アフロアメリカの歴史と音楽

10月17日3回目の授業でした。

「アフリカシリーズ」の冒頭に続いて、栄えていた西アフリカ、西アフリカからサハラ砂漠を越えてラクダに荷物を載せてエジプトに運んだトワレレグ人、世界最大の貿易都市エジプトの首都カイロ、ダウと呼ばれる帆船を使って栄えていた東アフリカの貿易都市、タンザニア沖合のキルワでのポルトガル人による大量虐殺、その辺りまで映像を交えながら紹介。

そのあとアフリカ系アメリカ人独特の音楽について。聖書の話、特に旧約聖書の第2章「出エジプト記」(Exodus)の話(Deep River, Go Down, Moses, Joshua Fit the Battle of Jerico)。1981年にアメリカのハーレムに行ったときに話から、「ブルーズブラザーズ」の中のハーレムでのソウルの演奏の場面。いまだに現役のケント州立大学の伯谷さんの話と、亡命中の南アフリカの人を訪ねた話、など。

伯谷さんの話→「アングロ・サクソン侵略の系譜4:リチャード・ライト死後25周年シンポジウム」続モンド通信4、2019年3月13日)

亡命中の南アフリカの人を訪ねた話→「アレックス・ラ・グーマの伝記家セスゥル・エイブラハムズ」

<次回は>

何人かのコメントを聞いたあと、

ルーツ(主人公クンタの少年時代、奴隷狩、奴隷船)、それからDeep River, Go Down, Moses, Joshua Fit the Battle of Jerico(たぶんスピリチャル)、the Battle Hymn of the Republic(賛美歌)関連の映像の紹介、あたりかな。

英文(SLAVERY SLAVE TRADEとAfrican American songs)も誰かに読んでもらうつもりなんで、誰かやってや。

来週、またね。

<配ったプリント>

* ユッスー・ンドゥールとサリフ・ケイタ(A4表裏1)

英語 Rb2(3)

10月17日3回目の授業でした。

トーイックのTest 1のPart 3(リスニング)の47~52(2問)、里中くん。いろいろ解説したりしてると結構時間がかかるねえ。

like, availableなどの使い方や、They’re very easy to see (theyはthe numbers on the watch face)を質問ではIt is easy to readと言い換えてる、など、一つ一つ慣れて、それを再生産(会話で使うとか、新聞雑誌などの文章で確認するなど)して使えるようにしていく必要がある、みたいな解説でした。

なかなか自分からすすんでやってくれないけど、僕がひとりやっても実際にあなたらの力にはならないから、自分からやってや。毎回おんなじこと言うのも疲れるしなあ。

そのあと、「アフリカシリーズ」のプリントを取りに行って小休止。「アフリカシリーズ」の冒頭の部分だけ見てもらえました。解説読んでや。DVDにもしてあるんで(45分×8)、興味ある人はいつでもどうぞ。今となっては貴重な映像、1985年くらいに大阪工大の先輩が録画してたのをLL教室でダビングしてもらい、あとでDVDにもしてあるんでにしたもの。授業ではそれを映像ファイルにして持って行ってます。孫テープなんで映像は鮮明ではないけど、ほんと貴重な映像です。

<次回は>

* コメント(何人か)

* トーイック関連: Part 3の続き

* 「アフリカシリーズ」の続き(黄金の交易網、キルワの虐殺、奴隷狩り、奴隷船あたり)

* Rootsの映像の続き(奴隷狩、奴隷船)

その次の時間に、 A Short History of Black AmericansのSLAVERYとAfrican American songs(プリントの3枚目、STEAL AWAYの歌詞の前まで)、誰かやらへんか。

<配ったプリント>

* アフリカシリーズ(B4表裏1)

* ユッスーとサリフ(A4表裏1)

来週、また。

南アフリカ概論

10月17日3回目の授業でした。

「遠い夜明け」を観てもらおうと思ってたけど、最初にポルトガル人と鉄砲伝来について小川くん(電気システム1年)が発表してくれ、自分について考える大切さなどについていろいろ話をしていたら残り30分ほど、一時間足らずの短縮版を2回にわかて観るより一気に観た方がおもしろいしと考えて、1652年のオランダ人と到来から1910年の南アフリカ連邦の成立までを、「アフリカ文化論」の巻末(62~63ページ)を見てもらいながらさっと流したあと、地図や関連の画像を見てもらいました。

小川くんの発表も落ち着いててなかなかやったね。オランダ人の鎌田さんといい、イギリス人の日高さんといい感心しきりです。

1652年から1910年についてはもう一回貼っておきます。

*1652年にオランダ人が到来
*1795年にイギリス人がケープを占領
*1806年にイギリス人が植民地政府を樹立
*1833年にイギリス人がケープで奴隷を解放
*1835年にボーア人が内陸部に大移動を開始(グレート・トレック)
*1854年頃には海岸線のケープ州とナタール州をイギリス人、内陸部のオレンジ自由州とトランスバール州をオランダ人、で棲み分ける
*南アフリカは戦略上そう重要ではなかった
*金とダイヤモンドの発見で状況が一変、一躍重要に
*1867年キンバリーでダイアモンドを発見
*1886年1ヴィトヴァータースランド(現在のヨハネスブルグ近郊)で金を発見
*1899年金とダイヤモンドの採掘権をめぐって第二次アングロ=ボーア戦争(~1902)
*イギリスの勝利。
*1910年南アフリカ連邦成立(イギリス人統一党とアフリカーナー国民党の連合政権、統一党が与党、国民党が野党)

<次回は>

* 「遠い夜明け」(CRY Freedom, 1987)

* 映画の感想(何人か)

(授業のあと発表しますと言いに来てくれたんで)

* 金とダイヤモンド(梶山さん、畜産1年)

* 南アフリカに来てからのオランダ人の動向について(金子さん、畜産1年、名前の漢字と学年は、たぶん)

来週、また。

<配ったプリント>

* 「遠い夜明け」新聞広告、解説(B4表裏1)

* コシシケレリアフリカ楽譜・解説(B4表裏1)

英語 Ma2(4)

連絡事項

* 18日(金)4コマ目に前半のクラスと合同授業です。ペアで15章のoral checkを予定。

10月16日3回目の授業でした。

15章、ほぼ1コマかかったねえ。折角授業でやってるんで、骨の試験のためだけでなく、基礎の基礎でもあるので、授業を利用してインプットのいい機会にしてや。いろいろなプリントはお節介かも知れんけど、自分の一番やりやすいやり方で。

是非、一年のうちに22章まで一通りやってみることやね。テキストにはTerminology(例文)やPronunciation of Termsにはdefinition, meaningがないんで、今日説明したように、以前データにした8版(みんなのは11

版)の約2200語を使うと便利。(メールでもデータは送れるんで遠慮なく。)

definitionが見当たらない分もあると思うけど、その時はウェブスターで発音してもらって確かめるとええと思う。→“Merriam-Webster"(英英、米)

(和英・英和)は「英辞郎 on the WEB」

(英英、英)は" Dictionary of Contemporary English"

残った15分ほどで、アフリカ系アメリカ人の音楽のルーツ西アフリカの代表的な二人ユッスーとサリフの曲を観て、聴いてもらいました。

 

<次回は>(今日出来なかった)

* コメント(何人か)

* ERの発表(原田美咲さん)

* A Short History of Black Americansの続き(平井さん)、African American songs(舟津くん)

時間があれば、西アフリカの曲と「アフリカシリーズ」の、ヨーロッパ人が来る前のアフリカ大陸の映像も見てもらえれば。そうすれば、奴隷貿易→奴隷制と繋がるんやけど。

<配ったプリント>

* 用語関連:15章試験シート(B4表を2)、15試験シート解答(A4表裏を1)、15章図演習シート(B4表を1)、15章図演習シート解答(B4表を1)