10回目の授業でした。
<今回>は
先に、1995年のエボラ出血熱騒動のCNNの映像を見てのListening Comprehension Practiceをやったけど、僕の解説の英語やニュースの内容は大体わかったかいな。
次回CNNの聞き取り(河野多恵さん)、新聞記事(伊藤さん)をやると、意味内容や歴史背景も少しはわかるやろかなあ。
コンゴとエボラ出血熱については書いて雑誌に発表したことがあります。読むとわかりやすいんやないやろか。このブログにも載せてあるんで。↓
「医学生と新興感染症―1995年のエボラ出血熱騒動とコンゴをめぐって―」
CNNのmp3を参考ファイルに置いておきます。聞き取りの用紙を使ってやってみてや。
配ったエボラ出血熱騒動・コンゴ(当時はザイール)のプリントの解説も少々。
少し解説したのをまとめると
1960年 ベルギーから独立(初代首相ルムンバ)
1963年 コンゴ危機(ルムンバが惨殺され、モブツが担ぎ出される
1976年 第一回のエボラ出血熱騒動
1995年 二回目のエボラ出血熱騒動
1996年 モブツがモロッコに逃げ、カビラがキンシャサに(ザイールが崩壊、カビラが新しいリーダーに担がれる)
そのあたりの情勢については、今日配ったなかにテキスト("Zaire’s turmoil")を入れてあります。2冊目の英文の3章今日的問題の一つとして取り上げました。一つはエイズ、もう一つは今日配ったプリントの中の英文"My stay in Harare, 1992″です。
モブツ政権を倒して大統領に推されたローラン・カビラ
<次回>は
今日やれなかった南アフリカの残りと、1992年にジンバブエに行ったときの話、それからCNNの聞き取り(河野多恵さん)、新聞記事(伊藤さん)、どっちも発表してもらえる時間が取れるとええけどね。
ジンバブエの首都ハラレで借りて暮らした家
ジンバブエ大学で仲良くなったアレックス・ムチャデイ・ニョタくん
配ったプリント
* 名誉白人についての記事
* ジンバブエに関して("My stay in Harare, 1992″ B4表裏、「ジンバブエの旅」「アフリカは遠かった」B4表裏 )
* CNNニュース(聞き取り)B4表
* 新聞記事B5表("Ebola virus returns Zaire into world’s spotlight")
* 歌の解説(服部くんの “Music in KENYA & TANAZANIA"
* エボラとコンゴ(地図が表紙のB4表裏6枚、貴重な英文も入れてあるんで、読んでや。)
初代首相のパトリス・ルムンバ
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課題も集めました。量が少ないのや時間切れでしっかり出来てないと思ってる人は、少し時間をかけて再提出してもええで。最終期限は最終授業の時。
今日も繰り返し言ったけど、仮説を立ててインプットした情報を使って論理的にものを述べるという作業は、大学ですべきことの一つ。
出した課題の評価を知りたい人はメールをしてくれたら、時間を打ち合わせて、実際の課題を前にしていろいろ話を出来ると思うよ。いつでも連絡してや。
来週に、また。