つれづれに:花が咲き(2024年4月10日)
つれづれに:花が咲き
道路脇の植え込みのけし
今日から4月も中旬に入る。ずいぶんと前になるが、北海道の富良野の映像か何かで、長い雪の季節が過ぎて一斉に花が咲き出すのを感動的だと言っているの見て、凄(すご)いんやろなあと思ったことがある。しかし、残念ながら雪国の経験がないので、その感覚は実際にはわからない。年中花が咲いている南の地域に来て長いこと経つので、別世界の話である。
それでも、春には一斉に花が咲き出す。花のいのちは、概して短い。花の命は短くて苦しいことのみ多かりき、と言ったのも頷(うなづ)ける。先々週、木花神社で満開を見込んで桜まつりが催されたようだが、桜もすでに散っている。桜まつりを楽しんだ人は、多かったんやろか?
折生迫の県水産試験場のさくら
ぐずついた天気が続いて気持ちも晴れないが、昨日は朝から久しぶりにきれいに晴れ、今日もいい天気だ。昨日は久しぶりに毛布を干した。あしたからまた下り坂のようなので、今日も干すとしよう。
てっせん
一斉に咲き出す花の写真を撮り始めて、3週間ほどになる。撮り始めたのは白木蓮が盛りを過ぎる頃で、紫木蓮に勢いがあった。高台の公園や住宅街の何軒かの家でも、紫木蓮の写真を撮った。その近くに、しらんやポピーやけしも咲いていた。こでまりを庭に植えている家も多い。勢いがあった。昨日見かけたこでまりは、すでに盛りを過ぎていた。
しらん
先週の金曜日も白浜のキャンプ場の近くで→「きんぽうげ」を摘んだ。3週続きである。咲く前の蕾(つぼみ)をたくさん摘めたので、来週には盛りを過ぎていそうである。庭では→「イリスが咲き出した」。今年は今のところブロッコリーを無駄にせずに、せっせと食べている。3回ほど大きな株を何軒かにお裾(すそ)分けをしたあと、脇芽も何回か摘んで食べた。都会では1株500円もすると聞いて、お裾分けするときも気持ちが軽い。ひと茹(ゆ)でして胡瓜(きゅうり)、レタス、キャベツ、とまとといっしょに食べる以外に、味噌汁や饂飩(うどん)にも入れている。チーズをふんだんに使ったブロッコリーグラタン風も何度か食べた。それでも、薄黄いろい花が咲き、そろそろ終わりの株が増えた。
北側玄関脇の植え込みでは、柿が色鮮やかな葉を一斉につけている。一昨年は生り年で500個以上の実をつけたが、去年は一つの実もつけなかった。そんな年もある。今年はたぶんたくさん実がなって、またしぶ柿を剥(む)いて陽に干す作業に追われそうである。
柿の葉
先週の白浜行きは、久しぶりに雨がふる中だった。そう大降りにならず、帰りには雨が上がる予報だったので、迎えを頼まずに自転車で行くことにした。行きは雨が降っていて青島付近は人もまばらだったが、帰りは観光バスが駐車場に何台か停まっていて、参道には人が溢れていた。いつもの白浜の海は、いかにも雨の日の海だった。
晴れたときの白浜(下)