つれづれに:かき顛末記②過去の「つれづれに」(2022年12月日)

つれづれに

つれづれに:かき顛末記②過去の「つれづれに」

2022年

 今回は体調を崩して、しばらくのあいだ、それまで当たり前にやっていた「日常」が送れなくなった。喉をやられたのが直接の原因だが、遠因はたくさんある。これからのためにも、確認したくて「のど顛末記」を書いた。そして、遠因の一つでもある今回の干し柿の作業について書きとめた「つれづれに」を元に、「かき顛末記」も書いた。干し柿についてはあと2回、②干し柿について書いた過去の「つれづれに」と、③西条柿、を書こうと思う。今回は過去の「つれづれに」である。

2022年

 干し柿について「つれづれに」に初めて書いたのは2003年12月11日である。(→「柿干して 今年も暮れる」)それを書くしばらく前の2003年の秋頃にホームページを作ってもらっていた。それが最初の「つれづれに」だったようである。「授業やメイルでホームペイジの住所を紹介して、また自分の首を絞める羽目に陥りました。観念して、やることに致しましょう。」と書き、4日後の15日にホームページの名前の由来について書いている。(→「ノアと三太」

 その年の10月に旧宮崎大学(↑))との統合が決まっていたが、実際に動き出すのは春の新学期から‥‥そんな時期である。その前に看護学科が出来、その設立にも関わっていたし、統合の目玉となった「一般教育」の渦中にいたから、医学部(↓)の代表の一人として会議に参加していた。週に一度、延々と続く本会議があり、一年半も続いた。入試委員会と国際連携委員会でも擦り合わせの会議があって、そっちの方もなかなかきつかった。かなりハードな日々だった。

講義棟

 統合前に執行部から教授選に出るように言われて思いがけず教授になっていたので、看護学科(↓)の創設と、大学統合のど真ん中にいることになってしまい、本当に大変だった。大変過ぎて体が悲鳴を上げていた。統合も落ち着いた頃に、這う這うの体で大学病院に行って内視鏡の検査を受けた。今回久しぶりに病院に行くことになって、前回行ったのが平成20年(2008年)だと知った。そんな時期にホームページを始めたわけである。

看護棟(総合研究棟)

 その後も断続的に干し柿の経過を書いている。(「干した柿に、ひよも飛んできて」、2004年11月27日)には、干し柿を作り始めたの経緯を書いた。妻と娘と3人で妻の父親の「中朝霧丘」の家に転がりこんでからだから、40年以上になる。家の北側に渋柿の樹があって、妻の父親が毎年一つずつひもで結んで干していた。柿は丸柿で、そう大きくなかった。それを真似て、私も店先で大き目の柿を見つけて干し始めた。そうたくさんではなかったと思う。

近くの明舞団地

 宮崎では最初の借家では渋柿を干していないので、10年ほど記述はない。今の学園木花台に越して来てから、また干し始めた。借家にいる時に娘と息子がどちらも東京に行ったので、干し柿の話題は出なかった。今年はたくさん拵えたので、息子に「要るか?」と聞いた。「干し柿、大好きやで」ということだったので、30個ほど送った。借家の期間は干し柿と無縁だったわけである。息子が好きだとは気づかなかった。最初は自転車で行き帰りしている途中で、山になっている実を見つけて干した。しかし、見つけた山柿は小粒過ぎて干したら種ばかりだった。その頃にはわりと大きな西条柿が出回るようになっていたので、箱ごと買って来て干すようになった。家でも実がなればと考えて、宮崎神宮(↓)の春の植木市で苗を買って来て植えた。引っ越してから2年目に「いつか実をつけてくれるでしょうか?」と書いている。

借家のぐ近くにあった宮崎神宮

 そのあと「寒空に、祭りの後の花火が儚げに」(2005年11月20日)と「渋柿を吊せなかった、今年が暮れる」(2008年12月31日)を書いている。

2010年に初めて西条柿が1個生って、枝をつけて採って来て、妻に描いてもらった。(↓)その年には最初の1個については書けなくて、次の年に「去年初めて家で植えた木に一つ実がなりました。今年は三つなりました。五つ実をつけていたと思うのですが、最終的には三つだけしか残りませんでした。」と書いている。桃栗3年柿8年と言われるようだが、最初に生ったのは7年目だった。(→「過ぎ行く秋の陽に、柿を干す」「句も出ず、霧島降ろしに柿を干す」、2011年11月23日)

 その後も「今年も過ぎて行くようです。」(2014年12月29日)、「昨日やっと柿を干しました」(2017年10月30日)を書いた。しばらく記述がなくて、今回の「つれづれに」である。今の家に来てからは、忙しい時期も何とか柿を干して来て「つれづれに」に書きとめていたようである。今年は500個近くなった生り年だったが、来年はどれくらい生るんだろう?

2022年、実を採ったあと