英語 Ma1(1)

<予定確認>

7月22日(13回目):3章、エイズ

その次の4章も、基礎の基礎なんで、この時期、授業に合わせてでもやっときや。

8月5日(14回目)4章:エイズ

8月12日(15回目):まとめ。いろんな話を聞かせてや。

授業では>・・・

① エイズについての解説を少々、発表者決め:The History of AIDS Discovery(尾形さん)、Human Biology(加藤くん)

② The Colonization of Africa:Precolonial AfricaとFirst colonialistsを加藤くんが要約してくれました。しっかりとやれてたと思います。映像は次回に、時間があれば。

<次回>

① 3章

② The History of AIDS Discovery(尾形さん)、Human Biology(加藤くん)、Disrupting the Assembly Line(希望者がいたらやってや、いなければ、僕がさっと)

世界エイズ会議(     )、抗HIV製剤を巡っての欧米の製薬会社の動向(     )について誰か調べてみない?

③ 時間があれば映像:黄金の交易網;砂漠の民トワレグ人、世界の貿易の中心地カイロ、スワヒリ商人、1505年のキルワの虐殺)、「ルーツ」の奴隷狩り

来週、また。

* 今週末は課題を読み終えてブログに講評が書けるとええなあ。時間的には十分可能なんやけど、毎年なかなか。そもそもやってることに無理があるんやろな。そのあとまた、2回目の課題も読まんとあかんのになあ。

毎回の授業後のブログも、やっぱり何とかかんとか。今日も夕方寝て辛うじて起きて来てやっと書いたところ。今に始まったことやないけど、週に8クラスくらいの授業に、いつもアップアップやなあ。医学科は前期でほんまに最後になりそうやけど、後期から少し楽になるんやろかな。

2020年前期 英語 Ma1 (1) クラス名簿

1 91200013 青木 夏海 アオキ ナツミ
2 91200028 池田 瑞姫 イケダ ミズキ
3 91200031 石黒 真莉奈 イシグロ マリナ
4 91200042 伊東 宏人 イトウ ヒロト
5 91200059 糸川 華乃子 イトカワ カノコ
6 91200066 井上 まい イノウエ マイ
7 91200077 岩井 友里 イワイ ユウリ
8 91200080 岩切 唯 イワキリ ユイ
9 91200095 岩室 心汰 イワムロ シンタ
10 91200103 岩本 壮太郎 イワモト ソウタロウ
11 91200112 上床 裕汰 ウエトコ ユウタ
12 91200127 上村 萌々香 ウエムラ モモカ
13 91200130 太田 有咲 オオタ アリサ
14 91200141 大村 優葵 オオムラ ユウキ
15 91200158 大山 遼 オオヤマ リヨウ
16 91200165 大山 嶺 オオヤマ レイ
17 91200176 緒方 春佳 オガタ ハルカ
18 91200189 尾形 萌音 オガタ モネ
19 91200194 桶谷 有希 オケヤ ユキ
20 91200208 鬼塚 飛駆 オニツカ ヒカル
21 91200217 甲斐 愛理 カイ アイリ
22 91200222 蔭山 慶樹 カゲヤマ ヨシキ
23 91200235 梶原 冴香 カジワラ サヤカ
24 91200246 片岡 凜 カタオカ リン
25 91200253 片山 詩葉 カタヤマ ウタハ
26 91200260 勝田 航大 カツタ コウダイ
27 91200271 加藤 潤 カトウ ジユン
28 91200284 香取 龍雲 カトリ リウ

英語 Ta1(7)

<連絡事項>

* 課題提出確認:8月4日(火)の授業時までにWebclassで提出。

* 授業日程確認:

11回目→7月21日(火):The first colonialists(続き)、映像:「アフリカシリーズ」、サンプル問題(続き:Part 4から)、『金のフレーズ』①

12回目→7月28日(火):映像「ルーツ」、歌、『金のフレーズ』

13回目→8月4日(火):奴隷制、南北戦争、歌、『金のフレーズ』

14回目(最終回)→8月11日(火):まとめ

授業は

* (英語で)Precolonial AfricaとThe first colonialistsの解説。

* 発表: Precolonial Africa(寺原さん)、西アフリカ(東くん)、トワレグ人(押川くん)、The first colonialists(杉田さん、途中)→日本語訳Precolonial Africa、The first colonialists

きちんとやってくれてたね。日本語訳は、やっぱり時間がかかるね。難しい言葉が出て来ても、すぐに辞書で調べてたら読めるようにはならないので、前後や文脈を考えて考えるimaginary readingをするように習慣づけるといいね。一朝一夕には力はつかないけど、少しでもしていかな限り力がつくことはないからね。

* 課題提出日と残りの授業日程の確認

次回

* The first colonialists(続き)、映像:「アフリカシリーズ」

* トーイックのサンプル問題(続き:Part 2 12から)

* (時間があれば)『金のフレーズ』①の100題。

土曜日やったZoomトーイックの解説と音声のファイルを参考ファイルに置いてありますので、どうぞ。

もうあと4回、先も見えて来たなあ。何かばたばたと授業を始めて、週に7コマの授業をするだけでアップアップ、それでも何とかあと一月で一息つけるんやろか。

今日基礎教育の部屋で後期の学士力発展科目の話をしたんやけど、前期での受講者がやっぱり例年より少ないみたいやから、予定してた2つに加えて「南アフリカ概論」を3クラス(上限100人)を持つように手配しました。後期もオンラインの可能性が低くはないんで、成績をつけることも考え、責任を持てる範囲でと決めました。地域3クラス、工学部1クラスの英語を加えて7クラスです。

出来れば、最終の週までに成績をつけて、授業が終わったあとは、今回の感染症騒ぎで中断することになって小説を書き上げて、9月末の新人賞に応募出来ればええけどな。

日本語訳Precolonial Africa、The first colonialists

Africa and Its Descendants (アフリカとその末裔)

Chapter One: The Colonization of Africa(アフリカの植民地化)

PRECOLONIAL AFRICA 植民地化以前のアフリカ

Africa has been of great importance to the development of mankind. It has been found that the earliest beings able to make tools once lived in the Rift Valley in East Africa.

アフリカはこれまで人類の発展のためにとても重要でした。ごく初期の頃に道具を作るが出来た人たちが、かつて東アフリカのリフトバレー(大地溝帯)に住んでいました。

A big leap forward was taken when man learnt to sue iron for tools. Another big step was taken when cultivation started on a large scale. Large scale cultivation in Africa began in about 2000-3000 B.C. in both West Africa and Ethiopia.

人々が道具を作るために鉄を精錬するようになって、ひとつの大きな文明の飛躍がありました。大きな規模で耕作が始まって、更に飛躍を遂げました。約紀元前2000年から3000年頃、西アフリカとエチオピアの双方で、アフリカでは大規模な形での耕作が始まりました。

Between the years A.D. 700 and 1400 Europe developed rapidly. But for all this time European society was in many ways inferior to that of its African neighbours. Cairo was the foremost trade centre in the world and gold was used as the means of payment. Some of this gold was brought from West Africa, and some from Central Africa. The gold of Africa kept world trading going. World trade was stimulated by the spread of Islam. The gold from Zimbabwe was transported from the interior by Muslim middlemen to the African East Coast.

700年から1400年の間に、ヨーロッパは急速に発展しました。しかその期間の間も絶えず、ヨーロッパ社会は様々な点で、近隣のアフリカ諸国よりも劣っていました。カイロは世界の最大の貿易拠点で、金が支払いの手段として使われました。このとき使われた金は、西アフリカや中央アフリカからきたものもありあました。アフリカからの金が世界の交易を発展させ続けました。世界貿易はイスラムの広がりによって刺激を受けました。ジンバブエからの金はイスラム教徒の仲買人によって内陸からアフリカの東海岸へ運ばれました。

In West Africa, too, long-distance trade gave birth to new and powerful societies. The West African kingdoms were ruled by kings who appointed local noblemen to collect taxes from the peasants.

西アフリカでは、また、長距離貿易が、新しくて強力な社会を生み出しました。西アフリカの王国は王によって統治され、王に指名された地方の貴族が農民から税を集めました。

西アフリカの王国を訪れたポルトガル商人イブン・バトゥータ

Not only in West Africa, but also in Central Africa a centralized organization of society emerged on the basis of surplus production, trade and a growing population.

西アフリカだけでなく、中央アフリカでも、余剰生産と交易と人口増加を基礎にして、中央集権社会が現れました。

Parallel to the development of large kingdoms in Africa many groups of people learnt to control nature without kings and kingdoms. Their political systems may be called 'village rule.’

アフリカでは、大きな王国の発展と併行して、多くの人々の集団は王や王国なしに自然を制御するようになりました。その人たちの政治制度は “村落共同体支配” と呼べるかも知れません。

In Africa, as elsewhere, migrations of cattle-raising people took place when they had to find new pastures, and new places to live for a growing population.

アフリカでは、他の所と同じように、人口が増えて新たな牧草地を探し、生活するための新たな土地を見つけなければならなくなった時、遊牧民の移住が始まりました。

(小島けい画)

THE FIRST COLONIALISTS 最初の植民地支配を目論んだ人達

Portuguese adventures were the first Europeans to 'discover’ Africa south of the Sahara. The first voyages along Africa’s west coast were little more than an extension of the piracy. The Portuguese took away people from the coasts they plundered and brought them home as slaves. As yet slave trade and economic exploitation were on a small scale.

ポルトガルの探検家がアフリカサハラ以南のアフリカを最初に「発見した」ヨーロッパ人でした。アフリカの西海岸に沿った最初の航海は、海賊行為の延長に過ぎませんでした。ポルトガル人は略奪行為を行なった海岸地域から人々を連れ去り、奴隷として母国に連れて帰りました。しかしそれでも、奴隷貿易と経済的な搾取の規模は小さなものでした。

They started to buy gold directly at the coast. In time they also wanted to find a sea route to India. Their aim was to take away from the city-state of Venice their control over the profitable spice trade with the East Indies.

ポルトガル人たちは海岸線で、直接金を買い始めました。やがてはインドへの海上ルートも発見したいと望んでいました。その人たちの目的はベニスの都市国家から、儲けの多い東インドとの香辛料貿易の支配権を奪うことでした。

Portugal wanted to start trade by exchanging goods with East Africa. But the project failed as the goods that Portuguese had to offer were inferior to those of the East African tradesmen. The Portuguese seafarers and merchants then decided to achieve for themselves the East African trade monopoly by force. With their superior arms the Portuguese managed to destroy the East African civilization.

ポルトガルは東アフリカと商品を交換することによって貿易を始めたいと思っていました。しかし、ポルトガルが持っていった商品が東アフリカの貿易商人の扱う商品よりも劣っていたために、その目論見は失敗しました。その時、ポルトガルの船乗りと商人は、武力を使って自力で東アフリカの貿易を独占しようと決めました。ポルトガル人は、優れた武器を使って辛うじて東アフリカの文明を破壊することに成功しました。

In Western history Vasco da Gama, d’Almeida, and Tristan da Cunha have been estimated as 'great discoverers,’ but they were nothing but destroyers for Africans. A Germany who was present when d’Almeida destroyed Kilwa gives us the following eyewitness report:

“In Kilwa there are many strong houses storeys high. They are built of stone and mortar and plastered with various designs. As soon as the town had been taken without opposition, the Vicar-General and some of the Franciscan fathers came ashore carrying two crosses in procession and singing Te Deum. They went to the place, and there the cross was put down and the Grand-Captain prayed. Then everyone started to plunder the town of all its merchandise and provisions. Two days later the city was set on fire."

西洋の歴史では、ヴァスコダ・ガマやダルメイダやトゥリスタオ・ダ・クンハはこれまでずっと「偉大な発見者」として評価されて来ましたが、アフリカ人にとってその人たちは破壊者以外の何ものでもありませんでした。ダルメイダがキルワを破壊した時に立ち会ったあるドイツ人は、次のような目撃証言をしています。

「キルワでは2階や3階の高いしっかりとした家がたくさんあります。家は、石とモルタルと漆喰で出来ていて、様々な模様をしています。町が抵抗もなく占領されるとすぐに、司教総代理と何人かのフランシスコ会の神父が上陸をして、一列になって十字架を運び、賛美歌を歌いました。それからその場所に行き、十字架が降ろされ、総督が祈りをささげました。それから、その町の全ての商品と食料品を略奪し始めました。2日後、街に火をつけました。」

栄えていた商業都市タンザニア沖合の島キルワ、1505年廃墟に

 

クラス名簿(再掲載)英語 Ta1(7)クラス名簿(45名、5月18日現在)

61200050 石川 真央 イシカワ マオ
61200096 榎木 翔也 エノキ ショウヤ
61200236 杉田 優奈 スギタ ユウナ
61200285 土谷 修史 ツチヤ シユウト
61200290 寺原 萌恵 テラバル モエ
61200393 橋口 大輝 ハシグチ タイキ
61200494 藤川 大雅 フジカワ タイガ
62170390 藤原 幸佑 フジハラ コウスケ
62190501 光成 耕大 ミツナリ コウタ
62200118 大平 悠貴 オオヒラ ユウキ
63190072 魚住 龍太郎 ウオズミ リュウタロウ
63200094 浦川 大和 ウラカワ ヤマト
63200216 黒木 雅人 クロキ マサト
63200300 徳永 紅漢 トクナガ クレハ
63200324 西川 輝 ニシカワ テル
63200463 山川 健伸 ヤマカワ ケンシン
63200487 吉武 直哉 ヨシタケ ナオヤ
64200112 緒方 那美 オガタ トモミ
64200189 数森 皓太 カズモリ コウタ
64200310 田上 嘉伸 タノウエ ヨシノブ
64200363 西原 太輝 ニシハラ タイキ
64200402 東 広明 ヒガシ ヒロアキ
65160230 関谷 文太 セキヤ ブンタ
65180020 厚地 湧太 アツチ ヨウタ
65180210 小牧 優太 コマキ ユウタ
65190414 長谷川 隆郁 ハセガワ タカフミ
65200038 浦野 翔大 ウラノ ショウタ
65200308 高島 陸人 タカシマ リクト
65200447

66190253

牧ノ瀬 開人

栗田 亘

マキノセ カイト

クリタ ワタル

66200053 内山 大智 ウチヤマ ダイチ
66200084 梶谷 伶 カジタニ レイ
66200121 佐藤 賢吾 サトウ ケンゴ
66200134 椎原 陽 シイハラ ヨウ
66200226 永野 聖人 ナガノ マサト
66200257 中山 崇瑛 ナカヤマ タカアキ
66200420 溝口 幸輝 ミゾグチ コウキ
66200433 武藤 聖汰 ムトウ シヨウタ
66200479 山口 寛人 ヤマグチ ヒロト
66200482 山田 大雅 ヤマダ タイガ
67160330 永原 颯 ナガハラ ハヤテ
67200090 大野 和輝 オオノ カズキ
67200135 押川 優 オシカワ ユウ
67200160 上赤 侑矢 カミアカ ユウヤ
67200289 篠原 里奈 シノハラ リナ

 

英語 Ta1(9)

<連絡事項>

* 課題提出確認:8月4日(火)の授業時までにWebclassで提出。

* 授業日程確認:

11回目→7月21日(火):The first colonialists(続き)、映像:「アフリカシリーズ」、サンプル問題(続き:Part 4から)、『金のフレーズ』①

12回目→7月28日(火):映像「ルーツ」、歌、『金のフレーズ』

13回目→8月4日(火):奴隷制、南北戦争、歌、『金のフレーズ』

14回目(最終回)→8月11日(火):まとめ

授業は

* 課題提出日と残りの授業日程の確認

* (英語で)Precolonial AfricaとThe first colonialistsの解説。

* 発表: Precolonial Africa(丈下くん)、The first colonialists(中田さん)→日本語訳Precolonial Africa、The first colonialists

きちんとやってくれてたけど、やっぱり時間がかかるね。難しい言葉が出て来ても、すぐに辞書で調べてたら読めるようにはならないので、前後や文脈を考えて考えるimaginary readingをするように習慣づけるといいね。一朝一夕には力はつかないけど、少しでもしていかな限り力がつくことはないからね。

次回

* The first colonialists(続き)、映像:「アフリカシリーズ」

* トーイックのサンプル問題(続き:Part 4から)

* (時間があれば)『金のフレーズ』①の100題。

土曜日やったZoomトーイックの解説と音声のファイルを参考ファイルに置いてありますので、どうぞ。

もうあと4回、先も見えて来たなあ。何かばたばたと授業を始めて、週に7コマの授業をするだけでアップアップ、それでも何とかあと一月で一息つけるんやろか。

今日基礎教育の部屋で後期の学士力発展科目の話をしたんやけど、前期での受講者がやっぱり例年より少ないみたいやから、予定してた2つに加えて「南アフリカ概論」を3クラス(上限100人)を持つように手配しました。後期もオンラインの可能性が低くはないんで、成績をつけることも考え、責任を持てる範囲でと決めました。地域3クラス、工学部1クラスの英語を加えて7クラスです。

出来れば、最終の週までに成績をつけて、授業が終わったあとは、今回の感染症騒ぎで中断することになって小説を書き上げて、9月末の新人賞に応募出来ればええけどな。

日本語訳Precolonial Africa、The first colonialists

Africa and Its Descendants (アフリカとその末裔)

Chapter One: The Colonization of Africa(アフリカの植民地化)

PRECOLONIAL AFRICA 植民地化以前のアフリカ

Africa has been of great importance to the development of mankind. It has been found that the earliest beings able to make tools once lived in the Rift Valley in East Africa.

アフリカはこれまで人類の発展のためにとても重要でした。ごく初期の頃に道具を作るが出来た人たちが、かつて東アフリカのリフトバレー(大地溝帯)に住んでいました。

A big leap forward was taken when man learnt to sue iron for tools. Another big step was taken when cultivation started on a large scale. Large scale cultivation in Africa began in about 2000-3000 B.C. in both West Africa and Ethiopia.

人々が道具を作るために鉄を精錬するようになって、ひとつの大きな文明の飛躍がありました。大きな規模で耕作が始まって、更に飛躍を遂げました。約紀元前2000年から3000年頃、西アフリカとエチオピアの双方で、アフリカでは大規模な形での耕作が始まりました。

Between the years A.D. 700 and 1400 Europe developed rapidly. But for all this time European society was in many ways inferior to that of its African neighbours. Cairo was the foremost trade centre in the world and gold was used as the means of payment. Some of this gold was brought from West Africa, and some from Central Africa. The gold of Africa kept world trading going. World trade was stimulated by the spread of Islam. The gold from Zimbabwe was transported from the interior by Muslim middlemen to the African East Coast.

700年から1400年の間に、ヨーロッパは急速に発展しました。しかその期間の間も絶えず、ヨーロッパ社会は様々な点で、近隣のアフリカ諸国よりも劣っていました。カイロは世界の最大の貿易拠点で、金が支払いの手段として使われました。このとき使われた金は、西アフリカや中央アフリカからきたものもありあました。アフリカからの金が世界の交易を発展させ続けました。世界貿易はイスラムの広がりによって刺激を受けました。ジンバブエからの金はイスラム教徒の仲買人によって内陸からアフリカの東海岸へ運ばれました。

In West Africa, too, long-distance trade gave birth to new and powerful societies. The West African kingdoms were ruled by kings who appointed local noblemen to collect taxes from the peasants.

西アフリカでは、また、長距離貿易が、新しくて強力な社会を生み出しました。西アフリカの王国は王によって統治され、王に指名された地方の貴族が農民から税を集めました。

西アフリカの王国を訪れたポルトガル商人イブン・バトゥータ

Not only in West Africa, but also in Central Africa a centralized organization of society emerged on the basis of surplus production, trade and a growing population.

西アフリカだけでなく、中央アフリカでも、余剰生産と交易と人口増加を基礎にして、中央集権社会が現れました。

Parallel to the development of large kingdoms in Africa many groups of people learnt to control nature without kings and kingdoms. Their political systems may be called 'village rule.’

アフリカでは、大きな王国の発展と併行して、多くの人々の集団は王や王国なしに自然を制御するようになりました。その人たちの政治制度は “村落共同体支配” と呼べるかも知れません。

In Africa, as elsewhere, migrations of cattle-raising people took place when they had to find new pastures, and new places to live for a growing population.

アフリカでは、他の所と同じように、人口が増えて新たな牧草地を探し、生活するための新たな土地を見つけなければならなくなった時、遊牧民の移住が始まりました。

(小島けい画)

THE FIRST COLONIALISTS 最初の植民地支配を目論んだ人達

Portuguese adventures were the first Europeans to 'discover’ Africa south of the Sahara. The first voyages along Africa’s west coast were little more than an extension of the piracy. The Portuguese took away people from the coasts they plundered and brought them home as slaves. As yet slave trade and economic exploitation were on a small scale.

ポルトガルの探検家がアフリカサハラ以南のアフリカを最初に「発見した」ヨーロッパ人でした。アフリカの西海岸に沿った最初の航海は、海賊行為の延長に過ぎませんでした。ポルトガル人は略奪行為を行なった海岸地域から人々を連れ去り、奴隷として母国に連れて帰りました。しかしそれでも、奴隷貿易と経済的な搾取の規模は小さなものでした。

They started to buy gold directly at the coast. In time they also wanted to find a sea route to India. Their aim was to take away from the city-state of Venice their control over the profitable spice trade with the East Indies.

ポルトガル人たちは海岸線で、直接金を買い始めました。やがてはインドへの海上ルートも発見したいと望んでいました。その人たちの目的はベニスの都市国家から、儲けの多い東インドとの香辛料貿易の支配権を奪うことでした。

Portugal wanted to start trade by exchanging goods with East Africa. But the project failed as the goods that Portuguese had to offer were inferior to those of the East African tradesmen. The Portuguese seafarers and merchants then decided to achieve for themselves the East African trade monopoly by force. With their superior arms the Portuguese managed to destroy the East African civilization.

ポルトガルは東アフリカと商品を交換することによって貿易を始めたいと思っていました。しかし、ポルトガルが持っていった商品が東アフリカの貿易商人の扱う商品よりも劣っていたために、その目論見は失敗しました。その時、ポルトガルの船乗りと商人は、武力を使って自力で東アフリカの貿易を独占しようと決めました。ポルトガル人は、優れた武器を使って辛うじて東アフリカの文明を破壊することに成功しました。

In Western history Vasco da Gama, d’Almeida, and Tristan da Cunha have been estimated as 'great discoverers,’ but they were nothing but destroyers for Africans. A Germany who was present when d’Almeida destroyed Kilwa gives us the following eyewitness report:

“In Kilwa there are many strong houses storeys high. They are built of stone and mortar and plastered with various designs. As soon as the town had been taken without opposition, the Vicar-General and some of the Franciscan fathers came ashore carrying two crosses in procession and singing Te Deum. They went to the place, and there the cross was put down and the Grand-Captain prayed. Then everyone started to plunder the town of all its merchandise and provisions. Two days later the city was set on fire."

西洋の歴史では、ヴァスコダ・ガマやダルメイダやトゥリスタオ・ダ・クンハはこれまでずっと「偉大な発見者」として評価されて来ましたが、アフリカ人にとってその人たちは破壊者以外の何ものでもありませんでした。ダルメイダがキルワを破壊した時に立ち会ったあるドイツ人は、次のような目撃証言をしています。

「キルワでは2階や3階の高いしっかりとした家がたくさんあります。家は、石とモルタルと漆喰で出来ていて、様々な模様をしています。町が抵抗もなく占領されるとすぐに、司教総代理と何人かのフランシスコ会の神父が上陸をして、一列になって十字架を運び、賛美歌を歌いました。それからその場所に行き、十字架が降ろされ、総督が祈りをささげました。それから、その町の全ての商品と食料品を略奪し始めました。2日後、街に火をつけました。」

栄えていた商業都市タンザニア沖合の島キルワ、1505年廃墟に

The main interest of these first colonialists was in spices, cloth, gold, and ivory. They dominated the sea but on land only some narrow strips of the coast.

こうした植民地支配を目論んだ人達の主な関心は、香辛料と布と金と象牙でした。その人達は海を支配しましたが、陸では海岸線の岸の狭い僅かな地域を支配しただけでした。

 

クラス名簿(再掲載)2020年前期 英語 Ta1(9)クラス名簿(44名、5月27日現在)

61150220 下田 晃平 シモダ コウヘイ
61200128 小野田 一成 オノダ イツセイ
61200142 川崎 来夢 カワサキ ラム
61200159 菊地 未紗 キクチ ミサ
61200340 中田 三智 ナカタ ミサト
61200465 光 遼太朗 ヒカリ リヨウタロウ
62200228 倉山 千穂 クラヤマ チホ
63140140 北川 翔太 キタガワ ショウタ
63190117 太田 優二 オオタ ユウジ
63200012 荒井 達輝 アライ タツキ
63200234 古賀 亮多 コガ リヨウタ
63200252 高崎 慶十 タカサキ ケイト
63200456 矢羽田 桂都 ヤハタ ケイト
64200077 WANG CHUQI オウ ソウチー
64200217 上中別府 賢晋 カミナカベップ ケンシン
64200349 中村 雄太 ナカムラ ユウタ
64200561 吉元 桃子 ヨシモト モモコ
65150050 泉 大輔 イズミ ダイスケ
65190256 鹿摩 周平 シカマ シユウヘイ
65200025 宇都 大樹 ウト ダイキ
65200087 大下 隆也 オオシモ タカヤ
65200214 古藤 隼人 コトウ ハヤト
65200232 齊藤 悠人 サイトウ ユウト
65200267 丈下 桐弥 ジョウシタ トウヤ
65200296 諏訪 亮成 スワ リヨウセイ
65200353 中島 魁耶 ナカジマ カイヤ
66170470 山城 克敏 ヤマシロ カツトシ
66190402 平田 祥稀 ヒラタ シヨウキ
66200035 石川 太一 イシカワ タイチ
66200107 黒木 翼 クロギ ツバサ
66200202 中園 侑汰 ナカゾノ ユウタ
66200343 久松 篤生 ヒサマツ アツキ
66200396 松原 裕貴 マツバラ ユウキ
66200406 松本 佑哉 マツモト ユウヤ
67170400 平岡 拓朗 ヒラオカ タクロウ
67190236 田川 汐音 タガワ シオン
67190302 長嶋 晟大 ナガシマ セイタ
67190364 西尾 吉平 ニシオ ヨシヘイ
67200108 大村 祐輝 オオムラ ユウキ
67200153 鎌田 大貴 カマダ タイキ
67200351 戸高 海輝 トダカ カイキ
67200397 奈須 泰樹 ナス タイキ
67200470 矢野 晃成 ヤノ コウセイ
67200542 渡部 敬恭 ワタナベ ケイスケ

ビジネス英語 I-1(2)

<連絡事項>

* 授業日程確認:

11回目→7月20日(月):発表、『金のフレーズ』

12回目→7月27日(月):発表、『金のフレーズ』

13回目→7月29日(月):発表、『金のフレーズ』

14回目(最終回)→8月3日(月):発表、『金のフレーズ』、まとめ

授業でやったこと

* ブレイクアウトセッション(続き)1対2。

* 発表:小出さん

少し英語の文章や、表現についても言いました。参考になれば嬉しいです。基本発表は最低い1回やけど、済んだ人でsecond versionを作って発表する人は大歓迎です。

発表の狙いは、将来の専攻の選択や専攻と英語を結びつけられるように、先ずは自分のしたいこと→ゼミ選択→ゼミでの専攻内容、将来の職業選択と重なれば、なおいいと思います。

<次回>は
① 発表:出来るだけようさんの人。
一人最低一回は発表してもらう予定。評価の対象は発表とトーイックのスコア。僕も成績は出さないとあかんので。
十何人か来てない人がいるけど、発表してもらわわんと評価の対象の半分がないことになるから、自動的に50以上は成績をつけられない→再試験扱い(30~50)、か不可→再履修、しか選択肢がなくなるけど。
がんばってる人には何とか成績は出したいといつも思ってるけど、そうでない場合は、無理して成績を出す義理は僕にはないし、本人のためにもならんみたいやから、そのつもりで。
いやなら、授業料払ってまで無理して大学に来る必要ないんちゃうか。義務教育やないんやし。

② 『金のフレーズ』。今日の発表のあとにも話をしたけど、英語の文章を作るときには、基礎的な文章がしっかりとインプットされてないと、使うに使われへんわけやし。トーイックのスコアを上げるだけやなくて、句も含めた基礎的な文章のインプットは、文章を読むときにも、文章を作るときにも、しゃべるときにも、前提として必要なんやと思うで。730点レベルに分類されてる⑥~⑧の300題と、よく使われる語句を集めた⑨は、インプットしても害にはならんと思うけど。結構ビジネス関係にしか使わん語彙も入ってるし。やってもええんちゃうかと思うけど。

もうあと4回と先も見えて来たなあ。何かばたばた授業を始めて、週に7コマの授業をするだけでアップアップ、それでも何とかあと一月で一息つけるんやろか。

出来れば、最終の週までに成績をつけて、授業が終わったあとは、今回の感染症騒ぎで中断することになって小説を書き上げて、9月末の新人賞に応募出来ればええけどな。

クラス名簿(再掲載)2020年前期 ビジネス英語I-1 (2) クラス名簿(34名)

30190034 足達 陽向 アダチ ヒナタ
30190070 安藤 由貴 アンドウ ヨシキ
30190083 家城 真志 イエキ マサシ
30190098 市谷 奈菜 イチタニ ナナ
30190133 岩井 駿空 イワイ シュンスケ
30190197 奥村 直也 オクムラ ナオヤ
30190225 甲斐 彩香 カイ サヤカ
30190249 香川 百萌子 カガワ モモコ
30190263 河口 暁 カワグチ アキラ
30190274 河野 紘進 カワノ コウシン
30190287 河野 多恵 カワノ タエ
30190292 河野 舞香 カワノ マイカ
30190313 喜多 あやめ キタ アヤメ
30190359 小出 響 コイデ キヨウ
30190366 小金丸 拓哉 コガネマル タクヤ
30190405 小林 里雄人 コバヤシ リユウト
30190414 小松 晃大 コマツ アキヒロ
30190429 佐伯 直樹 サエキ ナオキ
30190432 迫 優花 サコ ユウカ
30190443 迫田 信慈 サコダ シンジ
30190478 里中 優太 サトナカ ユウタ
30190496 清水 優成 シミズ ユウセイ
30190539 田中 碧 タナカ アオイ
30190557 塚元 健太 ツカモト ケンタ
30190588 徳留 未来 トクドメ ミライ
30190609 中川 大夢 ナカガワ ヒロム
30190661 中平 悠稀 ナカヒラ ユキ
30190719 羽田野 夢華 ハタノ ユメカ
30190755 林 聡一 ハヤシ ソウイチ
30190762 原口 智衣 ハラグチ チエ
30190786 春山 大輔 ハルヤマ ダイスケ
30190803 藤野 百香 フジノ モモカ
30190841 松原 光弥 マツバラ コウヤ
30190946 與那嶺 明里 ヨナミネ アカリ