報告(11/11):12/8(教育の推薦入試)以外、年内のL111の予約ができました。仮予約してもらっていますので、使えるかも知れませんが。
11月10日(火)7-8(3:15-4:45)5回目でした。(1回抜けるとずいぶん空いた気がするね。)
<今日>は初めて対面でやれました。大きな画面で充分な音声、どうやったかな。準備をしてくれた國本さん、最後に消毒を手伝ってくれた人も、ありがと。
前の大きなクラスで質問などで時間がかかったり、パソコンの後片づけをしてあの時間、久しぶりでパソコンの設定でも時間を取り、結局ビコの裁判までしか観てもらえませんでした。Soweto Gospel Choirは大きな画面で観てもらいたかったので、もう一度映しました。
①「遠い夜明け」(ビコの裁判まで)、②感想少々
<次回は>
①「遠い夜明け」の続き、②英文テキスト要約(澤田さん)
映画が長いし、「アフリカの蹄」も観てもらいたいので、話を併行しながら進めるね。アパルトヘイト政権の誕生のあと、アフリカ人の抵抗運動、それと日本との関係、その順序で歴史を辿るつもりです。
「遠い夜明け」の解説
少々解説をしとくね。
<ビコとドナルドウッズの出会いの場面>
いつ見てもかっこいいなあと思います。当時南アフリカではロケ出来なくてジンバブエの首都ハラレで作られたんやけど、ウッヅがビコを訪れた場所には行ったことがあるんで、余計に親しみが持てるんかも。日本語字幕で観てもらったけど、英語字幕で再現しときます。
Cry Freedom_The first meeting
Woods: Steve Biko? Are you Steve Biko?
Biko: l am. l would have met you in the church, but, as you know, l can only be with one person at a time. lf a (third) person comes into the room, even to bring coffee, that (breaks) the (ban)… And the (system) – the police – are just across the road. But, of course, you would (approve) of my (banning).
Woods: No. l think your (ideas) are (dangerous), but, no, l don’t (approve) of (banning).
Biko: A true (liberal).
Woods: lt’s not a title l’m (ashamed) of, though l know you (regard) it with some (contempt).
Biko: l just think that a white (liberal) who (clings) to all the (advantages) of his white world – jobs, housing, education, (Mercedes) – is perhaps not the person best (qualified) to tell blacks how they should (react) to (apartheid).
Woods: l wonder what sort of (liberal) you would make, Mr. Biko, if you were the one who had the job, the house, and the (Mercedes), and the whites lived in (townships).
Biko: lt’s a (charming) idea. lt was good of you to come, Mr. Woods. l wanted to meet you for a long time.
Mercedesはマーサディーズと発音、意味はメルセデス・ベンツ。ドイツ車で金持ちのシンボル。医者ややくざがよう乗ってる車で、医学科の駐車場ではよう見かけるねえ。
ビコ役のデンデル・ワシントンデンデル・ワシントン
<冒頭の強制立ち退き>
この映画を作ったのは監督のリチャード・アッテンボロー。「ガンジー」や「コーラスライン」で超有名な監督です。「ガンジー」でも暗殺の場面を最初に持ってきました。冒頭に典型的な場面を持って来るのが好きなようです。今回の場合は、スラムの強制立ち退きの話を南アフリカの典型的な場面として衝撃的に持って来ていました。英文テキストの中にも以下の文を紹介しています。日本語訳も貼っておきます。
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The bantustan policy meant that Africans were to be prevented from living permanently in the white areas. Ruthless, forced evictions took place to force ‘surplus labour’ to move from the towns to the bantustans. Crossroads outside Cape Town is only one example of this policy.
バンツースタン政策は、アフリカ人を白人地区で永住させないという意味のものでした。冷酷で、強制的な立ち退きが、「余剰労働力」を町からバンツースタンに強制的に移動させるために強行されました。ケープタウン郊外のクロスローヅはこの政策の一例です。
REFERENCE 3 参照3
We can hear the news of Radio South Africa about the 1978 Crossroads eviction in the following scene of Cry Freedom.
Newscaster: “This is the English language service of Radio South Africa. Here is the news read by Magness Rendle. Police raided Crossroads, an illegal township near Cape Town early this morning after warning this quarter to evacuate this area in the interests of public health. A number of people were found without work permits and many are being sent back to their respective homelands. There was no resistance to the raid and many of the illegals voluntarily presented themselves to the police. The Springbok ended . . .”
米国映画「遠い夜明け」の以下の場面で、1978年のクロスローヅの立ち退きについての南アフリカのラジオニュースが出てきます。
ニュースキャスター:「こちらは南アフリカラジオの英語放送です。
マグネス・レンドルがニュースをお伝えします。公衆衛生の見地から、その地域を空け渡すように勧告を出したあと、今朝早く警察は、ケープタウン郊外の不法居住地区クロスローヅの手入れを敢行しました。多くの人が労働許可証を持たず、それぞれのリザーブに送り返されています。手入れに対して全く抵抗の気配もなく、不法滞在者は自発的に警察署に出頭していました。放送を終わります・・・。」
強制立ち退きのあったところは空港のマークがある道路を挟んだ向かい側にあるCrossroadsというスラムで、冒頭の夜明けのシーンで映っていた山は海側CAPE TOWNの文字の下辺りのTable Mountain、上のケープタウンの写真で見えるtable Mountainは、ロベン島(Robben Island、ソブクエやマンデラが収容されていた監獄のある離れ島、今は観光名所の一つになってるようです。)のある北側からケープタウンを撮したものです。
<ビコと自己意識>
今日映画で観たように、ビコは合法的に殺されたけど、それだけ体制に脅威だったということやろな。
裁判の中でビコがEven in this environment we must find a way to develop hope for themselves, to develop for this countryと言ってたけど、ほんとすごいよね。前の方Even in this environment we must find a way to develop hope for themselvesは僕でも言えるので、ま、授業でずっと言い続けて来たつもりやけど、あとの方to develop for this countryは、言えないもんね。この国のやってきたことを考えると、恥ずかしすぎて、国に希望を紡ごうと言う気にならんもんなあ。今日も何度も言ったけど、こう言わないといけないのは悔しいね。
自己意識については、ビコとマルコム・リトルに焦点を当てて書いたことがあります。ビコを引用して書いた部分です。
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白人優位・黒人蔑視
奴隷貿易に始まる西洋諸国の侵略によって、支配する側とされる側の経済的な不均衡が生じましたが、同時に、白人優位・黒人蔑視という副産物が生まれました。支配する側が自らの侵略を正当化するために、懸命の努力をしたからです。支配力が強化され、その格差が大きくなるにつれて、白人優位・黒人蔑視の風潮は強まっていきました。したがって黒人社会は、支配権を白人から奪い返す闘いだけでなく、黒人自身の心の中に巣食った白人優位の考え方を払しょくするという二重の闘いを強いられました。アメリカ映画「遠い夜明け」で広く知られるようになったスティーヴ・ビコは、ある裁判で黒人意識運動の概念について質問されたとき、その「二重の闘い」に言い及んで、次のように述べています。
基本的に「黒人意識」が言っているのは黒人とその社会についてであり、黒人が国内で二つの力に屈していると、私は考えています。まず何よりも黒人は、制度化された政治機構や、何かをしようとすることを制限する様々な法律や、苛酷な労働条件、安い賃金、非常に厳しい生活条件、貧しい教育などの外的な世界に苦しめられています。すべて、黒人には外因的なものです。二番目に、これが最も重要であると考えますが、黒人は心のなかに、自分自身である状態の疎外感を抱いてしまって、自らを否定しています。明らかに、ホワイトという意味をすべて善と結びつける、言い換えれば、黒人は善をホワイトと関連させ、善をホワイトと同一視するからです。すべて生活から生まれたもので、子供の頃から育ったものです。[I Write What I Like (New York: Harper & Row, 1986), p. 100.神野明他訳の日本語訳『俺は書きたいことを書く』(現代企画室、 一九八八年)が出ています]
南アフリカを本当の意味で変革していくためには、先ず何よりも黒人ひとりひとりが、厳しい現状に諦観を抱くことなく、自らの挫折感とたたかい、自分自身の人間性を取り戻すべきだと、ビコは説きました。自己を同定するために自分たちの歴史や文化に誇りを持ち、次の世代に語り伝えようと呼びかけました。そして、経済的な自立のための計画を立てて、実行に移しました。
↑ホームページにはpdfをダウンロード出来るようにしてましたが、今回ブログに書きました。リンクしておきます。→「自己意識と侵略の歴史」
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カレンダー11月「いちょうと子猫」です。水、木と気温が下がるみたいで、また冬になっていくなあ。宮崎は温かいので銀杏並木のきれいなところが少ないけど、北の寒いところの銀杏並木は迫力ありそうやな。猫は寒がりなんで、こんなのんびりと二匹が銀杏並木の近くに座ってなさそうな気もするけど。それが、絵では可能なんやな。
パリなどでは第二波で大変らしいねえ。全国的にGOTO何とかを使って色々移動してるみたいやね。毎年神武さんに馬を出してる牧場の人が、神武さんはなしですが、シーガイヤの観光用の馬乗り(園内5000円、外乗15000円)がえらい繁盛してて助かってます、と言ってはったね。生協の人は、宮崎から行く人が少なくてフライトの予約などの仕事がほとんどありません、と言ってはったから、都会の人が普段は行けないシーガイヤのような豪華なホテルに押しかけてるみたいやねえ。第二波の事態にならんとええのにね。
来週、また。
クラス名簿(Campusmateからダウンロードしました。)
2020年後期 クラス名簿(29名)(2020年11月6日現在、確定名簿)
1 | 46190086 | エンダ ミユ | 教育学校小中一貫小主免(数学) | ||||
円田 未夢 | 2年 | ||||||
2 | 46190172 | ササダ マホ | 教育学校小中一貫小主免(数学) | ||||
佐々田 真帆 | 2年 | ||||||
3 | 46190213 | サワタ キヨウカ | 教育学校小中一貫小主免(国語) | ||||
澤田 京佳 | 2年 | ||||||
4 | 46190228 | シモゾノ カズマ | 教育学校小中一貫小主免(保体) | ||||
下薗 和真 | 2年 | ||||||
5 | 46190417 | ミナミ フウカ | 教育学校小中一貫小主免(英語) | ||||
南 颯香 | 2年 | ||||||
6 | 46190484 | ヤマモト セナ | 教育学校小中一貫小主免(保体) | ||||
山本 千流 | 2年 | ||||||
7 | 46190514 | アサミ ミドリ | 教育学校小中一貫中主免(理科) | ||||
淺海 碧 | 2年 | ||||||
8 | 46190532 | イケウチ ハアト | 教育学校小中一貫中主免(保体) | ||||
池内 優斗 | 2年 | ||||||
9 | 48190013 | イワオ サヤカ | 教育学校発達支援(子ども理解) | ||||
岩尾 清花 | 2年 | ||||||
10 | 48190028 | オリタ イズミ | 教育学校発達支援(子ども理解) | ||||
折田 和泉 | 2年 | ||||||
11 | 48190066 | ヒダカ スズナ | 教育学校発達支援(子ども理解) | ||||
日高 涼菜 | 2年 | ||||||
12 | 48190077 | フジタ ノドカ | 教育学校発達支援(子ども理解) | ||||
藤田 和佳 | 2年 | ||||||
13 | 48190080 | ミキ リヨウヤ | 教育学校発達支援(子ども理解) | ||||
三木 稜也 | 2年 | ||||||
14 | 50190032 | アライ シズカ | 農学部植物生産環境科学科 | ||||
新井 静 | 2年 | ||||||
15 | 54200210 | カキタ エイキ | 農学部畜産草地科学科 | ||||
柿田 英希 | 1年 | ||||||
16 | 54200287 | クニモト レイナ | 農学部畜産草地科学科 | ||||
國本 怜奈 | 1年 | ||||||
17 | 61180180 | カメガワ リヨウタ | 工学部環境応用化学科 | ||||
亀川 凌太 | 3年 | ||||||
18 | 61190232 | サトウ ミユ | 工学部環境応用化学科 | ||||
佐藤 未唯 | 2年 | ||||||
19 | 61190346 | タニグチ アリサ | 工学部環境応用化学科 | ||||
谷口 愛里沙 | 2年 | ||||||
20 | 61200177 | キヨカワ シヨウゴ | 工学部環境応用化学科 | ||||
清川 昌吾 | 1年 | ||||||
21 | 63200027 | イイヤマ タカト | 工学部環境ロボティクス学科 | ||||
飯山 貴冬 | 1年 | ||||||
22 | 63200463 | ヤマカワ ケンシン | 工学部環境ロボティクス学科 | ||||
山川 健伸 | 1年 | ||||||
23 | 64190228 | コバヤシ ケイト | 工学部機械設計システム工学科 | ||||
小林 恵土 | 2年 | ||||||
24 | 65200267 | ジョウシタ トウヤ | 工学部電子物理工学科 | ||||
丈下 桐弥 | 1年 | ||||||
25 | 65200296 | スワ リヨウセイ | 工学部電子物理工学科 | ||||
諏訪 亮成 | 1年 | ||||||
26 | 66200183 | タムラ リユウスケ | 工学部電気システム工学科 | ||||
田村 竜佑 | 1年 | ||||||
27 | 67180080 | キタムラ ケイスケ | 工学部情報システム工学科 | ||||
北村 圭佑 | 3年 | ||||||
28 | 67180230 | タチヤマ カイト | 工学部情報システム工学科 | ||||
立山 魁人 | 3年 | ||||||
29 | 67200276 | シオカワ ジユン | 工学部情報システム工学科 | ||||
塩川 諄 | 1年 |