つれづれに:夏の花2(2022年9月10日)

2022年9月10日つれづれに

つれづれに:夏の花2

 「夏の花」の続きの夏の花2で、のうぜん葛である。お盆辺りの暑い頃にハイビスカスと並んで目立つ鮮やかな朱色の花が「のうぜん葛」(小島けい絵のブログ)、蔓が樹に登って垂れ下がるように花をつけている。花をつけているものもあるが、盛りは既に過ぎてしまっていて、花も枯れかけのが多い。中国原産で凌霄花と書き、蔓が「霄(そら)」を「凌(しのぐ)」ほど高く登る様子に漢字を当てたらしい。妻に何枚か花(↑)を描いてもらい、カレンダー(↓)にもなっている。

「私の散歩道2009~犬・猫ときどき馬~」8月

「私の散歩道2013~犬・猫ときどき馬~」7月(企業採用分)

 最近は絵のブログを見に来てくれる人のためにと思って、少しずつ英語訳をつけているので、英語も検索してみた。Campsisが英語名で「曲がっている」という意味のギリシャ語 “Kampsis" が語源で、おしべの形が曲がっているところから来ている。樹はとても寿命が長いらしい。そんな寿命の長い樹を枯らしてしまったことがある。台風か何かでやられたような気がするが、申し訳ないことをした。

 息子の同級生の女性の大切なゴールデン(↓)がなくなった時、こののうぜんかずらといっしょに描かせてもらった。最初保健室で会ったらしいが、時々家にも遊びに来るようになった。息子は東京に行っていない今の家に引っ越してからも、時々妻を訪ねて来てくれている。しばらくおしゃべりをして帰って行く。カレンダー(↓)にも入ってもらった。

アレックスとのうぜん葛

「私の散歩道2011~犬・猫ときどき馬~」7月

 装画にも使ってもらって、本(↓)が残っている。高校の演劇シリーズで、一度奈良の橿原市で全国の演劇大会があったとき、妻と二人で会場に行って、いっしょに本を並べて販売の手伝いをした。アフリカの本と同じで、演劇の本も売れない。元々芸術の分野で生計を立てるのは難しい。医学科で東京芸大を辞めて「当座医者をします。デザインでは食べていきにくいですから‥‥」と言ってた学生がいた。最初は医学をなめていたようだったが、良き友人と出会い、触発されて、本気で医者になる気になっていた。台湾の大学に臨床実習に行き、沖縄中部病院で初期研修を受けた、までは聞いているが、その後は知らない。元気でやっているといいが。芸大に入れない人が聞いたら、怒りそうである。

伊藤隆弘『劇作百花2』

 妻が通っている牧場COWBOY UP RANCH(宮崎市清武町大字今泉甲6618)のツルマルツヨシものうぜん葛と絵になった。

ツルマルツヨシとのうぜん葛

 ツルマルツヨシは1999年の朝日チャレンジカップと京都大賞典を優勝した元競走馬で、現役引退後はJRA京都競馬場の誘導馬をつとめていたが、そのあと牧場に来た。2011年にオーナーが亡くなり、元担当厩務員が「ツルマルツヨシの会」を作って支援している。カレンダー(↓)にも入ってもらった。

「私の散歩道2014~犬・猫ときどき馬~」7月