畑も荒れたままである。暑さも何とか凌げるようになっているので、そろそろ冬野菜に向けて、また少しずつ畑作業も始めたい。10月は芽を出しても虫にやられてしまうので、希釈した酢をかけられる程度の作業をしながら、11月に虫の心配がなくなる頃に、大根、葱、レタス、ブロッコリー、絹鞘豌豆(↓)の準備をして、またお裾分けできる程度に作れたらと思っている。

 柿も色がつき始めている。台風の雨風にも落ちないで生き延びた。葉が落とされて実がよく見える。400個から500個(↓)ほどはありそうである。先に10個ほど色づいたので採って剥こうとしたが、すでに柔らかくなってしまっている。普通の熟れ方とは違うようで、剥くのも難しいし、干しても途中で落ちてしまいそうである。元々柿は寒い地方に育つ樹で、寒風の吹きすさぶ中で乾すのがいいようだ。宮崎のような暑いところでは、元々無理がある。切り干し大根は清武や田野の名産になっているが、12月や1月の冷たい霧島降ろしがが吹いて、初めて名産に値する干し大根になる。この時期に実がなるのだから、仕方ない。悪条件のなかでも、ひとつひとつ剥いて干そうと思っている。干す前に熱湯に浸すのも、うまく仕上げるこつの一つらしい。

また、ブログ「つれづれに」も再開である。