つれづれに:田植え準備(2022年2月18日)

つれづれに

つれづれに:田植え準備

加江田神社の展望所から

 田に水が張られ始めた。田植えの準備が進んでいるわけだ。台風が来る頃から逆算して田を起こし、水を張るようだ。まだ一割程度だが、そのうちどの田にも水が張られ、三月の終わり頃には田植えが始まる。過去の「つれづれに」にも、田植えの準備について書いている。→「春めいてきました」(2013年3月11日)

奥正面が室内練習用のドーム、左手が総合公園入口

 最近はわりとよく歩けている。昼間は暖かいので汗ばむほどで、体を冷やさなくて済む。今年は東京でも雪が積もったそうだから、穏やかでほんとうに助かる。陽が射してくれると、余計に有難い。暖かい昼間に、一番長いコースを歩くことが多い。高台の公園から墓地を通って加江田神社により、木花駅の南側踏切からサンマリーン球場の見える県道で折り返し、木花駅脇の踏切を渡って、小学校、中学校脇を通って戻る一時間ほどのコースだ。最近は木花駅からコース2を逆に辿って公園から家に戻る場合もある。鳥用の柑橘類の実を拾うためである。誰も実を摘まないまま次の花を咲かせる樹から落ちる実を拾うだけだが、柑橘類の宝庫だけあって、来てくれる鳥たちに充分に出せるだけの実が拾えるのは、有難い。さすが南国である。「 歩くコース2」→、→、→、→、→(2021年7月30日~9月10日)

今日もマッサージで全身の手入れをしてもらいに白浜に出かけた。天気のお知らせでは最低気温が0℃とあっただけあって、曇り空で風も冷たかったので、海の色がもっと深いと予想していたが、それほどでもなかった。実を切るような寒さで晴れている時の色の濃さはなかった。

曽山寺浜にかかる歩行者・自転車用の道路の橋の上から

 風が強く波も高かったのでサーファーはいなかったが、結婚したカップルと親族らしき人たちが砂浜で写真を撮っていた。顔がわからないほど遠くからなので、無断で撮らせてもらった。背景は青島である。浜の手前の旧パームビーチホテルの浜辺のチャペルで式を挙げたあと、撮影に出たようだ。何年か前に、息子たちも同じように浜に出て写真を撮っていた。両親の不仲を見て育ったので結婚はしないと決めていた相手に結婚してもいいなと思ってもらえたみたいで、目出度く二人は結婚した。相思相愛の相手に巡り合えるのは稀有なことなので、相手の人が私たちには天使に見えたほどである。東京の海の見えない所で育った相手が、海の見える所で結婚式をしたいと言ったと聞いたので、それならと旧パームビーチホテルの浜辺のチャペルで式を挙げる手配をした。結婚式までに挨拶をという話もあったが、猫が3匹いるので二人同時に出かけるわけにいかないので、時差で挨拶に行きましょか、と言ってみたら、それじゃ私たちがそちらに伺いますと言うことになった。東京から両親と兄と、仙台に住む叔母の5人が宮崎に来てくれた。こちらは事情があって私たち二人、計8人が式に参加、そのあと会食をした。妻からはしゃべらないでねと言われていたので、その通りにしたのがよかった。しゃべらなければ、聞くしかない。相手がみんな酒好きだったのも幸いした。もりもり食べて、おいしそうに酒を飲んでいた。大成功である。本当は式は苦手なので勘弁して欲しかったが、式をしたい人に反対する気持ちもないので、流れにまかせた。思い返せば、自分たちの式も同じ感じだった気がする。僕は式は苦手だし金もないし出来ればしたくないがと言ったが、私はウェディングドレスは着たい、結局折り合いをつけて、式にはお互い3人ずつ合計8人が参加、その後会食。費用はどちらも「パパ」が出した。計画などあるはずもなかったが、期せずして人数までいっしょの8人だった。場所は今はもう存在しない六甲山頂のオリエンタルホテル。窓から見える百万ドルの夜景。夕食のカレーライスが絶品だった。

 折生迫の県水産試験場内の樹にも毎年お世話になっている。誰も実を採らないので、落ちた実を拾わせてもらって鳥に献上している。去年は幸いここで拾わなくても他で実を集められたので、春に花が咲いてもまだ実が落ちないまま付いていた。今年は、今日初めて落ちた実を1個拾い、持って帰ってきた。あまり食べたことのない橙系の実である。堀切峠下海岸道路について書いた時に水産試験場を紹介した。→「堀切峠下海岸道路②」(2021年11月1日)

水産試験場を過ぎた辺りで、急に海がわっと広がる↑