6月5日
8回目の授業でした。
最初に工学部の佐野くんがアパルトヘイト制度について発表してくれました。
そのあと、
1910年に連立政権で始まったのに、第二次世界大戦後の1948年の総選挙でどうしてアフリカーナーが過半数を取ってアパルトヘイト政権が誕生したのか、
について、意見がなかったので、結局僕が話をしました。
WHITWE/ASIAN/COLOURED/BLACKの人口比、白人13%だけの総選挙でのイギリス系とオランダ系人口比率4対6、オランダ系の大半が貧乏白人、その人たちのほとんどがアパルトヘイト政策をスローガンに掲げる国民党に投票→結果的にアフリカーナーが過半数を獲得
大体そんな流れでした。
次回は
40年代、50年代、60年代のアフリカ人による抵抗運動(二つ目の山です、それが終わったら、あとは南アフリカと日本の関係。そこで「アフリカの蹄」をみてもらうつもりです)
① 1955年の全人種による国民会議とその指導者を逮捕して起訴した反逆裁判
② ANCから別れたPACが起こした行動へ警察が過剰反応、結果無防備なアフリカ人を無差別に銃撃(シャープヴィルの虐殺↓写真)→国際的に非難ごうごう、(みせかけの)国連による経済制裁、アフリカ人による武力闘争の開始
③ マンデラが逮捕されて終身刑を言い渡されるリボニアの裁判
②を、地域2年の冨山さんと原田さんのコンビがまた発表してくれるようで。
①と③を誰かやらへんか?
映像は1970年代初めと1980年代後半の金鉱山。
ヒューマセケラ(写真↓)のトランペット演奏と歌「スティメラ」の映像も観て、聴いてもらいました。
8週目が済みました。あしたから東京。三日ほど日常から離れて、あと7週、今回は夏休みの充電期間が長くなるように、早めに課題を読んで成績をつけようと思っているけど、どうなるやろねえ。
また、来週に。