つれづれに: 歩くコース4木崎浜2(2022年1月5日)

2022年1月5日つれづれに

つれづれに: 歩くコース4木崎浜2

浜から北向き、尾鈴山系を背景にシーガイヤが見える

歩くコース4の木崎浜の2回目である。前回「木崎浜1」(12月26日)でも書いたが、医科大学のある清武が中心だったので、木花の旧宮崎大学に非常勤で通っていても、そこから足を延ばして木崎浜に行ったことはない。木崎浜は有名だし、話にも聞いていたが、遠いというイメージがあったように思う。キムタクが来て近くの店に入ったよと聞くジョイフルも、コロナ騒動の前に閉店している。今は大学が統合したので、学生や職員の行き来は頻繁になっているし、車の数も多くなっている。しかし、今でも旧宮崎医科大学の学生は清武に、旧宮崎大学の学生は木花に住むのが普通で、不動産屋もきちんと住み分けているようである。木花の学生で清武に住んでいるのは、3月末か4月初めに追加合格した人たちと看護師の元宿舎の留学生、清武の学生で木花に住んでいるのは学生寮、国際寮の人たちのようだ。これからもそう変わらないだろう。こちらに越して来なかったら、木崎浜に自転車で散歩に出かけることもなかった気がする。

2日にブログ用の写真を撮って来た。年末年始に毎年一度は出かけるので、人出が比較できる。今年も、湘南、横浜、名古屋、岐阜、和泉、大阪など遠くから来た車もあったし、鹿児島、大分、熊本などの九州内の車もあった。後ろのドアを開けてボディスーツを乾かしているワゴン車のプレートを見てないので大雑把だが、おそらく県外からは3~4割くらいか。全体に、コロナ騒動の前ほど人は多くなかった気がする。

今年も湘南ナンバーの車を2台見かけた。近くに有名な湘南海岸があるのに、と気になっていたので声をかけてみたら、コロナで仕事も減って長期休暇が取れたので、元々福岡出身なのでいつか宮崎に越して来たいが、仕事がねえ、ということだった。そこへ相方らしき人がボディスーツで現われた。「海がきれい、暖かい」

2キロほどの浜への入り口は清武川と加江田川の堤防からの二か所しかない。どちらも道幅が狭く、対向車を待つ光景もよく見かける。行くときは清武川の堤防側からである。住んでいる所は高台にあるので、家から高台を降りて県道を左折する。

加江田渓谷、椿山方面からの道を東に進むと、途中右側にお世話になっている亀山クリニックがある。宮崎でコロナの患者第一号を診て、消毒後休診を余儀なくされていた。コロナ患者を診て、風評被害にもあって、大変でした、と人のいい院長が嘆いていたそうで、まさに災難だった。左手には改築されたエーコプがある。サービスコーナーが出来て宅配便を出すのが便利になった。そして空港から青島方面に行く県道の交差点を右折し、バイパス手前で左折してバイパス沿いにしばらく進む。

途中、球場への道と交差するがその交差点をそのままま進んで清武川の堤防まで行く。右に曲がってバイパス下のトンネル(①)を抜け、坂を登る(②)と、堤防から日向灘が一望できる(③)。最初に、坂を登ってわっと日向灘が見えた時は、感動した。すぐ向こうに淡路島が見え、たくさん船が行き交う瀬戸内海に慣れていたせいもあるだろう。突き当りを右に曲がれば、防波堤とコンクリートの道路(④)に沿って木崎浜が続く。(①~④↓)

帰り道にトンネルを通ってそのまま堤防に上り、砂利道の土手を通ることがある。突き当りの県道を右折して橋を渡り、地元の農産物の店で野菜を買うためである。夏場になると、三食たべる生野菜が高騰する。今年は長雨が続いて、レタス、トマト、胡瓜が特に高くなった時期があった。その時も、他より安くて新鮮だった。家でも作ってはいるが、冬野菜のレタスはせいぜい4月の初めまでだし、胡瓜もせいぜい7,8月までである。胡瓜とオクラの二期作を試してみたが、効果は薄かった。

トンネルをくぐってから撮った加江田の山

加江田の山を望む土手の砂利道

増水した清武川の映像ニュースで流れてたよ、と東京にいる誰か(子供だったか、他の人だったか)からメールが来たので、映像の場所を聞いてわざわざ写真を撮りに出かけた。台風の時期ではなかったような気がするが、どうしてそのニュースが流れたのか。実際に行ってみたが、ニュースにするほどやろか、が正直な感想だった。今回同じ場所からと思って撮ってみたが、かなりずれていて、比較にならないようだ。

2日はせっかく出かけたので砂浜に下りて少し歩き、波打ち際で北方向の写真(トップの写真)を撮った。天気予報では晴れになっていたが、昼過ぎまで曇り空(↓)で、砂浜に下りた時は北側は青空で、南の方はまだ曇り空だった。冬は空気が澄んで、かなり向こうの方まで見える。尾鈴山系を背景にシー予約で一杯らしい。妻が乗馬に通っている牧場が出しているウマイル(観光者向けの乗馬)も連日大盛況で、牧場のスタッフも駆り出されているそうである。いつも助っ人を頼まれる人が、まだ怖いから今回は断りましたと、家に寄ってくれたときに言っていた。大半のひとは、コロナもどこ吹く風らしい。

次回は歩くコース4木崎浜3である。