つれづれに: 歩くコース4木崎浜5
木崎浜の5回目、歩くコースの最終回になりそうである。木崎浜に行くようになってからわりと日が経つので、いろいろなことがあったような気がする。何度か護岸工事にも遭ったし、前回の写真の解説に書いたように(一枚目の写真↓のように)「右側の1車線が新たに」加えられた。2日はその道路にも結構車が停められていたが、それでもコロナ以前ほどの台数ではなかった気がする。
護岸コンクリートの続きの一車線に新たな車線が加えらて、気兼ねせず自転車で行けるようになった
トイレは二つあって、北側のトイレ付近に大会の本部が設定されて、マイクで中継される。大会の時は、その辺りは車だらけで、出店が出る時もあるようである。しばらく行ってない間に、サーフィンセンターが作られ始めたようである。春には完成するようだが、どんな建物になるのか。浜にサーファーのための飲食設備はないので、繁盛して名所になるかも知れない。
台風の前に出かけたこともある。海水は濁って波も高く、流木がたくさん押し寄せられていた。台風や大雨で砂浜の形が年々変わっているようだ。特に清武川の河口の変化は大きい。以前はまだまっすぐに近い形で水が流れていたと思うが、今は蛇行が激しい。これからも台風や集中豪雨が来るたびに砂の位置が変わり流れも変わり続けるだろう。ひょっとしたら、一ッ葉海岸のように砂浜自体がなくなる可能性もある。毎年定点を決めて写真を撮れば、比較できそうだが。
前々回に書いたように、木崎浜への入り口は清武川、加江田川の堤防からの二か所しかない。道幅も狭い。加江田川の堤防からの入り口は、木崎浜の南端に続いている。木崎浜から加江田川の堤防を通って外に出るときは、何年か前に作られた海岸沿いの歩行者、自転車用の舗道への入り口脇を通ってトンネルを抜ける。舗道は総合運動公園から青島まで続く。詳細は知らないが、途中に1000メートルコースや3000メートルコースの案内の掲示があるから、青島マラソン用に作られたかも知れない。2週間ごとに白浜に通っていたのに、舗道に気付いたのは2年ほど前である。
加江田川、向かいは曽山寺浜
舗道の入り口
総合公園と曽山寺浜を繋ぐ橋
曽山寺浜上の舗道から青島が近くに見える
舗道入り口脇のトンネル
樹の覆い繁った中をしばらく行くと、右手に総合公園に入れる小さな道が見える。
その堤防をまっすぐに進めば、総合公園から青島に向かう県道にかかる橋が見えて来る。道幅は狭く、対向車があれば待つ必要がある。サーフィンの世界大会の時は、この狭い道路と少ない浜の駐車スペースでは対応し切れるはずもなく、少し遠くなるが総合運動公園の駐車場を利用したようである。世界大会を誘致しても、大きな変化がなかったわけである。
県道は空港から運動総合公園を通って青島、内海、日南方面に行く道である。写真の右手向かい側を少し行くと、「キムタクの入ったジョイフル」跡があり、手前右側を少し行くと総合運動公園の正面入り口、その向かいがJRの運動公園駅である。白浜に行くときに海岸沿いの舗道をよく利用するが、行き帰りに木崎浜を通ることは滅多にない。だいぶ遠回りだし、冬場の海岸線は風も強くて体も冷えるからである。三月になり、気温も上がれば、少し時間はかかっても行き帰りに木崎浜を通ろうと思う。コース4の木崎浜を書くのに5回もかかるとは思わなかったが、それだけ撮る写真も多かったということだろう。歩くコースを紹介するのに、ずいぶんと時間がかかっていまったが、海と山に囲まれた住み易い南国に暮らしているようだ。