英語 Ma1(2)

6月20日1コマ目と、4コマ目(合同授業)

1コマ目が10回目の授業でした。

コメントは斉藤くん、齋藤さん、坂本くん、佐々木くんでした。一巡はしたんかな。
それから、エボラの新聞記事(池邉さん)続きを読んで時間切れでした。英語の意味や、文章の背景などを考えながら読んでいると、結構時間がかかったねえ。次回以降の残りの時間で

①ヨーロッパ人が来る前のアフリカから、奴隷貿易でアフリカ人が連れて行かれたアメリカの話をブラックミュージックを軸に辿る、か

②アウトプットの機会を出来るだけ増やせるように、一人ひとりに英語での発表(自己紹介、自分の町の紹介、何かテーマを決めてのまとまった話など、それぞれが工夫をして英語でのプレゼンテーションをする、か

を選んでや、と聞いたら①ということやったんで、The colonization of AfricaとA Short History of Black Americansは必ず読んで来てや。

4コマ目は、3章の筆記試験のあと、

ERX(この前の続きでカーターがルーカーの死体を引き取りに再びコンゴに行く話)→独立とコンゴ危機→植民地時代(レオポルド2世のコンゴ自由国)→ベルリン会議・植民地分割の映像を途中まで観てもらいました。

次回は、①4章のチェックのあと、②1976年のエボラ騒動と「アウトブレイク」の映像を見て(それでエボラ・コンゴ関係は終わり)、②ヨーロッパ人が来る前のアフリカから、奴隷貿易でアフリカ人が連れて行かれたアメリカの話をブラックミュージックを軸に辿ります。ブラックミュージックの資料は用意しておきます。

配ったプリントは:

The colonization of Africaの日本語訳(B4表裏2B4表)とA Short History of Balck Americans(B4表裏2)

また、来週に。

<附録>

読んだEbola virus returns Zaire into world’s spotlightの日本語訳を貼っときますので、細かいところは参照してや。

The Ebola virus outbreak in Zaire has refocused attention on the vast nation of 40 million people in the heart of Africa that has lurched from one crisis to another since independence from Belgium in 1963 (sic).ザイールでエボラウィルスが発生して、1963年(原文のまま)のベルギーからの独立以来、数々の危機に揺れ動いて来た中部にあるアフリカ4000万人の広大な国に再び注目が集まりました。

The virus, for which there is no known cure or vaccine, has killed at least 64 people.
治療薬もワクチンも知られていないウィルスは少なくとも64人の死者を出しました。

Many Zaireans are openly angry at the government of President Mobutu Sese Seko, who has ruled unchallenged for most of the past 30 years and, according to critics, salted a way (sic) a personal fortune estimated in billions of dollars.
批評家によれば、多くのザイール人が過去30年間無投票で当選し、不正にためこんだ個人の資産が数十億ドルにのぼるといわれるモブツ・セセ・セコ大統領の政府に公然と腹を立てています。

Opposition commentators and independent journalists blame the frequency of epidemics and lack of resources to deal with them on corruption and mismanagement of the wealth of a country blessed with just about every strategic mineral known to man.
反対派の批評家やフリーのジャーナリストは、流行病が頻繁に起こるのも、取り扱う資源が不足するのも、既知のあらゆる戦略的に重要な鉱物資源に恵まれている国の富の管理ミスと賄賂のせいだと指摘しています。

“Mismanagement of public resources that leads to poor management of the environment create opportunistic factors for the birth and spread of epidemics," lamented an editorial in the opposition newspaper Le Palmares.
「環境の管理不備に繋がる、公共資源の管理ミスが日和見的な要因を作り出して、流行病を発生させたり、広げたりしている。」と反対派の新聞ル・パルメール(Le Palmares)の社説は嘆いています。

“Health facilities are in a deplorable state. We have been heading for disaster for a long time," Lambaert Mende, spokesman for Zaire’s chief opposition leader Etienue Tshisekedi said.
「医療関係施設は悲惨な状況です。私たちは長い間、大災害が起きてもおかしくない方向に向かって進んできました。」とザイールの野党指導者エティニュエ・ツィセケディ(Etinue Tshisekedi)のスポークスマン、ランバエルト・メンデ(Lambaert Mende)は言いました。

Corruption has eaten deep into the fabric of Zairean society and government and even quarantine measures announced to keep the Ebola virus from the capital of five million people are being undermined by bribery, Kinshasa city officials say.
賄賂はザイールの社会と政府に深く染み込んでおり、500万人が住む首都をエボラウィルスから守るために発令された隔離手段でさえも賄賂がきく有様です、とキンシャサ市職員が言います。

Public workers are owed several months salary and bribery has become a way of life.
公務員は何ヶ月分もの給料を払ってもらえず、賄賂は生活の一手段となってしまっています。

The virus is stretching Zaire’s decrepit medical services, already hard pressed, to cope with the scourge of AIDS, which has hit Zaire harder than most countries.
ウィルスはザイールの老朽化した医療機関に広がっており、医療機関はたいていの国よりも激しくザイールを襲っているエイズ禍の対応追われています。

Zaire’s political problems began early: Katanga, which today is the mineral-rich province of Shaba, made a disastrous attempt at secession, 11 days after independence from Belgium. It was forced back after three years of bloody conflict.
ザイールの政治の問題は早くに始まりました。鉱物の豊かな現シャバ州であるカタンガ州はベルギーから独立した11日後に、不幸な結果に終わった分離工作が謀られました。その分離工作は血まみれの闘争の3年後に強行されました。

The second largest country in sub-Saharan Africa. Zaire has rich farm and watered by the Zaire river, formerly River Congo.
サハラ以南のアフリカで2番目に大きい国ザイールには豊かな農場があり、旧コンゴ川のザイールの川から水の恵みを得ています。

The country is blessed with some of the best copper deposits in the world but the engine of its economy, the state mining collosus Gecamines, has virtually ground to a halt."
その国は世界でも有数の銅の埋蔵量を誇っていますが、経済のエンジンである国営巨大鉱山会社ゲカマイン(Gecamines)は、事実上操業を停止しています。

Copper production dropped from a peak of 500,000 tons to under 50,000 tons in 1994. Cobalt production slumped too.
1994年には、銅の製造量は最盛期の50万トンから5万トン以下にまで落ち込みました。コバルトの製造量も同じようにひどく落ちみました。

The government has dissolved three core companies in the Gecamines group and not said what will become of the state company, which generates over 70 percent of its hard currency.
政府はゲカマイン(Gecamines)グループの中の3つの中心会社を解散させ、硬貨の70パーセント以上を製造する国営会社の先行きについては言及していません。

The World Bank, International Monetary Fund and creditors led by former colonial power Belgium abandoned Zaire long ago.
世界銀行も国際通貨基金も旧宗主国ベルギーが仲立ちをする債権者たちも、ザイールをずっと以)前に見捨てています。

With inflation running close to five digits, the government has periodically reverted to printing mountains of worthless money.
インフレ率が5桁近くなりつつあるインフレで、政府は定期的に価値のない紙幣を山のように印刷するようになっています。

The capital Kinshasa is still recovering from waves of looting by unpaid soldiers in 1991 that forced France and Belgium to send troops to evacuate Europeans.
首都キンシャサは、ヨーロッパ人を退去させるための軍隊派遣をフランスとベルギーに強いた、給料を払ってもらえない兵士たちによる1991年の数々の略奪行為から何とか立ち直ろうとしているところです。

The United States, which propped up Mobutu during the Cold War as a bulwark against communism in Africa, has been at the forefront of pressure for democracy in Zaire.
アメリカは、冷戦の間アフリカで共産主義に抗する防波堤としてモブツを支援してきましたが、今は最前線に立って、ザイールでの民主主義を求めて圧力をかけています。

 

英語 Ma1(2)

6月13日(17日の日曜日になってしまいました。)

9回目の授業でした。
先週は授業がなかったし、今回の授業の終わったあとにまた書けなかったんで、何とか書いとかないとね。

最初に日程の確認、

6月20日(水)は、2コマ目は通常通り、4コマ目に合同授業(7月18日の代わり←ゲストさんの試験)、合同授業の最初に3章の筆記試験。

コメント(何人か言ってもらったかいな)、3章のチェック、エボラの新聞記事(菊川さん)の途中まで。

次回は新聞記事の続きと、1976年のエボラ騒動と「アウトブレイク」→独立とコンゴ危機→植民地時代(レオポルド2世のコンゴ自由国)→ベルリン会議・植民地分割と映像を観てもらい、1996年のザイール崩壊とカビラについて少し解説をして、時間切れかな。

4コマ目は、3章の筆記試験のあと、ヨーロッパ人が来る前のアフリカの話です

最後にERの感想文を出してもらいました。

配ったプリントは:

①The neo-colonial stage: Mechanism and realities Chapter 3 Comtemporary issues 2 Zaire’s Turmoil(B4表裏1と表1)→次回曲を紹介するザイールの崩壊とカビラ(写真↓)についてです。

②The Colonization of Africa(B4表裏2)→合同授業でするヨーロッパ人が来る前のアフリカの話です。目を通しておくとわかりやすいです。(日本語訳がいる人はメールででも掲示板ででも連絡してくれれば、メールで送るか参考ファイルに置くよ。)

③は①の日本語訳です。少し解説したけど、結構引用文もあって難しい内容なので、日本語訳がある方がええと思って印刷を頼みました。日本語訳(B4表裏1、表1)

④Looking Back in Anger: Life in Mobutu’s Zaire(B4表1)→モブツ圧政時にボランティアに鯉の養殖に行っていたアメリカ人青年の見た実態を書いた記事。

⑤少し解説をした歴史かデヴィドソンと元タンザニア大統領ニエレレの記事(B4表裏1)

⑥ Africa and its Descendants 2 Chapter 2 The neo-colonial stage: Mechanism and realities(B4表裏3)→2冊目の英文の1章で全体の半分を占めています。今の新しい形態の先進国の搾取構造について書きました。日本ではめったにお目にかかれないと思います。難しいので、日本語訳がいる人はメールででも掲示板ででも連絡してくれれば、メールで送るか参考ファイルに置くよ。

また、来週に。

英語 Ma1(2)

5月30日2コマ目と4コマ目

7・8回目の授業でした。後半に入ったわけです。

まずは日程の確認を→再来週6月20日(水)4コマ目合同授業(7月18日の代わり←ゲストさんの試験)

2コマ目は1回目の課題を集めて、エイズの残りとエボラを少々。
4コマ目は合同で、2章の筆記試験とカーターの行ったコンゴの話、ERIX6「悪夢」を見て、1995年のCNNの映像を使ってListening Comprehension Practice。

次回(来週の6月6日水曜日は授業がなくて、13日水曜日)は、

① コメント
② 3章のチェック
③ エボラの新聞記事(B5表)(菊川さん)
④ CNNのtranscritionのチェック(誰かやらへんか)

(時間があれば)

→1976年の一回目のエボラ騒動の映像
→アメリカ映画「アウトブレイク」の紹介

2コマ目のエイズに関するERの映像は二つ、逆転写酵素阻害剤のAZTしかなかった、2シリーズの、たぶん1994年頃の映像と(自分が医者や親の立場だったらという想定で、意見を少々)、カーターがコンゴに行った直後の、たぶん2002年か2003年の映像(保険を使えずに薬代を払えない人がエイズを発症したあとに薬代が無料になるという患者の話)でした。

そのあと、ざっとHistory of AIDS Discoveryを解説して、少しだけ関連の映像を見てもらいました。
エボラは話は、Hot Zoneからコピーした地図を見てコンゴの地理をざっとみてから、2回目のエボラ騒動の翌日の新聞記事を紹介、それで時間切れでした。

4コマ目は

最初は1995年のCNNを使って、Listening Comprehension Practiceをやってみるかな。

4コマ目はカーターがコンゴに行った話ERIX9B、それを見てから1995年のCNNを使ってのListening Comprehension Practice。
モブツが首都が緊急事態なのに北部の村に行った理由を中心に聞きました。A mission, President Mobutu says will have to be (financed) by other countries, not his.が手がかり。A missionが派遣された国際医療チームのことで、その費用を他の国が出すべき(Other countries will have to finance a mission)

2コマ目に配ったプリントは:

ザイールからケニアまでの地図(B4表)・ジンバブエインフレ(B4裏)→次回読む新聞記事にコンゴのインフレの話が出て来るので参照

2回目のエボラ騒動の翌日の新聞記事(B5)→次回読む分です

1
1回目のエボラ騒動の聞き取りシート(B4表)・CNN聞き取りシート(B4裏)→次回チェックする分です

2回目のエボラ騒動の翌日の新聞記事(B4)・南アフリカの週刊新聞のエボラの特集記事→さっと解説した分です

The New England Jouranal of Medicineのエボラ再発についての論文(B4表裏2)→インパクトファクターの高い論文、この時期背伸びしてでも読んでみる価値はある

映画Outbreakの聞き取りシートとtranscrition(表)・2014年のエボラの新聞記事(B4裏)

4コマ目に配ったプリントは:

リンガラ音楽について・パパ・ウェンバ(B4表裏)→次回曲を紹介するつもりです

コンゴ東部で戦闘再開(B4表)・コンゴ 反政府組織と戦闘続く(B4裏)→映画に出て来たような現実の光景

1回目のエボラ騒動の聞き取りシートとtranscrition(B4表)・日本語訳(B4裏)

1976年の1回目のエボラ騒動、1995年の2回目のエボラ騒動CNN、映画Outbreakの音声ファイルを参考ファイルに置いておきます。ダウンロードして自分やってみぃや。

また、来週に。

3コマ授業が目一杯にあって、合間に人に会い、少し間に買いものして、終わってから木花でちょっとごたごた(語学教育センターのことで)、そのあと印刷、なかなかハードでした。帰ってからこのページを書くのも大変、しかし書かないとたまるばかりで、明日になればもっときつくなりそうやし。毎日毎日こんな状態が続くねえ。何もすることがないよりは、いいんやろけど。

今週の日曜日は自治会の一斉清掃、長いこと住んでると自治会の役員がまわってきて、へたすると会長を押しつけられそうでした。
そのときは辞めるつもりやったけど、やってくれる人が現われて。結局安全衛生の係、年に2回の清掃に、防犯灯の管理やら何やら結構することがあるようです。
すでに連絡網などのプリントも三種類こしらえした。清掃の当日に配るペットボトルも300本ほど、とても自転車で運べる代物ではないので、運ぶのを手伝ってもらいました。清掃区域の地図をラミネートコートしたり、ほんまええ加減にせいやと言いたくなります。
何より月に一回水曜日の夜に役員会、そんな余裕はないのにねえ。
3月末から4月一杯は、大きなことが舞い込んで、その合間に授業と授業の準備としたという感じでした。
後期が終わってからすぐに地域資源創成学部で使うトーイック用のプリントと医学科で使う医学用語のプリント(結構な数でした)を予め用意しといてよかったとしみじみ思いました。

きのうの晩は会長を引き受けてくれはった人から電話、ごみの苦情があったので木曜日の八時前にその班のごみの集積所に立っておこうという話でした。外部の人か新しく入居された人かが出したごみの分別が出来てなくて集めてもらえないままに放置されているからという苦情が班長さんから入ったからやそうです。
ま、いろいろあるよねえ。いっとき生活する学生の立場は、そんな煩わしいこととは無縁でいられて、ええよねえ。

英語 Ma1(2)

5月23日

6回目の授業でした。

雨も何とか上がって、しばらく天気のいい日が続くみたいやね。薊(あざみ)はほぼ終わって、そろそろ紫陽花(あじさい)の季節。下は額紫陽花(がくあじさい)

 

先に日程の確認です。

来週は

①4コマ目が合同授業(1コマ目は通常の授業)
②課題1回目の提出
③2章の筆記試験(4コマ目の最初に)

です。

先に1章の用語の答案用紙を返しました。おーし、こんだけ利用してくれてるんやったら、2章~4章も作らなあかんな、と思ったかどうかは微妙なところやね。やってない人も結構いたし。お互い、やれることはやれるとええけどね。

2章の演習とHuman Biologyの9.10 Immune deficiency: The special case of AIDSの要約を河野くんがやってくれました。しっかり出来てたんで、付け加えることはないね。

HIV/AIDSの動画、Communityの中の掲示板にサイトのリンクをはってあるのを少し見てもらいました。一昨年transcritionを作ったんで、必要ならメールでファイルは送れます。
Newsweekの記事の中のDisrupting Assembly Lineをさっと解説しました。一般向けなので、だれにでもわかるように書いてあるけど、医学生には物足りんかも。

コメント、消化器系(2種類)のチェックはまた出来なかったね。

次回は、エイズに関するERの映像を二つとHistory of AIDS Discoveryをみてから、エボラの話を始めます。プリントはその時に配ります。

最初は1995年のCNNを使って、Listening Comprehension Practiceをやってみるかな。

4コマ目はカーターがコンゴに行った話ERIX9B、それを見てもらう前にコンゴからの電話を受けて、前からずっと考えていたボランティアに行く決心をして、恋人を振り切って出発する場面も紹介するつもりです。
その次の時間に、一度アメリカに戻ってから同僚の死の知らせを聞いてまたコンゴに出かける話もみてもらえればと思っています。

配ったプリント:3章の演習用、解答用、1章の筆記試験の別バージョン、ERV1とBS Newsのtranscription

来週で8回目、半分をこえて後半に入るなあ。早いもんやなあ。名前もしっかり覚えられないまま、後半やもんな。

また、来週に。