英語 Ma1(1)

4月18日

2回目の授業でした。

もう2週目、大体慣れた頃やろか。1週目2週目は怒濤の毎日、大きなクラスは今日の2つ目のメンバーの確認が済んで、やっとスタート、来週が終われば連休で一息かな。定年退職4年目、退職前とほぼ同じようにやれるのは、有り難いことなんやろな、がこの頃の口癖です。一年契約なんで、病気をしたら終わり、それが定年前と大きく違うところ、病気せんようにせんとなあ。

昨日は授業のあと2年生が部屋に来てて2時間ほど、そのあと獣医科の野中さん(科長)、兼子さん(助教)と南部さんとで2時間。帰って疲れ果てて、6時頃から寝て、二時に目覚めて、また寝て6時、まだすっきりせんけど、来週が終われば連休で一休み、みたいやね。

最初にブログをチェックしてから、Louis ArmstrongのWhat a Wonderful Worldを聴いてもらい、人物についての簡単な紹介、生まれ故郷のニューオリンズのFrench Quarterの映像の紹介をしました。歌う映像は紹介せんかったかな。来週確かめてまだやったら映像を観てもらうつもりです。

自己紹介を集めてから、安藤さん、足立くん、綾部くん、旭くん、阿萬くん、石原くん、伊藤くんにコメントを言ってもらいました。早う名前も覚えられるとえんやけど。

それからThe Language of Medicineの使い方の解説。授業は例文の解説と発音練習なんかをやるけど、それまでに解説、例文、練習問題、Pronunciation of Termsをきちんと繰り返してやっとく方が自分のためになると思う。他の大学に行ってる人に聞いたらわかるけど、教養の英語で医学的な内容、それもこの段階で医学用語を本格的にやってくれるとこはたぶんあらへんから。そりゃ、医学をやってない文系の教員が頭のいい(といわれる)生意気な(僕といっしょ)学生相手にせんとあかんのやから、大抵はしようとは思わへんわな。英語科の教員はいわば統合の産物で、教養の教員やなくて専門の教員やから。僕が言うのもなんやけど、大事にした方がええと思うよ。

石原くんがERの発表をやってくれあした。わかりやすくていい発表やったね。紹介してくれたカーターが実習に来た初日の場面と最後の方のアフリカに行った場面は紹介するうもりで準備しています。
他にドクヘリで運ばれて手術を受けて脳死状態になる場面(臓器移植)、と中国系のインテリの母親から母子感染された子供の治療を巡ってロスとグリーンがやり合う場面(エイズ)を取り上げるつもりで、それも準備しています。

太田くんの専門分野の用語の発表はしてもらえなかったけど、次はそこから。

そのあと、先に歌を一曲紹介してから、コメントの続き、用語の予定を確認してから、ERのカーターの初日とドクヘリの場面を観てもらおうと思っています。どっちも、たぶんtranscibeをやってもらおうと思っているんで、誰かやってや。

それと、発表のサンプルとしてアメリカに行ったときの話をしようと、今年度版の自己紹介のファイルもちょっと前に作っています。

5月の終わり頃が一回目の課題の提出なんで、資料早めに探しや。*がついてる分や英文は用意出来るんでメールででも直接にでも伝えてくれれば出来るだけ早く渡せるように準備するよ。遠慮なく。先輩にもらうより、自分の医師で意志で選択する方がええやろと思う。配ったプリント:Louis ArmstrongとWhat a Wonderful Worldについて B41枚

自己紹介の用紙は読む時間がなかったけど、週末に読んで、面接などで必要なら連絡するね

また、来週に。その次は金曜日の振替で一回飛ぶね。

 

英語 Ta1(7)

4月17日

2回目でした。

ブログをチェックしてから、Louis ArmstrongのWhat a Wonderful Worldを聴いてもらい、人物についての簡単な紹介、生まれ故郷のニューオリンズのFrench Quarterの映像の紹介をしました。

それから僕の自己紹介で生まれた頃から、高校の教員の時、大学院の修士でアフリカ系アメリカ人の作家Richard Wrightを修士論文のテーマに選んだことなどを英語でしゃべりました。最後は日本語で補足説明しましたけど、大体わかったやろか。

次回は、今回聞けなかった半分の人にしゃべってもらい→CNNのtranscription(岩切くん)→新聞記事(萩原くん)→CNNを見てからQ&A→トーイック①1~5(加藤くん)6~10(吉留くん)→11~15(宇佐くん)→16~20(池田くん)の順で演習をやるつもりです。

1995年のCNNニュースの映像は参考ファイルに映像ファイルを置いますので、transcriptionの穴あきシートで実際に聞いて穴埋めしてみるとわかりやすいと思います。

前回も書いたけど、課題図書は早い目に探しや。いつでも協力はするんで。

 

また、来週に。

南アフリカ概論(前期用)

4月17日

2回目でした。

ブログを確認したあと、しばらく日本と南アフリカの関係などについて話をしたあと、年表を見ながら大ざっぱに歴史の流れを話しました。

大きな山は3つ、

①ヨーロッパ移住者がアフリカ人から土地を奪って課税して安価なアフリカ人労働者の一大搾取機構を打ち立てた

②アパルトヘイト政権とアフリカ人の抵抗運動

③白人政権と日本の関係

です。その順番で行こうと思っています。

残った時間でSoweto gospel Choirの冒頭とVuma(ZuluのTraditional Song)とAmazing Graceを観て、聴いてもらいました。どうやったやろか。


Amazing Grace、いろんな人が歌っているCDがあるので、聴きたい人は掲示板で知らせてもらえれば、参考ファイルにmp3を置けるよ。遠慮なく。

次回は最初に何人かのコメントを聞いてから、

①オランダ人(医学科江藤さん)→②イギリス人(工学部セナくん)→③英文(前半工学部相澤くん、後半工学部嶋田くん)の順で発表してもらい、時間に余裕があれば「遠い夜明け」(Cry Freedom)の初めの方を観てもらえればと思っています。

今回も説明する時間がなかったけど、課題についても解説しとかんとね。

提出してもらった自己紹介はチェックしてもらったあと、ざっと読みました。202名で9割くらいの人が出してくれていました。少しでも名前が覚えられるとええけどね。

配ったプリントは今回はなしです。

また、来週に。

アフロアメリカの歴史と音楽(前期用)

4月12日

第1回目の授業でした。たくさん受講してくれてありがと。楽しくやれそう?

今日は受講者を決定するだけで精一杯でした。何とか決まってよかったです。ほんとは全部引き受けられるとええんやけど。

世の中の仕組みや、第3世界と先進国の関係と日本の位置、大学や学生、授業についてなどいろいろ話をしました。

金や権力を持っている人たちの都合で世の中がまわっていて、法律も自分たちのために作り、給与体系も自分たちに都合のいいようにこしらえ、その体制を維持するためには、たとえば人身売買(奴隷貿易)もするし、ただ働きをさせる(植民地支配)も何憚ることなくやってのける、その体制を守るための武器も開発し、ほぼ永遠に放射能を出し続ける核兵器も作って、実際に日本で人体実験までしてしまった、そんな話をしました。

この500年の侵略で一番厚かましかったひとたちの母国語が英語、そんな話もしました。

奴隷貿易でため込んだ資本で産業革命を起こし、生産の手段を変えて農業から工業へ変換を遂げた中で生まれた産業資本家はアメリカの北部に定住、それまで独占状態だった南部の荘園主、奴隷商たちと、奴隷制(安価な労働力)を巡って国を二つに割って戦争、それが南北戦争、法的には奴隷は解放されたものの経済的な差はさほどなかったので戦争でも決着がつかずに、奴隷が実際に解放されて市民権を得たのは1950年代、60年代の公民権運動を闘ったあとでした、そんな流れを辿ろうと思っています。

ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」のウェブの映像と、ニューポートジャズフェスティバルでの「聖者の行進」のトランペット演奏だけは何とか観て、聴いてもらいました。

白人に押しつけられた賛美歌、聖歌、スピリチュアル(霊歌)、ゴスペルなどの教会音楽からブルース、ソウル、ポップス、ラップなどの流れのなかで、それぞれの代表的な歌や演奏の映像も毎回観て、聴いたもらえると思います。

What a Wonderful Worldの音声ファイルを参考ファイルに置いておきます。ダウンロードして聴いてや。

僕の一方的な話やなくて、みんなにも参加して貰っていっしょにやっていこ。次回は名簿も出来そうなので、名前を確認したあと、毎回何人かにどうして授業を取ったかとか、何を望んでいるかとか、授業の感想とか要望とかについて聞きたいと思っています。

発表については、①アメリカのテレビドラマ「ルーツ」について、②奴隷貿易について、③英文A Short History of Black AmericansのSlave tradeの日本語訳。誰かやれへんか。

歌もたくさん聴いてもらうけど、歌ってくれたり演奏してくれたりも大歓迎です。僕は歌えないので、歌ってくれると嬉しいです。

今日は説明する時間はなかったけど、課題についても解説したいと思います。

配ったプリント:自己紹介用紙(次回出してや)授業と評価と課題について(一枚半と2枚目の裏に英文)、What a Wonderful WorldとNewportとJazz Festivalについての記事

手伝ってくれはった基礎教育事務室の工藤さんと宮川さん、地位資源創成学部の井上さんと上野さんにも感謝です。