つれづれに:堀切ですすき(2022年10月8日)

つれづれに

つれづれに:堀切ですすき

 久しぶりに内海の南風茶屋(↑)に行った。白浜でマッサージをしてもらったあと、海岸道路を通って、3時半に間に合うように店に着いた。4時が閉店時間である。一時期学生や同僚とよく食べに行った。南風饂飩が少し関西風な感じで大きな鉢に一杯、野菜もたっぷりである。普段は肉や魚はほどんど食べないが、あまり無理をしない程度に食べている。チキン南蛮や魚の煮つけなどの小皿も出てくる。今日はすべて食べた。女主人と調理師さんとも顔馴染である。今日もわざわざ厨房から出て来て、しばらく話をした。

南風茶屋内から見える内海港

 今の家から白浜までが45分、そこから20分くらいかかるので、20キロ強だと思う。宮崎の橘通くらいまでと同じくらいの距離だ。行きはホテルサンクマールの横を通って海岸道路(↓)を通った。車が2台、3人が釣りをしていた。サイクリングの男性とすれ違い、年配の男性を追い越した。年配の人は、覆い繁った草を刈り払いながら進んでいた。内海よりの道路はだいぶ雑草が大きく垂れて来ていて、通り難い個所もあった。途中のフェニックス道の駅へ登る階段は草で遮られて登れない感じだった。出口もがけ崩れのような状態で大きな石ころが散乱して通れなかった。少し手前のコンクリートの階段を、下りて押して通った。

 帰りは旧道を通り、坂を登ってフェニックス道の駅でしばらく自転車を停めた。いつ見ても堀切峠の見晴らしは抜群である。道の駅の前の展望台からの見晴らしもいいが、少し北に行った駐車場の手前から見る景色も雄大である。こちらは普段でもあまり人がいないから、なおいい。少し手前にも小さなベンチが二つ置いてあって、そこからの眺め(↓)も素敵だ。この前通った時に初めてベンチに気づいた。駐車場に車を停めて堀切峠の一番高い所から何度も眺めたが、すぐ南のベンチには気づかなかった。お勧めの場所である。

 坂を下りているときに、薄い色のすすきを見つけた。あとしばらくするとあちこちで見かけるようになるが、今年最初のこの色の薄である。10本ほど持って帰った。ずっとTシャツに素足で来たが、今日はワイシャツと靴下を2枚履いた。だいぶ気温が下がっているので、冷やさないためである。素足はその時は気持ちがいいが、冷やすとそのあとが大変である。

 意識しないと気づかないが、薄にもいろいろな種類がある。出始めは一本一本が細く、取りにくいタイプである。取り易いのは、花(?)の部分を持って引っ張ればスポッと取れる。今日取った色の薄いすすきは取りにくいタイプである。もうしばらくして気温がぐんと下がると、黄土色よりも色の濃いこげ茶色のすすきが多くなる。このタイプはスポッと抜けるので取りやすい。何日かで枯れすすきになってしまう。木花台に登る坂道の上に咲いている大きなパンパース(↓)はもう盛りを過ぎているようだ。木花台の土手に誰かが植えていて、毎年2か所、同じ場所に咲く。咲き初めは真っ白である。