英語 Ma1(1)

<協力要請>協力してもらえると嬉しいです。

15年ほどホームページを、5年ほどブログを授業でも使っているんで、Zoom以外でブログとメールを使って一回は授業してみたい気もするので、協力してもらえると助かります。授業が始まったら、時間を区切って、1回目に書いたことを確認したり、新たに提案した、指示したりするつもりやけど、指示をメールとこのページに終わりにある掲示板を使ってと思ってたけど、もしラインを使って双方向の遣り取りが比較的容易に出来るのであれば、誰かにそれを作ってもらえると助かります、可能やろか。僕はスマホを持ってないし、携帯も最低限しか使わないので、出来ればパソコンから入力したいけど、それも可能やろか。してくれる人はメールで連絡もらえると有り難いです。

たぶん連絡網代わりにすでにラインを作っているなら、僕もパソコンから入力する形で参加できるかな。(携帯はメールを送受信出来なくて、SMSだけ可能な設定です。)

資料一覧>手元に届いた資料を確認してや。足りない時はファイルを送るんで。

①2020年度前期 医学科1年生英語(たま) 授業(A4_8枚)、②<自己紹介>(A4_1)→(自己紹介用紙のファイルを送るか、この用紙に書いてファイルで送るか、いい方で)、③Chapter 3 Suffixes(A4_2)、④Chapter 33 Resistance of the Body to Infection: Leukocytes, Granulocytes, the Monocyte-Macrophage System, and Inflammation(A4_14)、⑤Blood System(A4_4)、⑥The Language of Medicine Contents・人の免疫の仕組み(表裏A4_1)、⑦Chapter 1(A4_14)、 ⑧Chapter 1 Pronunciation of Terms(表裏A4_1)、⑨Chapter 1 演習編(表裏A4_1)、⑩Chapter 1 解答編(表裏A4_1)、⑪Chapter 2(A4_24)、 ⑫Chapter 2 Pronunciation of Terms(表裏A4_1)、⑬専門分野の名称名称(表裏A4_1)、⑭Pushing Kabila~/ Zaire’s Turmoil / Nature of the killer virus / Deadly ebola~ / Outbreak (1) / ⑮Outbreak (2)(表裏B4_3)、⑯virus in 1976 / Ebola virus outbreak (CNN)(表裏B4_1)、⑰Ebola virus~ / ⑱Richard Preston~(表裏B4_1)、(抜けていた分)⑲The Language of Medicine – 8th edition Chapter 14  Lymphatic and Immune Systems(A4 – 6枚)

資料解説

前回の1回目の授業で書いたー「自己紹介」、「2020年度前期 医学科1年生英語(たま)授業」、「Chapter 3 SUFFIXES: BLOOD CELLS」、「Chapter 33 Resistance of the Body to Infection: Leukocytes, Granulocytes, the Monocyte-Macrophage System, and Inflammation」ーのは、②①③④ですが、⑤⑥も目を通しておいて下さい。

2回目授業

2回目授業>までにそれを読んでおくとわかりやすいです。やってくることも2回目に説明するね。3回目からは音声と映像を使ってやりますが、何を準備してくるかはその時に言うね。

<Zoom>

この連絡を出したあと、時間は未定やけど、Zoomの招待状を送ります。その招待状は8月31日まで使えますので、5月13日の3回目からは授業日の10分前くらいから参加出来るようにパソコンを準備しておきます。

南部さん、横山さんとは少しやってますが、授業では使ったことがないので、28日の2時から1時間ほど、気楽に話をしたりしましょう。参加する人はメールで連絡してもらえると助かります。希望者が少ない時は、後半のクラスと合同でやるかも。

なぜか僕のパソコンのカメラが機能しないので(外付けを南部さんが注文してくれてますが、今回の騒ぎで入荷がかなり遅れるそうです)、幸い僕の顔を見ないで済むと思うけど。それもあって、前回写真を載せ、自己紹介にも奥さんに描いてもらった似顔絵を貼りました。ただし、三十年以上前に描いてもらったときはほとんど白髪なし、今は写真の通りです。

たま

 

英語 Ma1(2)

連絡事項(2020/4/22/13:54現在 返信28名中17人)質問はメールでどうぞ。

* 2回目授業→5月7日2コマ目:10:15-11:30 ブログとメールで

* 2回目の授業時までに「自己紹介」をメールで提出してや。参考ファイルの「自己紹介用紙rtf」のファイルをダウンロード、出来れば写真を添付してもらえると嬉しい。(配る資料には入れるけど、手渡しなしなんでメールで。)

* 次回までに資料に目を通しておいて。→「自己紹介」、「2020年度前期 医学科1年生英語(たま)授業」、「Chapter 3 SUFFIXES: BLOOD CELLS」、「Chapter 33 Resistance of the Body to Infection: Leukocytes, Granulocytes, the Monocyte-Macrophage System, and Inflammation」

***********

①自己紹介、②Covid 19、③授業予定、④課題と課題図書、⑤医学用語、⑥クラス名簿

**********

①自己紹介

資料に印刷物が入ってるけど、一部紹介

玉 田 吉 行(たまだよしゆき)

玉田です。たまさんか、たまちゃんでよろしく。

1949年、兵庫県生まれ。

大学が一番書く時間がありそうやなと思って30を過ぎてから転職、38歳で宮崎医科大学に。・・・・

いい出会いでありますように。

ホームページ→「ノアと三太」

奥さんの絵のブログ→「小島けい絵のブログ」、のぞいてみて下さい。

***********

②Covid 19

CDC (Centers for Disease Control and Prevention、米国疾病予防センター、アトランタ)の「Coronavirus (COVID-19)」は一応チェックするとええと思うね。

今回はいい機会なんで、エボラウィルスとHIVに引っかけて、世界の構図やその中の自分について考えてもらえれば嬉しいと思ってます。
今回のコロナもかなり厄介みたいやけど、エボラはbiohazard level 4という意味ではかなり厄介で、最近は毎年のように西アフリカで被害をもたらしているし、HIVはbiohazard level 2とは言え、性感染症であるだけでなく、人類史上で抗HIV製剤が一番金になるんで、人間の欲がからんで、これまた厄介。

基本になる、免疫機構と血液の資料が届きます。血液は医学用語3章でも出て来るのでその抜粋、免疫機構は高校の生物と2年生のガイトンの生理学の中間にあたるHuman Biologyからの抜粋。授業ではさっと解説しかする時間がないけど、じっくり読んどくとええと思うよ。

それとブログの「つれづれに」とホームページの「つれづれに」にも紹介してる記事を三つ、読んでっみてや→

ウェブの情報は玉石混合やけど、すっとこちらに伝わってくるのも時々。三つほどすとんと心に落ちました。

「これで『軽症』と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記」(入院患者の手記はなかなか)

「『とっとと感染しちまえ』 京大准教授、ツイートの思い」

「日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言」(アメリカで医者になった日本の人の手記も本気度が伝わって来るね)

***********

③授業予定

授業自体がどうなるか先行きはわからないけど、すべてオンラインでも、途中から対面でもやれるように、大まかな予定を考えました。

1回目・2回目の授業はブログとメールで、3回目以降はZoomで双方向。

資料は「自己紹介用紙rtf」と「8版1章zip」を参考ファイルにアップロードしています。24日(金)に届けば、印刷して用意してあるのが結構あります。その資料については2回目に解説し、追加資料は授業を見ながら適宜参考ファイルに置くようにします。

<あくまで予定>

<1回目> 授業概要・自己紹介(ブログとメール)

<2回目> 授業、資料紹介、感染症全般 ;免疫機構、血液感染症(ブログとメール)

<3回目> エボラ出血熱:1995年アウトブレイク;CNN

<4回目> 医学用語1章

<5回目> エボラ出血熱:1976年アウトブレイク;アメリカ映画「 アウトブレイク」

<6回目> エボラ出血熱:コンゴ自由国→独立・コンゴ危機

<7回目> 医学用語2章

<8回目> エボラ出血熱:1995年アウトブレイク以降

<9回目> アフリカの歴史

<10回目> 医学用語3章

<11回目> HIV/AIDS; エイズの歴史

<12回目> HIV/AIDS;HIV増幅のメカニズム

<13回目> HIV/AIDS;抗HIV製剤

<14回目> 医学用語4章

<15回目> アフリカ音楽、アフリカ系アメリカ人の音楽

***********

④課題と課題図書

資料が届いたら、印刷物の形で確認出来るけど、抜粋を載せときます。

<課題と評価について>

課題(エセイ)二つと授業への関わり(感想文などの提出物、発表、コメント)を総合的に評価。課題二つ(100)、授業への関わりと医学用語(試験をした場合)はプラスα。

課題は二つを、1回目は6月10日(7回目)、2回目は7月22日(13回目)の授業開始時に、印刷物の形で提出して下さい。早くてもOKです。定期試験に代わるものなので、未提出の場合は未受験扱いです。期日は厳守。

課題(エセイ):仮説を立てての論証文(課題図書を最低一冊は読む)を二つ。

<発表について>

「自己紹介」、「好きなこと」、「大学で何がしたいのか」、「やりたい専門分野」、「将来の進路選択」などについて、英語で発表。アウトプットの機会にしてもらえると嬉しいです。

<エセイについて>

 エセイは自分で仮説を立てて論述的に書く科学的な論証文です。感想文ではなく、立てた仮説を客観的に論証するもので、仮説の設定の仕方、着眼点や洞察力、問題の取り上げ方や分析の仕方、論証の仕方や表現の仕方などによってレベルが決まります。

 まず、「~は~である」という仮説を立てて、それを資料など(個々の事実)を使って科学的に、論理的に証明していく具体的な例をひとつ。平和について、アフリカとエイズ、南アフリカとアパルトヘイトといった大きなテーマでは、一生かかっても論証出来ませんから、たとえば、「作田信がネオ・タウに突然殴られたのも仕方がない」というような小さな仮説を立てて論証して行く方が説得力があります。誰が読んでも納得できる、読んでなるほどなあ、と感心するものが一番やと思います。

一番多い勘違いは、調べたものをコピーぺーストして並べる、やと思います。資料は必要に応じて集めます。どの資料を拠り所にするか、どの資料を選ぶかも大事です。課題図書も資料の一つです。 折角の機会ですから、個々の事実を使って論理的にある仮説を論証する、というのをやってもらいたいと思います。

詳しくはプリントで。

***********

⑤医学用語

たぶん医学用語は他ではやってもらえないんで、貴重な機会になると思うよ。もちろん最終的には自分でやるんやけど、いいテキストと出会うだけでもだいぶ違うと思う。
アメリカ医学を押しつけられているんで、英語は教養やなくて、医学科生には必須、生研 (biopsy)の結果にしても電子カルテ(Electric chart)にしても英語やから、スポーツでいうなら、その競技の前提になる筋力とかと同じで、医学用語の基礎が医学の前提になるわけや。その意味で、1年の最初の時期にギリシャ語、ラテン語由来の医学英語をたたき込むのは、害にはならんと思う。

The Language of Medicineはよう出来たテキストでもうすぐ12版が出るみたいです。インプットするのは大体2200語くらい。The Language of Medicineを使うようになった経緯については退職の前の年にまとめたのがあります。一部抜粋↓

The Language of Medicine(医学用語)

医学英語に困らなくなったのは、The Language of Medicine(SAUMNDERS ELSEVIER, 8th
Edition)という分厚い医学用語の本を使い始めてからです。アーバイン1号の成田くんたちの学年です。4年生のEMPが始まってもあまりにも積極性に欠ける風にみえたので、このままやとあかんやろとはっぱをかけました。慶應大出身の石井信之くんが具体的に言ってもらわないとわかりませんと反論しましたので、横山さんがファイルを作って足りない点をたくさん指摘しました。その時点で石井くんにギアが入ってしまって、みんなをひっぱって、一年ほどかけてThe
Language of Medicineの約2200語の医学用語の定義と名前の試験を繰り返して全部覚えたようです。五年生になってからは内科の医者を引っ張って来て、毎週英語でケーススタディをやってもらっていました。その成果もあって卒業時には全員が成績上位に並んでいました。林直子さんが「一緒に励まし合うEMPの仲間がいたから、何とか三年間、続けてこられました。」と書いていましたが、うまく協力し合えた学年だったと思います。

The Language of Medicineは自習用のすぐれたテキストで、22章からなり、4章までが基本構造や接尾語、接頭語などで、それ以降は消化器系などの系からなっています。各章の最初に説明と用例があり、次の解説と練習問題でその用例に慣れ、最後に発音記号付きの必須用語が並べてあります。
「EMP9年、結果として、active learning」(「ESPの研究と実践」第11号57-67頁、2014年)

授業でも詳しく話をするけど、この大変な時期に、2200語インプットするのもええんやないか。15回しかないんで1~4章しか出来ないけど、ファイルは用意するんで22章やる人はいつでも言ってや。

***********

⑥クラス名簿(Zoomをする時に必要になりそうやから、学生支援課でもらったファイルからコピーしたよ。)

2020年前期 英語 Ma1(2)クラス名簿

29 91200299 金城 由歩 カネシロ ユウ
30 91200301 椛島 佑太 カバシマ ユウタ
31 91200310 川久保 耀貴 カワクボ テルタカ
32 91200325 川野元 悠人 カワノモト ユウト
33 91200338 川畑 隆士 カワバタ リュウジ
34 91200349 川原 正路 カワハラ セイジ
35 91200356 木山 奈美 キヤマ ナミ
36 91200363 久池井 秀元 クチイ シユウゲン
37 91200374 栗原 知大 クリハラ トモヒロ
38 91200387 黒木 陽斗 クロギ アキト
39 91200392 黒木 謙 クロキ ケン
40 91200402 黒田 昇悟 クロダ シヨウゴ
41 91200411 古賀 旭陽 コガ アサヒ
42 91200426 児玉 紘平 コダマ コウヘイ
43 91200439 後藤 舜平 ゴトウ シユンペイ
44 91200440 後藤 大地 ゴトウ ダイチ
45 91200457 後藤 陽樹 ゴトウ ヒロキ
46 91200464 小宮 菜々子 コミヤ ナナコ
47 91200475 近藤 縁 コンドウ ユカリ
48 91200488 境 笙太郎 サカイ ショウタロウ
49 91200493 阪倉 由真 サカクラ ユマ
50 91200509 坂田 稜 サカタ リヨウ
51 91200518 坂本 総司 サカモト ソウシ
52 91200523 相良 賢汰 サガラ ケンタ
53 91200536 佐藤 伶音 サトウ レオン
54 91200547 塩谷 拓馬 シオタニ タクマ
55 91200554 地下 勇矢 ジゲ イサヤ
56 91200561 重盛 宇紀 シゲモリ タカキ

英語 Ma1(1)

連絡事項(2020/4/22/13:55現在 返信28名中22人)質問はメールでどうぞ。

* 2回目授業→5月7日1コマ目:8:40-9:55 ブログとメールで

* 2回目の授業時までに「自己紹介」をメールで提出してや。参考ファイルの「自己紹介用紙rtf」のファイルをダウンロード、出来れば写真を添付してもらえると嬉しい。(配る資料には入れるけど、手渡しなしなんでメールで。)

* 次回までに資料に目を通しておいて。→「自己紹介」、「2020年度前期 医学科1年生英語(たま)授業」、「Chapter 3 SUFFIXES: BLOOD CELLS」、「Chapter 33 Resistance of the Body to Infection: Leukocytes, Granulocytes, the Monocyte-Macrophage System, and Inflammation」

***********

①自己紹介、②Covid 19、③授業予定、④課題と課題図書、⑤医学用語、⑥クラス名簿

**********

①自己紹介

資料に印刷物が入ってるけど、一部紹介

玉 田 吉 行(たまだよしゆき)

玉田です。たまさんか、たまちゃんでよろしく。

1949年、兵庫県生まれ。

大学が一番書く時間がありそうやなと思って30を過ぎてから転職、38歳で宮崎医科大学に。・・・・

いい出会いでありますように。

ホームページ→「ノアと三太」

奥さんの絵のブログ→「小島けい絵のブログ」、のぞいてみて下さい。

***********

②Covid 19

CDC (Centers for Disease Control and Prevention、米国疾病予防センター、アトランタ)の「Coronavirus (COVID-19)」は一応チェックするとええと思うね。

今回はいい機会なんで、エボラウィルスとHIVに引っかけて、世界の構図やその中の自分について考えてもらえれば嬉しいと思ってます。
今回のコロナもかなり厄介みたいやけど、エボラはbiohazard level 4という意味ではかなり厄介で、最近は毎年のように西アフリカで被害をもたらしているし、HIVはbiohazard level 2とは言え、性感染症であるだけでなく、人類史上で抗HIV製剤が一番金になるんで、人間の欲がからんで、これまた厄介。

基本になる、免疫機構と血液の資料が届きます。血液は医学用語3章でも出て来るのでその抜粋、免疫機構は高校の生物と2年生のガイトンの生理学の中間にあたるHuman Biologyからの抜粋。授業ではさっと解説しかする時間がないけど、じっくり読んどくとええと思うよ。

それとブログの「つれづれに」とホームページの「つれづれに」にも紹介してる記事を三つ、読んでみてや→

ウェブの情報は玉石混合やけど、すっとこちらに伝わってくるのも時々。三つほどすとんと心に落ちました。

「これで『軽症』と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記」(入院患者の手記はなかなか)

「『とっとと感染しちまえ』 京大准教授、ツイートの思い」

「日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言」(アメリカで医者になった日本の人の手記も本気度が伝わって来るね)

***********

③授業予定

授業自体がどうなるか先行きはわからないけど、すべてオンラインでも、途中から対面でもやれるように、大まかな予定を考えました。

1回目・2回目の授業はブログとメールで、3回目以降はZoomで双方向。

資料は「自己紹介用紙rtf」と「8版1章zip」を参考ファイルにアップロードしています。24日(金)に届けば、印刷して用意してあるのが結構あります。その資料については2回目に解説し、追加資料は授業を見ながら適宜参考ファイルに置くようにします。

<あくまで予定>

<1回目> 授業概要・自己紹介

<2回目> 授業、資料紹介、感染症全般 ;免疫機構、血液感染症(ブログとメール)

<3回目> エボラ出血熱:1995年アウトブレイク;CNN

<4回目> 医学用語1章

<5回目> エボラ出血熱:1976年アウトブレイク;アメリカ映画「 アウトブレイク」

<6回目> エボラ出血熱:コンゴ自由国→独立・コンゴ危機

<7回目> 医学用語2章

<8回目> エボラ出血熱:1995年アウトブレイク以降

<9回目> アフリカの歴史

<10回目> 医学用語3章

<11回目> HIV/AIDS; エイズの歴史

<12回目> HIV/AIDS;HIV増幅のメカニズム

<13回目> HIV/AIDS;抗HIV製剤

<14回目> 医学用語4章

<15回目> アフリカ音楽、アフリカ系アメリカ人の音楽

***********

④課題と課題図書

資料が届いたら、印刷物の形で確認出来るけど、抜粋を載せときます。

<課題と評価について>

課題(エセイ)二つと授業への関わり(感想文などの提出物、発表、コメント)を総合的に評価。課題二つ(100)、授業への関わりと医学用語(試験をした場合)はプラスα。

課題は二つを、1回目は6月10日(7回目)、2回目は7月22日(13回目)の授業開始時に、印刷物の形で提出して下さい。早くてもOKです。定期試験に代わるものなので、未提出の場合は未受験扱いです。期日は厳守。

課題(エセイ):仮説を立てての論証文(課題図書を最低一冊は読む)を二つ。

<発表について>

「自己紹介」、「好きなこと」、「大学で何がしたいのか」、「やりたい専門分野」、「将来の進路選択」などについて、英語で発表。アウトプットの機会にしてもらえると嬉しいです。

<エセイについて>

 エセイは自分で仮説を立てて論述的に書く科学的な論証文です。感想文ではなく、立てた仮説を客観的に論証するもので、仮説の設定の仕方、着眼点や洞察力、問題の取り上げ方や分析の仕方、論証の仕方や表現の仕方などによってレベルが決まります。

 まず、「~は~である」という仮説を立てて、それを資料など(個々の事実)を使って科学的に、論理的に証明していく具体的な例をひとつ。平和について、アフリカとエイズ、南アフリカとアパルトヘイトといった大きなテーマでは、一生かかっても論証出来ませんから、たとえば、「作田信がネオ・タウに突然殴られたのも仕方がない」というような小さな仮説を立てて論証して行く方が説得力があります。誰が読んでも納得できる、読んでなるほどなあ、と感心するものが一番やと思います。

一番多い勘違いは、調べたものをコピーぺーストして並べる、やと思います。資料は必要に応じて集めます。どの資料を拠り所にするか、どの資料を選ぶかも大事です。課題図書も資料の一つです。 折角の機会ですから、個々の事実を使って論理的にある仮説を論証する、というのをやってもらいたいと思います。

詳しくはプリントで。

***********

⑤医学用語

たぶん医学用語は他ではやってもらえないんで、貴重な機会になると思うよ。もちろん最終的には自分でやるんやけど、いいテキストと出会うだけでもだいぶ違うと思う。
アメリカ医学を押しつけられているんで、英語は教養やなくて、医学科生には必須、生研 (biopsy)の結果にしても電子カルテ(Electric chart)にしても英語やから、スポーツでいうなら、その競技の前提になる筋力とかと同じで、医学用語の基礎が医学の前提になるわけや。その意味で、1年の最初の時期にギリシャ語、ラテン語由来の医学英語をたたき込むのは、害にはならんと思う。

The Language of Medicineはよう出来たテキストでもうすぐ12版が出るみたいです。インプットするのは大体2200語くらい。The Language of Medicineを使うようになった経緯については退職の前の年にまとめたのがあります。一部抜粋↓

The Language of Medicine(医学用語)

医学英語に困らなくなったのは、The Language of Medicine(SAUMNDERS ELSEVIER, 8th
Edition)という分厚い医学用語の本を使い始めてからです。アーバイン1号の成田くんたちの学年です。4年生のEMPが始まってもあまりにも積極性に欠ける風にみえたので、このままやとあかんやろとはっぱをかけました。慶應大出身の石井信之くんが具体的に言ってもらわないとわかりませんと反論しましたので、横山さんがファイルを作って足りない点をたくさん指摘しました。その時点で石井くんにギアが入ってしまって、みんなをひっぱって、一年ほどかけてThe
Language of Medicineの約2200語の医学用語の定義と名前の試験を繰り返して全部覚えたようです。五年生になってからは内科の医者を引っ張って来て、毎週英語でケーススタディをやってもらっていました。その成果もあって卒業時には全員が成績上位に並んでいました。林直子さんが「一緒に励まし合うEMPの仲間がいたから、何とか三年間、続けてこられました。」と書いていましたが、うまく協力し合えた学年だったと思います。

The Language of Medicineは自習用のすぐれたテキストで、22章からなり、4章までが基本構造や接尾語、接頭語などで、それ以降は消化器系などの系からなっています。各章の最初に説明と用例があり、次の解説と練習問題でその用例に慣れ、最後に発音記号付きの必須用語が並べてあります。

「EMP9年、結果として、active
learning」(https://kojimakei.jp/tama/topics/works/w2010/4733、「ESPの研究と実践」第11号57-67頁、2014年)

授業でも詳しく話をするけど、この大変な時期に、2200語インプットするのもええんやないか。15回しかないんで1~4章しか出来ないけど、ファイルは用意するんで22章やる人はいつでも言ってや。

***********

⑥クラス名簿(Zoomをする時に必要になりそうやから、学生支援課でもらったファイルからコピーしたよ。)

1 91200013 青木 夏海 アオキ ナツミ
2 91200028 池田 瑞姫 イケダ ミズキ
3 91200031 石黒 真莉奈 イシグロ マリナ
4 91200042 伊東 宏人 イトウ ヒロト
5 91200059 糸川 華乃子 イトカワ カノコ
6 91200066 井上 まい イノウエ マイ
7 91200077 岩井 友里 イワイ ユウリ
8 91200080 岩切 唯 イワキリ ユイ
9 91200095 岩室 心汰 イワムロ シンタ
10 91200103 岩本 壮太郎 イワモト ソウタロウ
11 91200112 上床 裕汰 ウエトコ ユウタ
12 91200127 上村 萌々香 ウエムラ モモカ
13 91200130 太田 有咲 オオタ アリサ
14 91200141 大村 優葵 オオムラ ユウキ
15 91200158 大山 遼 オオヤマ リヨウ
16 91200165 大山 嶺 オオヤマ レイ
17 91200176 緒方 春佳 オガタ ハルカ
18 91200189 尾形 萌音 オガタ モネ
19 91200194 桶谷 有希 オケヤ ユキ
20 91200208 鬼塚 飛駆 オニツカ ヒカル
21 91200217 甲斐 愛理 カイ アイリ
22 91200222 蔭山 慶樹 カゲヤマ ヨシキ
23 91200235 梶原 冴香 カジワラ サヤカ
24 91200246 片岡 凜 カタオカ リン
25 91200253 片山 詩葉 カタヤマ ウタハ
26 91200260 勝田 航大 カツタ コウダイ
27 91200271 加藤 潤 カトウ ジユン
28 91200284 香取 龍雲 カトリ リウ

2010年~の執筆物

アングロ・サクソン侵略の系譜14:宮崎医科大学→続モンド通信17(2020年4月20日)に収載。

1988年4月に、宮崎医科大学一般教養英語学科目等の講師になり、1年生の英語を担当することになりました。学歴のⅡ部が問題になり9月の教授会で承認されなかったものの、推薦してくれた人が3ヶ月後に同じ書類を再提出、「過半数を得て承認されましたよ」、と後で教えてくれました。

宮崎医科大学(旧ホームページより、今は宮崎大学医学部、花壇の一部は駐車場に)

生活は一変しました。

受験に馴染めず行く大学も選べなかった人間が、受験をこなして入学してきた医学科生の英語の授業を担当することになった、わけです。

慌ただしい引っ越しのあと、すぐに新学期が始まりました。5年間も非常勤が続いて居場所がありませんでしたので、研究室が何よりでした。小説を書く空間が欲しくて大学に来たことに多少の後ろめたさは感じましたが、それよりも空間を確保出来たという思いの方が強かったように思います。

私自身ずっと中高の試験のための英語が嫌でしたから、一般教養の英語は都合がよかったと思います。

英語も言葉の一つで伝達の手段だから使えないと意味がない、中高でやったように「英語」をするのではなく、「英語」を使って何かをする、教員としては人の書いたテキストを学生に買ってもらい、1時間ほどで採点をして成績がつけられる筆記試験をするのが一番楽かも知れないが、自分が嫌だったものを人に強いるのも気が引ける、新聞や雑誌も使い、可能な限り映像と英語を使う、折角大学に来たのだから中高では取り上げない題材を使って自分自身や世の中について考える機会を提供して、大学らしい授業だと思ってもらえるような授業がいい、医学のことはこの先医療系の教員が嫌というほどやってくれるのだから、一般教養の担当にしか出来ないことをしよう、自分の時間でもあるし、いっしょに楽しくやりたい、あちこち非常勤をしている間に、大体そんな方向性は決めていました。

最初の授業で配った自己紹介です。

「1949年兵庫県生まれ。

はじめまして。

碌なこともせずに、生き永らえています。疎外感しか感じなかった家や地域を出て行くつもりが、行く大学も見つからずに家を出そびれ、家から通える範囲の夜間課程に通いました。そんなつもりでもなかったのですが、英語をすることになりました。暫く高校の教員をやっていましたが、書きたい空間を求めて彷徨い、やっと何とか大学に辿り着きました。

大学の自由な空間のなかで培う素養は大事なものです。豊かな時間の中で、自分について考え、今まで培ってきた物の見方や歴史観が正しかったのかを再認識してもらえればと願っています。いっしょに楽しくやりましょう。

いい出会いでありますように。

研究室は、福利棟304です。いつでもどうぞ、珈琲を淹れましょう。 たま」

研究室は授業をする講義棟と同じ階にあり、学生食堂に行く道筋にあったせいか、よく学生が部屋に来てくれ、何人かは定期的に来るようになりました。書いたり読んだりする空間さえあれば充分でしたので、学生が来てくれるのは全く考えていませんでした。小さい頃から医者は身近にいませんでしたし、文学しか念頭になく、周りは文系ばかりでしたので、医者やこれから医者になる学生は新鮮で、嬉しい誤算でした。

自己紹介に「珈琲を淹れましょう。」と書きましたので、文字通り珈琲目当ての人もいましたが、大抵はふらりと部屋に来て、他の授業の話や、家族やこの大学に入った経緯や、普段の生活、将来したいこと、授業を聞いている時に心にひっかかったことなどについて、1、2時間か、時には3、4時間ほど、とりとめもなく話をして帰って行きました。

定期的に研究室に来るようになった人たちを大まかに分けると、群れるのが苦手な人たちか、何らかの挫折を味わった人たちかだったような気がします。

映像を使う人が多くなかったからでしょう。プロジェクターも貧弱で、分厚い暗幕で真っ暗にする必要がありましたので、長い映画などを見る時以外は、台車に載せたわりと大きな画面のテレビを毎回教室に持ち込みました。約100人を4つに分けて、1クラス25名程度の授業でしたので、学生とも近いですし、その方がお互いに好都合でした。テレビで録画したものや映画やビデオショップで借りて来てダビングした映像などを編集しました。中でも傑作は、アメリカのテレビドラマ「ルーツ」と、NHKの「アフリカシリーズ」です。修士論文をアフリカ系アメリカ人の作家で書きましたし、アフリカやアフリカ系アメリカについては小中高で意図的に避けているようですし、「豊かな時間の中で、自分について考え、今まで培ってきた物の見方や歴史観が正しかったのかを再認識」するための材料としてはよかったと思います。

「ルーツ」も「アフリカシリーズ」も非常勤で行っていた先のLL (Language Laboratory)教室でダビングしてもらった孫テープです。先輩が整えたLL教室を使わせてもらいました。「ある日、家の近くの海岸でのんびり釣りをしていたら、指導主事を辞める飲み友だちから突然、お前さんどうや?と電話が掛かって来て」、先輩は33歳のときに指導主事になったそうです。辞める人が次を指名するのが慣例だったとか。その後、指導主事時代に、LLを使って現職教員の研修をしたら、その手腕が買われて大阪の私立大学の講師の話が来て、当時の上司の副知事が口をきいてくれたら、「助教授で採用されたわ」、ということでした。

英語科では、助教授の日本人と英会話の外国人講師が同僚で、日本人の同僚が秋から在外研究でアメリカとイギリスに行かれたので、その人が担当していた隣の大学の農学部の非常勤も引き受けました。その人の在外研究の関係で、1年目と2年目は2年生も担当し、3年目からは日本人の同僚が2年生を、僕が1年生を、外国人教師が1、2年生の英会話を担当しました。

研究室で、事務の方か学生の誰かに撮ってもらったような

大学から20キロほど離れたところに一軒家を借り、大抵は片道1時間余りの道を自転車で通いました。

そんな生活が始まりました(宮崎大学教員)