英語 Ra1(2)

課題の講評です。もっと早くと思ってたけど。昨日は早く寝た分、今朝は早く目覚めて。さっきやっと読み終えました。

全般の講評は、全体によう出来たてたと思います。感心しました。たぶん自粛期間も長かったので時間をかけた人も多かったようで。四分の三ほどが英語というのも異常事態、初めてです。毎年一割あるかないかやから、やっぱり異常事態、やなあ。

しかも、英語は充分に読めたんで、アウトプットの機会を増やして、書いたり、読んだり、聞いたり、話したり、どんどんやれば気づいたら使えるようになってる、ということかもねえ。

僕は、戦争に負けて無理やりやらされて・・・という意識が強かったせいか英語に対していまだに抵抗があるけど、高校の教員の採用試験が受験出来たのも、38で大学職に就けたのも、受験勉強をしないでたまたま行き着いた先が英米学科で、教員資格も取れたし、(アメリカの半ば支配下にあって)全般に英語と関係のある仕事が圧倒的に多かったからやと思う。もちろん、結果論やけど。

原爆を落とされて無条件降伏をつきつけられ、色々な局面でアメリカを強要されてから久しい今となっては、英語が使える方が圧倒的に有利なのは事実、みたい。

仮説を立てて客観的に論証するという作業は、大学ですべき大事なことの一つ、教養、専門基礎では特に大事やと思います。

秀を3段階(満点、SS、S)、優を2段階(AA、A)に分けました。あんまりひどいのはB、Cをと思ってたけど、それはつけずに済みました。

満点 8人、SS 1人、S 10人、AA 3人、A 5人、未提出3人。計30人。

英語で書いてたのは20人。満点は、ある一定の水準を超えていそうで、短い期間によう書けたなあ、と感服した課題につけました。

仮説が曖昧なのが結構ありました。~が~であるという明確な仮説を立ててはっきりと論証するのが大切やと思います。感想文に近いのや、調べたものをまとめて自分の意見をつけたのもあったように思います。

最終的には言いたい気持ちが強いのがこちらに一番伝わって来ると思います。課題に限らず、書いたものはすべてそうやと思うけど。

わかりやすいのは、きちんと章立てが出来(もちろん、論理的な展開一目でわかるものがベスト)、参考文献もきちんとついているもの。図や統計のような客観的な資料や、言ってることをまとめているような画像や地図も効果的やと思います。

その辺りは形式の問題なので、読む側の視点も考慮して書ければ自ずから何が読みやすいかは見えて来ると思います。

個人的に講評が必要な人は連絡してもらえればメールでも、Zoomでも、課題を見ながら、意見も聞きながら話出来ると思います。7~8割は後期も授業で会う機会がありそうなので、遠慮なくどうぞ。

なんとか、やっと書けました。

住んでるのは学園木花台の高台にあるんで、家からも木花の研究室からも、加江田の山が見えます。今は梅雨もあけた真夏の加江田の山やね。ひさしぶりに木崎浜に自転車で行って、真夏の砂浜を歩くかな。