つれづれに:畑も始めたが(2022年10月19日)

つれづれに

つれづれに:畑も始めたが

 大根の畝の芽の列が乱れているのは、近くのきれいな白猫がトイレ代わりに掘り返すから

 畑作業をする時間と歩く時間が長くなると、自然と旧暦を意識し始める。畑作業の時間が増えているわけである。このくらいの気温だと、畑に出る気持ちが自然に湧いて来る。今日から全国的に気温がぐっと下がるらしい。

鞘から取った種を蒔いた大根が芽を出して、少しずつ大きくなっている(↑)し、畝(↓)も増やせつつある。今の時期はこのままだと虫にやられるので、希釈した酢を根気よく撒き続ける必要がある。今年は3畝か4畝は作りたいと思っているが‥‥。今年の春先から一日に一回は、大根おろしにたっぷり大分産のちりめんじゃこをかけ、それに徳島産のポン酢をかけて食べるようにしている。用意してもらえる時は、麦ごはんといっしょに。出来れは自分で作ったのを食べられる方がいい。肉や魚はほとんど食べないので、ちりめんじゃこは私にはカリシウム源としては貴重だ、たぶん。小さいが切り身でなくて丸ごとなので、内臓も含まれているのでいろいろな要素が含まれている確率は高い。

奥が南瓜の柵の残骸、大根の畝、手前がレタス用

 一度吉祥寺(↓、駅前商店街2019)で鍼も打つ開業医に耳に鍼を打ってもらったことがあるが、その人が手羽先をまるごと食べるのがよろしい、手羽で飛びますからね、とわかったようでわからいないことを言うのを聞いたことがある。飛べる羽がどういいのかはわからないが、いいのかも知れない。熊本大の医学部を卒業したと言っていた。もちろん、そんなことを考えながらちりめんじゃこを食べるわけではないが‥‥。

 今年はずいぶんと暑かった。ある年齢を過ぎた頃に、暑すぎると皮膚が耐えられない感じになり、汗もかなり嫌な臭いがするようになった。今年は7月23日の大暑、8月7日の立秋、8月23日の処暑、 9月8日の白露くらいまでその感じが続いた。 9月23日の秋分を過ぎてしばらくした頃から気温が下がり出して、やっと一息だった。10月8日の寒露も気づかないまま過ぎてしまった。 旧暦を意識している時は、畑作業も継続してやれているし、散歩も充分に出来ているということだが、なかなか現実は思い通りにはいかない。だいぶ気温も落ち着いたので、旧暦を意識できる程度に過ごしたいものである。

生い茂った草を土に埋めて肥料に、一年くらいで大体土に戻る

 寒露は夜が長くなり、露が冷たく感じられる頃で、朝晩の冷え込みはきつくなるのが例年だが、今年はまだそれほどの冷え込みはない。空気が澄み、秋晴れの過ごしやすい日が多くなりそうである。

土に戻す草

 畑も始めたが、畑にいる時間が短いので、余り作業が進んでいない。台風で倒れかけた南瓜の柵も傾いたままである。端から少しずつ取り崩している。そのうち終わるだろうが。大根とブロッコリーと絹さやは去年残しておいた種を蒔き、レタスと小葱は買って来た種を蒔いた。芽(↓)が出始めている。少し大きくなった頃に植え替えられるように、肥料を入れる作業をしている。

 本当は不耕起農法が出来れば一番だが、気が短いせいか、肥料を入れて虫と闘いながらの作業である。家から出る生ごみと、生い茂る草を土には戻しているが。太い茎は一年経っても少し芯が残っているが、大体は一年もすれば土に戻る。

穴はもう少し深くして、土をかけ肥料を上に置く

希釈した酢で虫に嫌がらせをする程度だが、これが結構な手間である。11月になると虫の勢いが一気に落ちるので、その時に植え替えられるように準備しておきたいとは思っているが‥‥。

南瓜の柵の残骸、十月中に地面が見えるといいが‥‥

 柿もそろそろ色付き始めた。今年は生り年で500個近くなったが、すでに風で落ちたり、変に熟して落ちてしまったりしたのが50個ほどはある。それでも結構な数の実が残っている。熟したのを剥いて干してはみたが、重さに耐えかねて枝の根元が千切れてぼとりと何個かが落ちてしまった。それでも何とか15個(↑)がもうすぐ食べられそうである。今朝新たに17個をとりこんで、剥いて干した。2個がじゅくじゅくで干せなかったが、15個(↓)は無事にぶら下がっている。これで30個である。

2022/10/18現在合計30個、作業継続中

 今からが干し柿の本番である。最終的に干しあがるのが何個になるか、数でも数えておかないと‥‥、作業が嫌で煩わしいというわけではないが、どうやらそんな流れになっている。幸い晴れの過ごし易い寒露特有の天気が続く。

前の写真、今は少し色付きかけている