10月17日3回目の授業でした。
「遠い夜明け」を観てもらおうと思ってたけど、最初にポルトガル人と鉄砲伝来について小川くん(電気システム1年)が発表してくれ、自分について考える大切さなどについていろいろ話をしていたら残り30分ほど、一時間足らずの短縮版を2回にわかて観るより一気に観た方がおもしろいしと考えて、1652年のオランダ人と到来から1910年の南アフリカ連邦の成立までを、「アフリカ文化論」の巻末(62~63ページ)を見てもらいながらさっと流したあと、地図や関連の画像を見てもらいました。
小川くんの発表も落ち着いててなかなかやったね。オランダ人の鎌田さんといい、イギリス人の日高さんといい感心しきりです。
1652年から1910年についてはもう一回貼っておきます。
*1652年にオランダ人が到来
*1795年にイギリス人がケープを占領
*1806年にイギリス人が植民地政府を樹立
*1833年にイギリス人がケープで奴隷を解放
*1835年にボーア人が内陸部に大移動を開始(グレート・トレック)
*1854年頃には海岸線のケープ州とナタール州をイギリス人、内陸部のオレンジ自由州とトランスバール州をオランダ人、で棲み分ける
*南アフリカは戦略上そう重要ではなかった
*金とダイヤモンドの発見で状況が一変、一躍重要に
*1867年キンバリーでダイアモンドを発見
*1886年1ヴィトヴァータースランド(現在のヨハネスブルグ近郊)で金を発見
*1899年金とダイヤモンドの採掘権をめぐって第二次アングロ=ボーア戦争(~1902)
*イギリスの勝利。
*1910年南アフリカ連邦成立(イギリス人統一党とアフリカーナー国民党の連合政権、統一党が与党、国民党が野党)
<次回は>
* 「遠い夜明け」(CRY Freedom, 1987)
* 映画の感想(何人か)
(授業のあと発表しますと言いに来てくれたんで)
* 金とダイヤモンド(梶山さん、畜産1年)
* 南アフリカに来てからのオランダ人の動向について(金子さん、畜産1年、名前の漢字と学年は、たぶん)
来週、また。
<配ったプリント>
* 「遠い夜明け」新聞広告、解説(B4表裏1)
* コシシケレリアフリカ楽譜・解説(B4表裏1)