つれづれに:白鷺(2022年10月9日)

2022年10月10日つれづれに

つれづれに:白鷺

 一昨日見つけたこすもすの写真を撮りにでかけた。先にいつも出かける生産者市場に行った。清武川の橋を渡ったところにある。胡瓜がなくなり、大根もあと少しになっていたからである。8時から開いているが、その時間に行くのは難しい。今日も10時前になった。大根は跡形もなかった。台風のあと大根そのものが出回らなくなっている。量販店に野菜を置くようになって、北海道産が100円台後半の値段で出ていたが、そこもなくなっている。あるのがわかったからだろう。

清武川の橋を渡る時に、白鷺がたくさん川の中にいるのが目についた。冬場にはよく見かける。たぶん白鷺だと思う。折角カメラを持って行ってたので、川の中の白鷺を撮ろうと、渡った先の堤防の上を西に少し行って河川敷に行こうとしたとき、白鷺が一斉に飛び立った。

 近くで撮るには、じっと待って気配を感じさせないようにするしかないだろう。時間的に余裕がなかったので、飛び立って行った先の写真を撮った。近くの繁みに最初から数羽停まっていたが、そこに合流するようだった。待機(↓)して危険が去ったら、また元の川中に戻るのだろう。白鷺の邪魔をするつもりはなかったが、写真を撮るのも難しいものである。

 白鷺はよく見かけるが、姿が美しい。小さい頃に住んでいたところから電車で1時間ほどのところにある城が白鷺(しらさぎ)城(↓)と呼ばれている。小学校の1年生の遠足で連れて行かれた時は、改修中だった。その後も改修されて再公開されたとニュースで言っていた。大学までの写真は一枚もないが、小学校1年生の城を背景に撮った集合写真の残像はある。60年以上も前のことである。

 その堤防に黄色い彼岸花が咲いていたので、2枚写真に撮った。堤防下の家の人が植えたもののようで、写真を撮っているのをちらっちらっと控えめに見ていた。気軽に声をかければよかったのだが、声を掛けそびれてしまった。

 前から黄色いハイビスカスを撮りたいと思っていたので、会社の前に自転車を停めて、撮った。お盆前から咲いていて、他のハイビスカスはほぼ終わってしまっているが、そこのはまだ勢いがあった。赤の花が多い。最近はところどころで、黄色の花も見かけるようになった。

 写真を撮り終わって道路の向かいを見たら、見慣れない看板がかかっていた。新しく生産者市が出来たようである。自転車を停めて中に入ろうとしたら、年配の男性から「ハイビスカス、お好きですか?」と聞かれた。「ああ、持主さんでしたか?黄色のハイビスカスは珍しいですよね」と答えた。写真を撮っているところを向かいから見られていたわけである。店先で薩摩芋を焼いて売っていたので、向かいの会社の年配の人が店を開いたようである。経営者が引退した雰囲気だった。「まさかないやろな」と思いながら店に入り探してみたら、大根があった。150円である。まだ知られていないが、知られるとすぐに品切れしそうである。すぐ近くのエ―コープが新装開店して盛況だから、品物さえしっかりとしていれば、人は来るだろう。着眼点は悪くない。また利用できそうである。そのあとこすもすの写真を撮りに行った。