つれづれに:脱稿間近(2023年6月25日)

2023年6月26日つれづれに

つれづれに:脱稿間近

 6月(↓)も中旬を過ぎている。先日はじめて、散歩の途中に「のうぜん葛」(↑)の朱色の花が垂れ下がっている光景に出くわした。

「私の散歩道2023~犬・猫・ときどき馬~」6月「アヌル猫とイリス」

 小説の4作目の脱稿が間近になった。あと30×12字か×30×42字くらいにまとめれば仕上がる。400字詰め原稿用紙に換算して400枚足らずの小説になりそうである。

今回はわりと変則的な書き方になった。大きな3つの山の1つ目はわりとすんなり進んだが、2つ目の山の途中で長いこと先に進まなくなった。仕方なく先に3つ目の山を書き、最後に終章をつけ足して、それから2つ目の山に戻った。そこでも最後手前でまた長いこと停滞したが、書いていた部分を大幅に削除したら、一気に最後まで行けそうな気配になった。やっと、脱稿が間近になったというわけである。余り長くなると、気持ちもだれる。今月中には終わり、2週間ほどまた見直して7月の中旬にはウェブで送信できればいいが。今回は300万、そううまいこと行くかいな、ほんまに。

5作目を書いておくつもりだが、少しだけ塊りが心の真ん中辺りにあるような気がするので、それを膨らませたらと考えてはいるが、今はさっぱり先が見えない。

 長いことその渦中にあって周りが余り見えなかったが、気がついたら前回の更新からひと月以上が経っている。その間、旧暦では5月21日の小満(しょうまん)、6月6日の芒種(ぼうしゅ)の2節気をやり過ごし、6月21日からは夏至(げし)に入っている。小満は「あらゆる生命が満ち満ちていく時期」、「芒種は蚕が桑の葉をたくさん食べて成長する頃」、「夏至は1年で1番に昼の時間が長い日」らしい。次の節気7月7日の小暑(しょうしょ)の頃には、梅雨も明け、暑さが本格的になっていて、外に出るのも億劫になっていそうである。

散歩の途中でみかけた捩花(↑、ネジバナ)は、次に歩いたときには業者が入ってすでに刈り取られてなくなっていた。季節は着実に移っている。

 瓢箪南瓜(ひゅたんかぼちゃ)の柵(↑)も、何回か竹取爺さんをやって、縦の杭と竹だけは何とか用意できた。あとは横の竹を針金で固定すれば、何とか出来上がりである。南瓜は植え替えても枯れることは少ないので、何本か植え替えれば、あとは蔓(つる)が延びて実をつけてくれるのを待つだけである。穴掘りの機材(↓)でしっかりと穴を掘って木の杭を打ち込んだので、たぶん台風の雨風でも大丈夫だろう。いやいや、台風を侮ってはいけない。また竹が傾いてしまう可能性もある。ここが宮崎だということを忘れてはいけない。台風前に稲刈りを終える知恵を生み出した土地で、昔から台風の通り道なのだから。

「私の散歩道2009~犬・猫ときどき馬~」8月(企業採用分)